川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

北見駅 北海道放浪の旅 10日目⑦

前の記事はこちら。

遠軽駅 北海道放浪の旅 10日目⑥

 

遠軽町から国道333号線を経由し、隣町である北見市北見駅にやってきました。

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現在は遠軽駅北見駅は隣り合う市町村の駅となっていますが、かつては途中に「生田原町」「留辺蘂町」という2つの市町村がありました。

それが所謂「平成の大合併」によって、生田原町遠軽町に、留辺蘂町北見市に吸収合併されたことにより、現在の形になっています。

とはいえ、合併以前から北見市はオホーツク地方最大の都市であり、町としての規模は段違いに大きく、駅舎も大き目の規模となっています。

 

また駅舎の横には、貨物ホームもあります。

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北見市は日本一のたまねぎの産地でもあり、ここ北見駅から秋~冬期間限定で「たまねぎ列車」と呼ばれる農産物輸送用の列車が運転されています。

そしてこの列車は以前はDD51、現在はDF200のプッシュプル形態で運転されていることは、貨物好きの方にはお馴染みでしょう。

実は私も未撮影な列車なので、いつか撮りたいと思っているところです。

 

北見駅舎の特徴は、地面から突き出たこの三角屋根。

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三角部分は、内部で吹き抜けになっています。

 

駅舎内の様子。

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ちょうど札幌行きの特急「オホーツク」の発車時刻が近かったこともあり、待合室は賑わっておりました。

 

みどりの窓口で「わがまちご当地入場券」を購入。

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表の柄は「常紋越えをするキハ54形」でした。

 

そして北見駅の入場券には北見市記念品引換券」なるものが付いてきます。

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これを駅前のお店に持っていくと、北見市の特産品と交換ができるようです。

ただし、左下の引換券部分は切り取られてしまうので、収集目的の方はご注意を。

 

北見駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:北見駅 みどりの窓口
発売時間:6:10~22:20

※2019年7月時点

 

次の記事はこちら。

消えゆく「ふるさと銀河線」の遺構 北海道放浪の旅 10日目⑧

遠軽駅 北海道放浪の旅 10日目⑥

前の記事はこちら。

道の駅 オホーツク紋別とカニの爪オブジェ 北海道放浪の旅 10日目⑤

 

前回訪れた紋別市から10日目の目的地である網走市へは、国道238号線沿いに行けば100kmほどの距離です。

しかし今回は、石北本線東部の市町村の「わがまちご当地入場券」を収集するため、湧別町から内陸部に入り、石北本線に沿って網走市を目指すちょっと遠回りとなるルートで進みます。

 

まず最初にやってきたのは、遠軽町遠軽駅です。

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かつて遠軽駅には名寄本線が乗り入れていましたが、1989年に名寄本線が廃止され現在は石北本線の単独駅となっています。

駅舎は往年の名残を残した立派なものです。

 

駅舎内の様子。

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直営駅かつ特急停車駅だけあり、中もなかなかの規模です。

 

駅舎の横には、駅そば屋があります。

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こちらの駅そば屋は、乗り鉄時に何度か利用したことがあるお店だったので、久しぶりに食うかと思ったら、残念ながらこの日は臨時休業でした。

しょうがない、またいつ日か・・・と思っていたら、なんとこの旅の後に一人で切り盛りしていた店主さんがお亡くなりになったそうです (゚ロ゚;)

現在も建物は残っていながらも跡を継ぐ方がおらず、このまま閉店か?と言われているようですが、そうなると北海道からまた一つ、駅そばが消えてしまうことになりますね・・・。

 

そばが食べられなかったのは残念ですが、本題の「わがまちご当地入場券」と、期間限定の「キハ183系引退記念入場券」は無事に購入できました。

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「わがまちご当地入場券」の表の柄は「瞰望岩とキハ40形」、「キハ183系引退入場券」の表の柄は「スラントノーズが先頭の特急大雪」でした。

 

遠軽駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:遠軽駅 みどりの窓口
発売時間:7:15~19:30

※2019年7月時点

 

次の町に行く前に、ちょっと撮り鉄をします。

やってきたのは、遠軽駅のすぐ真横にある踏切に架かる跨線橋です。

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ここからは遠軽駅構内を見渡せるのですが、実はこの遠軽駅は北海道内唯一の平面スイッチバック構造の駅として有名でございます。

