川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

貨物列車撮影 8/7 EF66 27充当カンガルーライナーを撮る!!

梅雨が明けてから、快晴が続いております神奈川界隈。

本日は前々からずっと狙いたかった、早朝に下る2059レ「カンガルーライナーSS60」にEF66 27が充当されました。

 

というわけで本日は、久々に出社前に鶴見川で早朝撮影を行うことに。

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3075レ EF64 1047

いつもならメインの3075レも、本日ばかりは練習電でございます。

 

でもって本番。

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2059レ EF66 27「カンガルーライナーSS60」

先月のEF66 27号機はずっと特定の運用をループしており、しかもそれが2059レに充当されるA5運用が2059レが運休する月曜日と被るという、絶対わざと狙っているだろと言いたくなる鬼畜ループだったため、ずっと2059レを避けられ続けておりました。

このまま日が短くなって、鶴見川では撮影できなくなるかも・・・と懸念しておりましたが、まだまだ陽が長いうちに青空バックで仕留められてよかったです (^o^)

 

短いですが、本日の朝練はこれにて終了です。

とりあえず、悲願だった鶴見川での青空バックを撮影できたので、もう一度充当されることがあれば別の場所でも狙っていきたいと思います。

初めての叡電撮影 「きらら」と「ひえい」を撮る その2 梅雨の関西撮り鉄遠征⑪

前の記事はこちら。

関西のブログ友「難波オヤジ」さんと共に、宝ヶ池駅から「きらら」に乗ってやってきたのは、一駅隣の修学院駅です。

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今回はここで撮り鉄を行います。

 

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デオ710形712号車

最初にやってきたのはデオ710形ですが、なにやらどこかで見たことがある塗装をしておりますね。

 

実はこの車両、三陸鉄道とのコラボキャンペーンにあわせ三陸鉄道風の塗装に変更された車両で、三陸鉄道の全線復旧を記念して実施したそうです。

駅にもそのキャンペーンポスターが掲出されていました。

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ちなみに、本家の三陸鉄道の車両がこちら。

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三陸鉄道36-205(2008年撮影)

青色の帯が水色っぽいくなっていますが、いい感じにデフォルメされて雰囲気は出ていると思います。

まさか京都の地で、三陸鉄道を感じるとは思ってもおりませんでした。

 

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800系デオ850形

こちらの編成には「鞍馬線開通90周年」のヘッドマークが掲出されてました。

鞍馬山は天狗が有名だそうで、ヘッドマークも天狗をモチーフにしただデザインとなっています。

 

ここで駅横の踏切に移動。

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700系デオ730形732号車「ひえい」

線路レベルで撮影すると、ホーム上で撮影するよりも前面の楕円の大きさが強調されますね。

 

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900系デオ900形「きらら」

宝ヶ池駅から乗ってきた「きらら」が出町柳駅から戻ってきました。

こちらの第2編成は黄緑色を纏っておりましたが、本来第2編成は赤色を纏っており、期間限定で「青もみじ」をイメージした黄緑色に変更されているそうです。

同行いただいた氏に言われるまで、期間限定であったことに気付きませんでしたが、こちらの青もみじ色も似合っているのではないでしょうか。

 

そしてこの修学院駅、駅に隣接して叡電唯一の車庫が置かれています。

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せっかくなので、車庫のほうにも足を延ばしてみました。

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そして門の前に、ちょっと珍しい車両が留置されていました。

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デト1000形

こちらは叡山電鉄唯一の事業用車両で、いわゆる電動貨車というやつですね。

このデト1000形は、叡山電鉄京福電気鉄道の一路線で有った時に導入された車両で、嵐電にも同じ構造の車両が在籍しているそうです。

実は嵐電を撮影しているとき、氏とのおしゃべりの中で車両の話題が出たのですが、まさか実車が見られるとは思っていなかったので、ラッキーでございました。

 

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700系デオ720形

ちょうど撮りやすい位置に留置されていたのが、こちらの723号車だったのですが、なにやらアニメとのコラボ仕様となっていました。

コラボしているのは「であいもん」という京都の和菓子屋を舞台にした漫画で、漫画のなかに叡電が登場した縁でコラボしたそうで、車両の装飾以外にも記念切符なんかも発売されたそうです。

