川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

東室蘭駅と「キハ183系引退記念入場券」グッズ 北海道放浪の旅 5日目④

前の記事はこちら。

地球岬と母恋駅 北海道放浪の旅 5日目③

 

母恋駅を後にし、東室蘭駅へやってきました。

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室蘭市の代表駅は「一応」室蘭駅ですが、実際ところは室蘭本線長万部方面との連接駅である東室蘭駅のほうがずっと大きいです。
室蘭駅東室蘭駅業務委託駅であることからも、両者の差は明らかですね。

 

さて、東室蘭駅に来たのは記念入場券を買うためなのですが、東室蘭駅で発売しているのはキハ183系引退記念入場券」だけです。

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表の柄は「スラントノーズ充当の特急北斗」でした。

 

キハ183系引退入場券」を発売している多くの駅では「わがまちご当地入場券」も一緒に発売しているのですが、室蘭市の場合は

わがまちご当地入場券→室蘭駅
キハ183系引退入場券→東室蘭駅

と分かれているので注意が必要です。

まあ室蘭駅キハ183系が来るのは臨時列車しかないので、「北斗」が毎日何本も発着していた東室蘭駅のほうが発売駅としてふさわしいのも事実ですからね。

 

改札口には大雨で特急の運休を伝える掲示がありました。

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こう見ると、この日まともに動いていたのは「カムイ」「ライラック」「すずらん」といった道央圏の特急だけだったようです。

 

そしてキヨスクに立ち寄り、欲しかったブツを調達できました。

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こちらは「キハ183系引退記念入場券」に合わせて発売されたコレクション用のグッズで、北海道内の一部キヨスクと通販で購入可能です。
上がヘッドマークストラップ&ホルダー」、下が「クリアファイル付きコレクション台紙」となっています。

 

ヘッドマークストラップ&ホルダー」には、「ノースレインボーエクスプレス代走仕様のキハ183-1」のスペシャルカードが付属してきます。

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スペシャルカードにふさわしいネタ車両だと思います。

 

一方の「コレクション台紙」はこんな感じ。

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台紙は厚紙製でそこに「わがまちご当地入場券」用の収納シートが付属し、入場券は収納シートに入れて保管できます。

略歴なんかがあったりして、意外といい出来だな~と思ったんですが・・・

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よく見ると、厚紙と収納シートを貼りつけている両面テープが丸見えで超ダサい手抜きな仕上がりになっていました。
「わがまちご当地入場券」のコレクションファイルがいい出来だっただけに、こんなんで商品化するとかどんなセンスしてるの?とツッコまざるをえませんね。

 

ちなみに今回取り上げた「キハ183系引退記念入場券」は2018年10月31日で終了予定でしたが、先日の北海度地震の影響で北海道旅行を取りやめた方からの問い合わせがあったらしく、2019年3月31日までキャンペーン期間が延長されたそうです。

まだ購入しておられない方は、北海道の復興支援も兼ねて北海道内を周遊しつつ、ご購入いただければと思います。

 

次の記事はこちら。

登別駅と白老駅 北海道放浪の旅 5日目⑤

 

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地球岬と母恋駅 北海道放浪の旅 5日目③

前の記事はこちら。

室蘭駅とカレーラーメン 北海道放浪の旅 5日目②

 

カレーラーメンでお腹いっぱいになったので、ちょっと室蘭観光をすることに。
今回訪れたのはこちら。

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室蘭市内にある、その名も地球岬という場所です。
地球岬という名前の響きもあって北海道民なら大体知っている有名な場所ですが、私は初めての訪問です。

 

地球岬」という名前の由来。

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正確には「チキウ岬」という名前で、元々はアイヌの言葉のようです。

説明書きにもある通り、室蘭周辺はクジラやイルカのウォッチングポイントとして知られており、運が良ければここからでも見えるそうです。

 

そんな「地球岬」の絶景がこちら!!

