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天王駅で途中下車し、10分ほど歩いてやってきたのは
男鹿線の超有名撮影地である八郎川橋梁です。
名前は知らずとも、雑誌等でここで撮影された写真は見たことがある人は多いでのはないでしょうか。
撮影地はこんな感じ。
線路脇の土手がお立ち台となります。
足場はしっかりしており、場所も定員も多いので撮影地として申し分なし。
ビデオカメラをセットし、しばらくするとお目当ての列車がやってきました。
男鹿発 普通秋田行き 1122D
早朝の男鹿線の名物列車である、キハ40+48の5両編成で運転される普通列車です。
かねてからこの列車を撮影したいと思っていたのですが、秋田まで撮り鉄遠征をすることもなかなか無かったので、ずっと撮影する機会がありませんでした。
しかし、男鹿線に蓄電池車が試験導入され先が見えてきた感があったので、これはいよいよまずいなと。
そこで久々の乗り鉄も兼ねて、この1122Dを撮影するために企画したのが今回の「信州東北ローカル線乗り鉄の旅」でした。
つまり、この1122Dを撮影することが今回の旅の最大の目的だったわけです。
そんな重要な意味を持つ列車を、前日までの曇り空が嘘のような青空の下で撮影することができました。
朝時間帯の男鹿線は、1時間に1本程度の間隔で運行されます。
1122D以降の列車も何本か撮影するため、しばし待機。
川崎や横浜ではありえないだろう、とても穏やかな時間が流れます。
ボーっと景色を眺めていると、次の列車が来ました。
男鹿発 普通秋田行き 1124D
秋田駅から天王駅まで乗ってきた車両が、男鹿駅から折り返してきたようです。
先ほどは広角で撮ったので、今回は望遠で撮影。
ここでの撮影はこれで終了し、橋を渡って対岸に移動します。
橋の上からは風車が見えました。
天王駅までの車窓からも、いくつか風車が見えたので、このあたりは風力発電が盛んなようです。
対岸に到着。
こちらからも風車が見えたので、次の列車は風車と絡めてみることに。
いろいろ試行錯誤をし、いざ本番。
なんかしっくりこない出来・・・。
それと雲が出てきてしまったので、風車が雲に埋もれてしまったのも惜しいです。
まあ、1122Dが最高の条件で撮れたので良しとします。
というわけで、この旅最大の目的であったキハ40系5両編成の1122Dを無事に撮影完了し、八郎川橋梁を後にしました。
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 5日目③ なまはげの里 男鹿駅へ