 

遠軽駅の南側にある踏切付近では、こんな感じで線路が二股に分かれています。

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下の写真右側が旭川方面、左側が網走方面へ向かう線路です。

 

遠軽駅付近の線路配置は、下のようになっています。

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グーグルマップより

東西から延びてきた線路が遠軽駅で合流し、折り返す造りになっているのですが、もっと南側に駅を造れば、わざわざスイッチバックせずとも両線をスルーする構造の駅が造れたはずですね。

ではなんでこんな不思議な線路配置なのか?といいますと、実は旭川方面と網走方面の線路はもともと成り立ちが別物なことが関係しています。

 

最初に建設されたのは網走方面の路線で、遠軽駅は「湧別線」という北見駅とオホーツク沿岸の湧別駅を結ぶ路線の中間駅として開業しました。

その後旭川方面への路線が遠軽駅に乗り入れるようになり、旭川遠軽と湧別線の遠軽~網走が統合して「石北本線」に、残った湧別線の遠軽~湧別が「名寄本線」に編入されましたが、前述の通り遠軽駅から北に延びていた名寄本線が廃止されたため、遠軽駅より南側だけが残されました。

つまりもともとY字状の駅だったのが、路線廃止によってV字部分だけが残されてしまった結果、平地にもかかわらずスイッチバックする構造になったのです。

 

ちょうど列車が出発する時間だったので、ちょっと撮り鉄することに。

まずは旭川方面へ向かう列車が遠軽駅を出発。

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建屋側のホームから、シーサスクロッシングを渡って旭川方面の線路へ転線。

 

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4620D 旭川行き

時刻は16時30分ですが、この列車が北見峠を越えて旭川方面へ抜けることが出来る最終の普通列車です。

といっても、遠軽~上川間に横たわる北見峠を越える普通列車は、この列車を含め2往復(しかも1往復は「特快きたみ」)しかないのですが (^_^;)

特急は4往復走っていますが、18キッパーにとっては国内有数の難易度の区間であると言えそうですね。

 

続いて網走方面の列車が遠軽駅を発車。

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こちらは駅舎と反対側のホームから、シーサスクロッシングを渡って網走方面の線路へ転線。

 

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4669D 生田原行き

こちらの列車は、常紋峠手前の生田原駅まで運行する区間列車ですが、北見・網走方面へは普通列車4本と「特快きたみ」1往復が設定されており、旭川方面に比べたら幾分マシな状況です。

とはいっても、遠方からの乗り鉄遠軽駅周辺を目的地に据えることはまず無いと思われるので、やはり前述の北見峠越えがネックになりますね。

 

これにて遠軽駅を後にし、次なる場所へ移動します。

北見駅 北海道放浪の旅 10日目⑦

道の駅 オホーツク紋別とカニの爪オブジェ 北海道放浪の旅 10日目⑤

前の記事はこちら。

道の駅 さるふつ公園 北海道放浪の旅 10日目④

 

猿払村を後にし、この日の目的地である網走市へ向けて、オホーツク海を眺めながら国道238号線をひたすら南下。

2時間ほど車を走らせ、紋別市の道の駅で一休みすることにしました。

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やってきたのは「道の駅 オホーツク紋別という場所ですが、ここは「流氷科学センター」という施設と一体になっています。

 

紋別市があるオホーツク海沿岸は、冬になると流氷が押し寄せることで有名で、施設の中には流氷にまつわる展示などがありました。

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さすがにホッキョクグマは流氷に乗ってこないと思いますが・・・、まあ細かいツッコみは無粋でしょう。

 

道の駅から道路を挟んだ向かい側には、オホーツク海を望むような広場が整備されています。

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岸壁から海にちょこっと出ている建物は「オホーツクタワー」という施設で、冬になるとタワー下の海も流氷に覆われ、流氷を真上から見られるという観光スポットになっております。

まあ今回のように、夏に行ってもイマイチ面白くないかな?