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・・・・・・・・。

 

一瞬「ブリザードが起こったんか?」と見紛うほどの白さですが、これは強烈すぎる海霧です。
まあ、来る前から霧がかかっていたのは分かっていたので、せめて岬の形くらいは見れればいいやと思っていましたが、そんなレベルじゃありませんでした。

 

そんなわけで地球岬を早々に立ち去ったのですが、岬の近くにこれまた前々から行きたかった場所があることに気が付きました。

それがこちらの場所。

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室蘭本線にある「母恋駅」です。

鉄道ファンなら一回くらい聞いたことがある駅だと思いますが、こちらも初訪問。

 

早速中に入ってみます。

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母恋駅は簡易委託駅なので発券窓口があります。
窓口横の掲示板には、母恋駅がメインビジュアルとなった2017年春シーズンの青春18きっぷのポスターも貼ってありました。

 

また母恋駅には「母恋めし」という有名な駅弁があります。

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駅舎内に売店があるのですが、残念ながら訪れたときは閉まっていました。

 

ホームもちょっと散策。

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窓口で記念入場券も購入しました。

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こちらの記念入場券は室蘭駅でも購入可能ですが、せっかくなら券面の駅で購入したいものですね。

 

次の記事はこちら。

東室蘭駅と「キハ183系引退記念入場券」グッズ 北海道放浪の旅 5日目④

 

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大台達成ならず・・・

今回は夜中に特別更新?です。

 

日付が変わりまして昨日は普通にブログ更新を行ったのですが、その裏側ではちょっとやきもきする出来事がありました。

先週末に行われた「川崎駅東海道線ホーム拡張工事」に関する記事を書いたのですが、詳しい理由は知りませんがグーグルのアプリで当ブログの記事が取り上げられたらしく、えらい勢いでアクセスがあったのです。

しかもその数は大台の1日1万PVに達するかもしれない推移を見せておりました。

 

でもって、先ほど日付が変わり結果が出ました・・・というか、タイトルを見れば結果は分かりますね(笑)。

 

 

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惜しくも630アクセス足りず、大台達成は叶いませんでした・・・。
勢い的に言えば、あと1時間あれば大台に乗ったんですがねぇ。

といってもグラフを見ればわかるように、昨日は「お前インチキしたんか?」ってくらい尋常じゃない伸びがあったのは明らかです。
当ブログのここ最近の1日PV数は平均1000PVほどなので、およそ10倍のアクセスをいただいたことになります。

Googleの影響力ってすごい・・・と、まざまざと見せつけられました。

 

 

1日1万PVってのは特に目標にしていたわけでもないんですが、当ブログ的にあまりに現実離れしすぎた出来事で、もう二度とこんなことないのでは?と思い、備忘録も兼ねて記事を起こしてみました。

まあ3日もすればブームも終わり、通常通りのアクセス推移になると思いますので、何も変わらずマイペースで更新を続けていきます。

皆様におかれましても、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

室蘭駅とカレーラーメン 北海道放浪の旅 5日目②

前の記事はこちら。

北の名車たちの成れの果て「陣屋町駅」 北海道放浪の旅 5日目①

 

陣屋町駅を後にして、室蘭市の代表駅室蘭駅へやってきました。

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私が最後に室蘭駅へやってきたのは、781系が定期運用から離脱する直前に「すずらん」を乗り鉄して以来なので、約11年ぶりの訪問となりました。

 

室蘭駅舎は外観通り、中は吹き抜けになっております。

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写真じゃ全景が分かりづらいですが、照明の効果もあってなかなかカッコいいです。

 

お目当ての「わがまちご当地入場券」を購入します。

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表の柄はキハ150形100番台」でした。

 

「わがまちご当地入場券」以外にも室蘭駅には記念入場券があるようです。

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普通の硬券入場券があれば買ったんですが、残念ながら観光用の入場券しかないようです。

 

前回の記事で「長万部付近で室蘭本線で土砂崩れが発生した」と書いたのですが、今度は室蘭~東室蘭間で大雨による線路冠水が発生したようで、室蘭駅発着の列車がすべて運休していました。

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本当に今年の夏の北海道の大雨は尋常じゃなかったですね。
そしてこの数か月後、大地震まで発生するとは思いもしませんでしたが・・・。

 

室蘭駅を後にし、ちょっと早い昼食をとります。
室蘭グルメと言えば「室蘭焼き鳥」が有名でございますが、実は室蘭にはもう一つ名物グルメがございます。

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それはカレーラーメンでございます。

中でもこちらの「味の大王 室蘭本店」さんは最も有名なお店で、室蘭駅からも歩いて訪れることも可能な距離にあります。
こちらのお店も室蘭駅と同様、11年ぶりの訪問です。

 

というわけで、カレーラーメンを発注。

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スープカレーなどとは違いスープは見た目通りかなり濃い目でドロッとしておりますが、麺が超縮れ麺を使用しているためスープと素晴らしいほど絡み合った状態で口の中に入ってきます。
味は中辛のカレーをラーメンスープで割ったような感じで、辛みはそれほどではないのでお子様でも安心して食べられます。

