ここのところ鉄道模型ネタが多いですが、またしても車両を購入しました。
今回はこちら。
KATO 品番10-1432 コキ106+107 コンテナ無積載 10両セット
KATO 品番10-1433 コキ107 コンテナ無積載 2両セット
KATOから発売された、コキ106と107の新製品です。
実車の写真はこちら。
コキ106は、それまでのコキ100系が対応していなかった海上コンテナの積載に本格的に対応するために開発されました。
コキ107はコキ200系をベースに次世代標準コンテナ貨車として開発された形式で、現在も増備が進む最新形式となっています。
現在の高速貨物列車はコキ106・107とコキ104を中心に組成されることが多く、現在の貨物列車を再現するにはなくてはならない形式です。
早速10両セットから開封してみます。
ブック型ケースにコキだけがびっしりと収められています。
10両の車番の内訳は
コキ106:225・388・561・653
コキ107:266・329・376・431・463・471
となっています。
そしてこのセットの一番の目玉は
コキ107-471にテールライト点灯機能が付加されたことです。
今まではTOMIXよりテールライト付きのコキやタキが製品化されていましたが、ついにKATOからもセット品限定とはいえ製品化されました。
今後、ほかの形式にも展開されることを期待したいです。
続いて2両セットへ。
こちらはKATO製のコキではおなじみの発泡スチロール梱包です。
車番は
コキ107:289・345
となっています。
車番以外の仕様は、10両セットのコキ107と同仕様のようです。
2つを開封して「落とし穴」と思ったのが付属品です。
左が10両セットの付属品で、ブレーキハンドルが10両分付いています。
右が2両セットの付属品で、ブレーキハンドルのほかに反射板が付いています。
つまり、反射板は2両セットにだけ付属しており10両セットには付属していません。
基本的にテールライト(カンテラ)を付ける列車は北海道や東北の一部向けの列車に限られており、東海道・山陽本線の列車の再現には不要です。
テールライトではなく車番違い目当てで10両セットを買うと、反射板が付属していない無い状態に陥るので、2両セットも最低1セットは購入しておいたほうが良いです。
ちなみに10両セットのブックケースは
ブランクのスポンジを抜くと12両収納可能なケースとして使えます。
早速手持ちのコンテナを適当に装着して収納してみることに。
(こんな積載の編成は無いぞとか、そんなツッコミはいりませんよ。)
コンテナを装着した状態でも無理なく収納できました。
1番左下のように空コキ状態のときは、最初についていたブランクのスポンジを入れ込めば、コンテナが無くても中でコキが暴れることがありません。
また、車端の手すりの切欠きが一方向に集約されているので、手すりが上側に向くように中敷きをセットすれば、縦置き収納をしても曲がりやすい手すりに荷重がかからずに済みます。
意外と考えられており、感心しました。
今回コキ106・107を14両追加したことで、KATO製とTOMIX製を合わせるとコキ100系は27両になり、目標であった1300t列車1編成の組成に必要な26両の増備を完了です。
ただ、現状ではカマがPF1両しかないので、1300t列車を仕立てることができませんが・・・。
今後は機関車の増備を第一優先とし、あとはタンクコンテナなど、積み荷のバリエーションも増やしたいなと。
今回の記事では製品の中身にはほとんど触れませんでしたが、それは次回以降の記事でまとめたいと思います。