 

これにて叡電撮り鉄を終了しましたが、宝ヶ池駅に戻るついでに「あの車両」に乗り鉄することにします。

初めての叡電撮影 「きらら」と「ひえい」を撮る その1 梅雨の関西撮り鉄遠征⑩

前の記事はこちら。

 

嵐電有栖川駅を後にし、同行いただいたブログ友「難波オヤジ」さんの愛車で京都市内を移動します。

続いての舞台となるのは、京都市北部の比叡山鞍馬山の麓を走る叡電」こと叡山電鉄であります。

こちらの叡山電鉄は、京阪の京都側のターミナル駅である出町柳駅から、比叡山へのアクセス路線である「叡山本線」と、鞍馬山へのアクセス路線である「鞍馬線」の2路線を運営しています。

現在は京阪グループの一員ですが、かつては京福電気鉄道が運営していたそうで、嵐電とともに京都市内の地域輸送と観光輸送を担っています。

この叡電も前々から興味があった路線だったので、今回は嵐電と同様に初めての撮り鉄を敢行することにしました。

 

というわけで、やってきたのは宝ヶ池駅です。

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上述したように、叡電は「叡山本線」と「鞍馬線」という2路線が存在しますが、この宝ヶ池駅は2路線の分岐駅に当たります。

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左が鞍馬線で、右が叡山本線となっております。

 

宝ヶ池駅出町柳方では、叡山本線鞍馬線が複線で分岐する線形となっています。

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鞍馬線宝ヶ池駅が起点ですが、実際の運行は全列車が叡山本線に乗り入れて出町柳駅まで直通しています。

つまり、出町柳駅宝ヶ池駅間では両路線の車両が一気に狙えるというわけです。

 

撮影地の紹介も終えたところで、さっそく撮影開始。

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800系デオ810形

こちらは鞍馬線用の800系デオ810形という車両ですが、形式名のデオの「デ」は電動車、「オ」は大型車という意味だそうな。

大型車という区分は、かつて嵐電と同じ会社であったことから、嵐電路面電車と比較して大型という意味なんでしょうかね?

この車両には「七夕電車」というヘッドマークが付いており、車内には利用客から公募した、願いが書かれた短冊が吊るしてあるそうです。

 

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700系デオ710形

こちらは叡山本線用の車両である700系デオ710形という車両で、鞍馬線が2両編成が基本であるのに対し、叡山本線は単行が基本となっています。

 

「本線のほうが短いんか・・・」と思ったのですが、実は鞍馬線のほうが圧倒的に路線長が長く、叡山本線の単独区間はわずか2区間しかないのです。

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叡山電車ホームページより

しかも重複区間だと、土休日データイムでも2路線がそれぞれ15分ヘッドで運転しているため1時間で8本も運転されているので、それなら単行運転も納得ですね。

 

続いては、ちょっと話題な車両と遭遇。

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700系デオ730形732号車「ひえい」

こちらは叡山本線の観光列車「ひえい」でございます。

このインパクトありすぎな外観はデビュー前の川崎重工業の工場で改造中から話題となり、鉄道友の会の「ローレル賞」も受賞しました。

 

「ひえい」のデザインは、楕円が多く用いられているのが特徴です。

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この楕円の意味ですが

叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や 「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しています。叡山電車ホームページより引用)

ということらしいです。

ちなみにこの「ひえい」は新製車ではなく改造車で、もともとは上のデオ710形とほぼ同じ構造の車体でした。

くの字形の前面形状や屋根上のクーラーなどに面影が残っていますが、パッと見は改造車には見えないくらい、気合の入った改造が施されいます。

 

そんな「ひえい」と並ぶ観光列車が、叡山電車にはもう一つ存在します。

実はその車両こそが、今回のお目当てであります。

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900系デオ900形「きらら」

お目当てだったのは、鞍馬線の観光列車である「きらら」でございます。

この「きらら」は1997年に登場した車両ですが、こちらも「ひえい」と同じくローレル賞を受賞しており、「ひえい」と並び叡山電車フラグシップ的な車両です。

個人的に「きらら」の外観が結構好きでして、実物を一目見たかったというのが叡電にやってきた目的でした、

 

そんな「きらら」を無事撮影できたのですが、見てお分かりの通りこの辺りで滝のような大雨が降り出してきました・・・。

ここでの撮り鉄も飽きてきたので、宝ヶ池駅での撮影はこれで終了して、叡電に乗って次なる場所へ移動します。

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なんと運よく乗車する列車に「きらら」が充当されていました!!