そしてお供のライス・・・カレー味のスープと合わないわけがありませんね(笑)。 

11年ぶりのカレーラーメンでしたが、とても美味しゅうございました。

 

室蘭駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:室蘭駅 みどりの窓口
発売時間:7:20 ~ 19:00
休業日:なし

※2018年11月時点

 

次の記事はこちら。

地球岬と母恋駅 北海道放浪の旅 5日目③

 

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川崎駅 東海道線ホーム拡張後の姿を見物してきた

前回の記事でレポートしました川崎駅東海道線ホーム拡張工事ですが、予定通り11月3日に工事が完了し本日初電より新ホームの運用を開始しました。

そんなわけで本日夕方川崎駅に出向きホーム拡張後の姿を見物してきたので、その様子をお届けします。

 

まずホームに降りてみたのですが・・・

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めっちゃ広くなってました!!あたりまえだ)

ちなみに拡張前のホーム端は、右上にある蛍光灯の真下くらいにありました。

 

ちょうど下り列車が到着。

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拡張前は列車からの下車客と乗車客がごちゃ混ぜになり、階段まで移動するのもひと苦労でしたが、現在はご覧の様なゆとりができました。
今回の工事によるホーム拡張幅は車両1両分くらいですが、その効果は大違いでございますね。

 

今回拡張された部分は工事レポートでお伝えしたとおり、滑り止め加工をした木板を敷き詰めた構造になっており、工業用テープで継ぎ目を簡易的に埋めています。

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点字タイルや乗車目標もちゃんとあります。

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このあとは細部を観察するため、まずは横浜方の端っこへ。

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「旧線」の線路は撤去されず、残されたままとなっていました。

 

ここからホーム中心を眺めます。

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先ほども申した通り、拡張前は蛍光灯の真下くらいがホーム端でした。
これだけ広ければ、ラッシュ時も多少のゆとりが生まれそうです。

 

「屋根 on 屋根」も健在でした。

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続いて東京方の端っこへ。

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このあたりは線路1本分くらいの幅が拡張されました。

↓ 拡張前

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横浜方とは違い、「旧線」の線路は跡形もなく撤去され綺麗になりました。

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↓ 拡張前

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よく見ると、拡張工事前にあった工事車両用の渡り板も撤去されていますね。
このあたりの横浜方との処理の違いは、なんか理由があるのでしょうか。

 

ここからホーム中心を眺めます。

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↓ 拡張前

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拡張前のホームは一直線でしたが、拡張後は中心にかけて膨らんでいます。

 

ここでちょっと気になるものを発見。

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なぜか古い柱が一本だけ取り残されていました。

 

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いったい彼は何のためにここに佇んでいるでしょうか?
単に忘れ去られただけならちょっと可哀想ですね・・・。

 

一方、こちらは新しく設置された柱。

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駅事務室前に一本だけ据え置かれてダイヤなどが貼りつけらており、作りも簡易的なので構造上の支持柱というより立哨用途のためでしょうかね。
こちらもホーム土台が本設されると同時に動きがありそうです。

 

続いてホーム上の設備機器を観察。

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列車の運行に直接影響する灯器類・停車目標などは、昨日の工事で拡張したホーム上に移設されました。

 

バラストや架線の金具などは、もちろんピカピカの新品です。

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一方でそのまま取り残された設備も。

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発車標・監視カメラ・番線標識など列車の運行と直接関係ない設備は、拡張前の位置から移動していませんでした。
いずれにせよ今の位置では中途半端なので、今後の追工事で最適な位置へ順次移設すると思われます。

 

照明は従来の蛍光灯の上部に投光器が追加されました。

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現在は拡張した部分の上部に照明が無いため、増設した投光器で斜め上から照らしている状態です。
てっきり拡張工事中の夜間照明と思っていましたが、まさか残置するとは・・・。

まあこちらも照明が本設されるまでの暫定的なものだと思います。

 

 

 

といった感じで拡張後の姿を観察してみました。
現時点では「とりあえず列車を走らせられる状態にした」という感じで、ほとんどの設備は仮設で動かしているようです。

ホーム自体は昨日の工事で拡張されましたが、全体でみると平成32年(って表現はもうすぐ通じなくなりますが・・・)まで工事が続けられる予定となっています。
これから土台も含めて本設工事が始まり、全ての工事が完了するのは2年以上先ということになりますね。

 

この先の工事は昨日のように派手な工事ではなく、ちょっとずつ完成に向けて部分改修が続いていくものと思われます。
当ブログでも、定期的に進捗をレポートしていければと考えています。

 

工事から1年後の様子がこちら。

 

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