川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「第24回 JR貨物フェスティバル広島車両所公開」に行ってきた。

10月21日に毎年恒例のJR貨物広島車両所の公開イベント「JR貨物フェスティバル広島車両所公開」が行われました。

先週の長野に続き2週連続で遠征してきたので、その様子をレポートします。

 

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この日は秋雨前線+超大型台風の影響で雨模様。

思えば、昨年の本イベントも雨でした。

 

で、私の一番のお目当てはというと

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貨物用機関車のナンバープレートの即売会です

ちなみに購入順番は抽選で決定するので、買えるかどうかは運次第。

今回は150人くらい集まったようです。

 

私的にはEF66のプレートが欲しかったのですが、もちろん速攻で売れてしまいました。

去年は最後のほうに呼ばれ、かろうじてDE10のプレートを買うことができたのですが、今年はクジ運が無く最後まで当たらなかったので、なにも購入できずに終了・・・。

 

その後はほかの販売ブースを物色。

まずは広島車両所の一般販売ブース。

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運行図表が大量に放出されていました。

いくつか欲しかったのですが、この雨では持って帰る段階でグチャグチャになることは目に見えていたので、購入は見送ることに。

 

続いて吹田機関区のブース。

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こちらではEF66EF200の部品が中心に放出されていました。

EF66のナンバーはこちらでもありましたが、もちろん1番目に売れたので買うことができず。

 

で、私が購入したのがこちら。

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EF200のメーカー銘鈑。

EF200の部品は日立製作所で保存された901号機を除くと、最大で20機分しか放出されないのでそれなりに貴重と思います。

 

このプレートは12号機に取り付けられていたものらしいです。

ということで、在りし日のEF200-12号機の写真を引っ張り出してみました。

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これは2014年のダイヤで根岸線の石油列車に設定された、EF200+EH200の異種重連列車(現在の80レに相当)に充当された時のもの。

返空のため荷は空っぽなはずなのに、機関車総定格出力は10520kWという変電所に優しくない列車でした。

 

この列車の機関車は2015年のダイヤ改正EF200が吹田桃に変更され、さらに2016年には新鶴見桃に変更、今年のダイヤではEH200の単機に変更となり、この名物列車は姿を消しました。

当時は、この列車の前を走る3075レと合わせ多くの撮り鉄鶴見川に集結し、EF200-901号機や3075レにEF64原色が充当されたときは、大変な混雑であったことをよく覚えています。

 

続いて富山機関区のブース。

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こちらではEF81のプレートがオークションにかけられていました。

私も札を入れましたが、どれも落札できず。

 

写真はありませんが、即売コーナーで買ったのがこちら。

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実際に使用された区名札で、左がプラ製で右が鉄製のもの。

どちらもEF81で使用されていたもののようです。

 

これも買いました。

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EF81 19号機で使用されていた信号炎管のケース。

鉄道模型の携帯ケースにいかがですか」と勧められたので、購入してみました。

ただ、そのまま入れると模型が壊れるので、なんかしらの改造を施してみたいと思います。

 

といった感じで鉄道部品の購入は終了。

今度は展示車両を見て回ります。

 

まずはメイン展示。

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今年のメイン展示は、EF64 1019号機とEF67 1号機でした。

 

が、とんでもない大雨で撮影どころではありません・・・。

このイベントでは展示機関車のHMが何回か交換されるので、いつもなら何パターンか撮影するところですが、そんなことをしていたら本気でカメラが壊れそうです。

ということで、屋外展示の機関車はサクッと撮影して回ります。

 

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EF66 121

 

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EF66 1

 

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DD51 759

 

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EF67 103

 

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EF59 21

 

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EF210風味のスイッチャー

 

スイッチャーの隣には、謎の貨車が展示されていました。

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後で調べると、チサ9000という、トラックのピギーバック輸送の試験用に試作された貨車のようです。

思わぬものに出会いました。

 

そして、その隣には哀しくなるものが。

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EF66 36が、雨の中留置されていました・・・。

ライトユニットは片側をはずされ、色あせも進んでいます。

近いうちに解体されてしまいそうな雰囲気なので、これが私にとっての最後の姿になりそうです。

 

ここで雨が一段と強くなってきたので屋内に避難。

入場中の車両を見ることができました。

 

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EF66 110

 

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EF210-155

 

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EF510-19

EF210EF510には、まだJRFマークが残されていました。

これも剥がされてしまうのでしょうか・・・。

 

腹が減ったので昼食を摂ることに。

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肉うどんをセレクト。

秋雨に冷えた体に、ダシが効いた汁がしみわたりました。

 

うどんを食べた後もブラブラしようかとも考えましたが、雨がやむ気配が全くないので撤収することに。

まずは芸備線で広島駅へ。

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西日本は路線カラーを駅名標に大きく採用しているので、広島のように大きい駅だとカラフルで楽しいです。

 

この後は広島駅でちょこっと撮り鉄

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末期色の115系

 

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EF66 114充当の貨物列車

 

本当は、朝に広島カープ115系を見かけたのでそれを撮りたかったのですが、来る気配が無いので撮り鉄を終了。

撤収しようと思ったら、カープのユニフォームを着た人たちがゾロゾロとやってきて電車に乗り込みます。

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この日、クライマックスシリーズが行われることは知っていましたが、試合が終わるには随分と早い時間。

もしやと思い調べたら、雨で中止となったようです。

ドーム球場はなにかと批判されることもありますが、こういうときにドームのほうがよいですね。

  

改札を出て、広島駅構内をちょっとぶらぶらしてみます。

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広島駅に来たのは1年ぶりですが、そのあいだに広島駅もずいぶんと変わりました。

改札口正面もテナントスペースの工事が行われていたので、まだまだ変わりそうですが。

 

もともと地上改札口があった(ような気がする・・・間違ってたらすみません)場所。

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こちらは閉鎖されていました。

 

改札外にもカープ

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で、この後は本当は広島県内に一泊し、2018年春に廃止予定の三江線乗り鉄出雲市からサンライズ出雲で帰るという計画を立てたのですが、台風接近でそれどころではなさそう・・・。

ということで、予定を変更しそのまま帰路に着きました。

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新幹線でまっすぐ帰るのも面白くないので、今回は旅費節約も兼ねて夜行バスで帰ることに。

今回乗ったのはJAMJAMライナーという、所謂ツアーバス上がりの夜行バスです。

長距離夜行バスに乗ったのは、およそ10年前にわが故郷北海道発の某深夜番組に触発され「はかた号」に乗って以来でした。

 

乗り心地はというと、なかなかのもので悪くは無かったです。

ただ一点気になったのは途中休憩が多すぎ

アーバス上がりの便はトイレなしというバスもあるので、そういった便に休憩が多いのはわかるのですが、今回の便はトイレ付にもかかわらず4回も途中休憩がありました。

それも深夜2時とか4時とかド深夜に車内の照明を付けて客が乗降するので、そのたびに寝ているところを起こされる羽目に。

一体なんのためにトイレを付けてるの?と思ってしまいます。

 

そんな感じで、約12時間半をかけて秋葉原に到着。

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降り立った東京も土砂降り。

最初から最後まで雨に降られ続けた遠征でした。

 

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