これは超ラッキーでございましたね (^o^)

 

「きらら」の内部はこんな感じ。

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半分は先頭側に固定された1人掛けで、もう半分は窓側に固定された2人掛けのソファー席となっています。

 

鞍馬線沿線では、秋になると紅葉がすごく綺麗らしく、窓は側面・前面とも大型のものが採用されており、展望性が抜群な作りとなっています。

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窓枠にも紅葉があしらわれており、外見だけでなく内装も細かいところまで抜け目のない、とても素敵な車両でした。

そして驚きなのが、この「きらら」は普通列車として運行されているので、なんと運賃だけで利用可能なのです。

運よく当たれば、中々の乗り得な列車だと思います。

 

初めての叡電撮影は、まだまだ続きます。

JR北海道「わがまちご当地入場券」が発売終了に・・・

数日前、ブログの更新記事を仕立てるためにJR北海道のホームページを開いたところ、衝撃のプレスリリースが発表されておりました。

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JR北海道ホームページより

なんと、2017年から発売していた「わがまちご当地入場券」の発売を9月30日で終了するというのです。

突然の発表だったので、とてもビックリしました・・・。

↓PDFのプレスリリースはこちらです。

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190731_KO_gotouchi.pdf

 

JR北海道のプレス内容を要約すると、発売を終了する理由としては

入場券発売から約2年が経過したため、このたび企画の内容を一新することとし、来年春ごろをめどとして新しい企画を準備する

ということらしいのですが、なぜこのタイミングで?というと、個人的な推測ではありますが発売終了日が9月30日であることから、翌10月1日に実施される消費税率の引き上げが関連しているもの思われます。

 

JR北海道では、消費税引き上げに合わせて10月1日に運賃改定を実施し、初乗りおよび入場券の値段が170円から200円に値上げすることが決まっており、通常の入場券と同じ効力を持つ「わがまちご当地入場券」も同じく値上げすることになります。

これがマルスや自動券売機のように、発売時に印刷する切符であれば、ソフトウェアの改修を行うことで用紙自体は継続して使用できますが、「わがまちご当地入場券」は硬券と同じように事前に印刷した切符に日付を押印して発売する形式です。

当然ながら券面の金額を変更するには、印刷済みの入場券をすべて破棄して、新たに全駅分の入場券を再印刷しなければなりません。

 

しかし101駅分の入場券を再印刷するとなれば、1駅あたり1ロット1000枚だとすると、最低でも10万枚の切符を再印刷しなければなりませんし、「わがまちご当地入場券」は両面フルカラー印刷ですから、券売機のような感熱式の切符とはコストが段違いに高くつくでしょう。

発売から2年が経過しある程度需要を満たした状態で、10万枚単位で切符を再印刷したうえ、さらに値上げまで実施するわけですから、これを売って利益を上げていくのが容易ではないことは明らかです。

それであれば、これを機に新しい企画にリニューアルしよう・・・というのも、間違った判断ではないと思います。

 

 

私と「わがまちご当地入場券」の関わりと申しますと、当ブログを定期的に訪問いただいている読者の皆様はご存知と思いますが、現在連載中の企画「北海道放浪の旅」で収集を行った記録を綴っている最中でございます。

ネタバレをしますと、この旅でほぼ全駅の入場券を収集したのですが、唯一未購入の駅があります

その駅とは新夕張でございます。

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JR北海道ホームページより

なんで新夕張駅だけ持ってないの?と言いますと、実は新夕張駅で「わがまちご当地入場券」を発売開始したのは今年4月1日からなのです。

 