 

そして紋別市と言えばこれでしょう。

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予備知識のない方は「・・・なんですのこれ?」というリアクションだと思います。

 

オブジェの近くに、解説の案内板がありました。

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こちらはその名もずばりカニの爪オブジェ」と呼ばれるもので、かつては流氷に覆われた紋別港の海の上ので展示されていたそうですが、現在は紋別港近くの陸に据え置かれています。

これが見たくて紋別市に立ち寄ったのですが、想像以上に大きく迫力満点で、それでいて生々しくリアルな仕上がりで驚きました。

 

ちょうど居合わせたチャリダーさんに、写真を撮ってもらいました (^o^)

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このオブジェは12mもあり、だいたい4階建てのビルと同じくらいの高さです。

身長175cmの私と比べると、その大きさがよく分かると思います。

 

10日目は稚内市を出発し、ここまで「北海道の鉄道空白地帯」であるオホーツク海沿岸を旅してきたため、鉄道と関係ない記事が続きましたが、次回からは内陸部に入り鉄道にまつわるスポットを巡っていきます。

遠軽駅 北海道放浪の旅 10日目⑥

京急800形の前面行先方向幕を電動化する

本日の更新は、久しぶりの鉄道部品工作ネタをお届けします。

今回工作する部品はこちらです。

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京急800形の前面行先方向幕でございます。

こちらの方向幕は、5月に行われた「京急ファミリー鉄道フェスタ」で購入したものになります。

今回は、コイツを自作の簡易指令器で動かせるように改造したいと思います。

 

まずは回路解析がてら、この巻取器の仕組みを簡単に解説。

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今回購入した巻取器上部には検知ピンが付いており、方向幕側には検知ピンの場所と合致するように穴があけられています。

方向幕側の穴の配列には規則性があり、検知ピンの落ち込みの組み合わせにより現在のコマ番号を検知する仕組みとなっており、これは以前ご紹介した185系の方向幕と同様です。

 

ただここで注意が必要なのが、800形の方向幕は制御方式が2種類あります

今回取り上げた検知ピン式とは別に、2000形のようなバーコード式の巻取器を採用した編成もあるようで、同じ800形でも両者が混在しているそうな。

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2000形の方向幕

バーコード式の場合は、方向幕の端に印刷された黒い点をセンサーで読み込んで、現在のコマ番号を検知する仕組みとなっています。

 

京急の用語?的には前者を「ブリッジ式」、後者を「SPC式」と呼んで区別されているそうですが、両者の見分けは簡単で

方向幕に穴が開いている⇒ブリッジ式

方向幕に穴が開いていない⇒SPC式

となります。

そして今回取り上げるのはブリッジ式となりますので、SPC式は当記事の話には当てはまらないのでご注意ください。

 

話を戻しますと、上記の検知ピンの先にはトランスが繋がっています。

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トランスの仕様までは探っていませんが、おそらく検知ピンの組み合わせによって、出力電圧が変化する仕組みっぽいですね。

JR・国鉄仕様の方向幕でいうところの「電圧比較式」と同様の考え方で、コマ制御を行っているものと推測します。

 

だた「電圧比較式」と大きく違うのは、コマ制御するための制御基板が巻取器に実装されておらず、出力電圧をそのまま外部に出力する仕組みとなっているのです。

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指令器にすべての巻取器の制御回路が仕込まれているとは考えずらいので、おそらく巻取機とは別に制御装置的なものが存在するんでしょうかね?

詳しいことは調べてもよく分からなかったので、間違っていたらゴメンナサイ。

 

そんなわけで巻取器に制御回路が無いため実装部品点数は少なめで、モーター・コンデンサ・安定器・手動スイッチくらいしか載っていません。

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このくらいシンプルだと、回路解析も楽ちんなんですがねぇ~。

 

解析の結果は詳しくは書きませんが、結論から言うと2000形用の自作簡易指令器をそのまま流用できました。

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上の写真の箇所のように、端子盤にAC100Vとモーター制御用の回路を繋げば、蛍光灯を点灯させた状態でモーターの正逆転制御が可能となります。

ちなみに端子盤への配線接続には、M4のビスを使用します。

 

今回の工作の成果は、こちらの動画でお楽しみください。

京急ブリッジ式の方向幕の工作は初めてでしたが、思ったよりも簡単に電動化できました。

800形は引退してしまいましたが、我が家にはこれからも部品という形で息づいてくれそうです。

 

最後にいつものお約束を。

方向幕の改造は、すべて自己責任で行ってください。

ここに書いていることが間違っていても、責任は負いません。

また質問をいただいてもお答えしませんので、ご了承ください。

 

改造には最低限、電気工事士2級程度の知識と工作スキルが必要と思いますので、自信の無い人は電気工作に詳しい人に頼みましょう。

 