もともと夕張市の「わがまちご当地入場券」は夕張駅で発売していたのですが、今年3月31日で夕張駅を含む石勝線夕張支線が廃止されたことに伴い、発売駅が新夕張駅に変更されましたが、私が収集の旅を行ったのは2018年7月だったので、当時は夕張駅で発売していたのです。

新夕張駅の「わがまちご当地入場券」はわずか半年しか発売されないことになるので、ある意味貴重な入場券となるかもしれませんね。

 

私は年末に帰省した時に購入しようと思っていたのですが、9月末までに公私ともに北海道に行く予定はないので、残念ながら新夕張駅に直接出向いて買うことはできなさそうですねぇ。

地元の友人に頼むか、ヤフオクかメルカリで購入するか、ちょっと頭を悩ませているところでございます・・・。

 

 

そんなわけで「わがまちご当地入場券」の発売期間も、残すところわずか2か月となっております。

夏休み期間中、北海道の乗り鉄ついでに収集される方もおられると思いますが、1枚でも多く買っていただければと思います。

 

そして、来年から予定されている新企画の情報も楽しみに待ちたいですね。

続報があれば、当ブログでも取り上げたいと思います。

初めての嵐電撮影 ヤマト運輸チャーター便を撮る!その2 梅雨の関西撮り鉄遠征⑨

前の記事はこちら。

 

今回も「嵐電」こと京福電気鉄道を、関西在住のブログ友「難波オヤジ」さんとともに撮り鉄します。

前回は西大路三条駅付近の併用軌道で撮影でしたが、今回は「京都の下町っぽい場所を走る姿を撮りたい」という私の要望にお答えいただく形で、氏の愛車にて有栖川駅付近の専用軌道区間へ移動します。

 

到着早々、想定外の車両に遭遇。

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モボ630形 モボ631号車「江ノ電号」

前回撮影したヤマト運輸のチャーター便です。

このチャーター便は、営業列車の間を縫うようにして運行されるため速度が遅く、道路が空いていたこともあり、途中で追い越してしまったので2度目の撮影をすることができました。

これはラッキーでございました (^o^)

 

思わぬ幸運に巡り会えた後、有栖川駅の横にて撮影開始。

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モボ101形 105号車「嵐電パトトレイン」

有栖川駅付近は、住宅地を縫うように専用軌道が敷設されており、余所者が連想する「厳かな京都」とは違う「普段着な京都」の町並みを行く姿を撮影することができます。

路面電車というのは、普通の鉄道よりもさらに地に足付けた存在でるので、こういった情景を記録するもの好いですね。

私が思い描いておった撮影地を選定いただいた氏には、感謝申し上げます。

 

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モボ630形 631号車「江ノ電号」

嵐山駅まで荷物を運んだヤマト運輸のチャーター便が、西院車庫へ戻る姿を捉えることができました。

普通の貨物列車でいうところの「返空列車」に相当するのでしょうかね。

 

ここらで雨がパラついてきたので、有栖川駅のホームに移動。

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有栖川駅付近には、レトロな木製架線柱が何本か残っていたので、こちらもレトロなモボ101形と、レトロな木製屋根やベンチを持つ有栖川駅ホームと絡めて一枚。

モボは何年か前に塗装変更されたようですが、それ以外は何十年も前から変わっていないんだろうなと思う光景です。

 

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モボ101形 102号車

疾走感を出すために流し気味で撮影・・・というわけではなく、8時40分だというにえらく暗かったので、露出を稼ぐための流し撮りであります。

 

嵐電でのラストショット。

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こういった情景写真は普段撮りませんが、撮ってみたくなるようなロケーションでございました。

個人的には、こういう下町の風景はピーカン照りより雨に濡れているほうが好ましく思うので、この日ばかりは雨模様で正解だったかもしれませんな。

 

これにて嵐電での撮り鉄は終了です。

お目当てのヤマト運輸チャーター便が撮れて、満足な結果となりました。

 

この後は舞台を京都市東部に移しまして、新たな撮り鉄を行います。