以上、「京急800形の前面行先方向幕を電動化する」でした。

道の駅 さるふつ公園 北海道放浪の旅 10日目④

前の記事はこちら。

宗谷丘陵 北海道放浪の旅 10日目③

 

本連載「北海道放浪の旅」に旅立ったのは、2018年7月1日のことでした。

そして今回、ついに旅をした日から連載が1年遅れとなってしまいました (^_^;)

これは正直、大誤算でございます・・・。

 

それに加えですね、先週末にこれまた10数回に渡って連載する勢いの遠征ネタを仕込みまして、さらに新たな長期連載シリーズが誕生するであろう夏休みが近づいてきており、ヒジョーに厳しい情勢となっております。

更新しきれないほどのネタを抱えているのは、ブロガーにとってはある意味贅沢な悩みなのかもしれませんが、当ブログのネタはある種の時事ネタ的な要素も含む故、先延ばしし過ぎるとネタが腐ってしまいますのでね・・・。

まあ、コツコツ更新し続ける以外に解決策は無いのですが、読者の皆様におかれましても飽きずにお付き合いいただければと思います。

 

 

前書きを終えたところで本題へ。

前回ご紹介した「宗谷丘陵」の観光を終えたのは、ちょうど12時ころでした。

そして10日目の目的地である網走市へ向けて移動を開始したのですが、その網走市というのはですね・・・

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グーグルマップより

なんと現在地の宗谷岬から、こんだけ離れた場所にあるのですよ。

北海道民なら「おおっ、結構あるね」と身構える距離です。

 

といっても、北海道民以外にはいまいち実感が湧かないと思いますので、これを本州に当てはめると・・・

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能登半島の先端から東京都までの直線距離とほぼ同じなうえ、しかも道中はすべて一般道しか使えないという縛りプレー付きなのです・・・。

これを昼間の12時からスタートっていうんだから、いかに面倒くさいことをしようとしているか、感じていただけると思います。

 

というわけで、オホーツク海に沿って延びる国道238号線を南下し始めたのですが、ふと「昼飯食ってねえな・・・」ということに気付きました。

しばらく車を走らせ、稚内市の南隣にある猿払村に入ると道の駅があったので、そこで昼食を摂ることにしました。

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やってきたのは「道の駅 さるふつ公園」という場所です。

国道238号線沿いありますが、猿払市街からはちょっと離れています。

 

この道の駅には、売店やレストラン以外に、なんと温泉やホテルもあります。

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なかなか楽しげな場所であります。

 

そしてこの猿払村、実は日本一のホタテの産地であります。

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日本国内のホタテ水揚げ量は200万トンほどだそうですが、猿払村のホタテ水揚げ量は40万トンを誇り、なんと国内産ホタテの20%が猿払産なのです。

ちなみに、神奈川県民にはお馴染みの崎陽軒のシウマイ」にも猿払産のホタテが使われているそうですよ。

 

そんな猿払村で昼食といったら、そりゃホタテを食べるしかないです!!

てなわけで、レストランでホタテフライ定食を発注。

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味は美味かったですが、ちと小さいなぁ・・・。

 

物足りなさを感じながらレストランを後にすると、売店の横に食べ物屋を発見。

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ホタテの串焼きがあったので追加で発注。

ようやくこれで、心もお腹も満たされました (^o^)

 

道の駅から国道を挟んだ海岸には、公園のような広場が整備されています。

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まず見つけたのがこちら。

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なんとホタテの化石が集まった岩でした。

この猿払村は、太古の昔からホタテの一大生息地だったようですね。

 

そしてもう一つがこちら。

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謎のモニュメントが、オホーツク海を望む高台に建っていました。

 

実はこれ、猿払村のカントリーサインにも描かれています。

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某ローカル深夜番組で「点々打ってある・・・」と絶句していたやつです(笑)

 

私もここへ来るまで正体は知らなかったのですが、これは「インデギルカ号」というソビエト連邦の船が起こした遭難事故による犠牲者の慰霊碑だそうです。

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700人以上が死亡したという、結構大きな事故だったんですね。

こういう事故があったことすら、全く知りませんでした。

 

といった感じで昼食休憩を終えて、オホーツク海にそって南下を続けます。

道の駅 オホーツク紋別とカニの爪オブジェ 北海道放浪の旅 10日目⑤