川崎鶴見鉄道録

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出張ついでの趣味活動 高松編⑤ はじめての琴電撮影

前の記事はこちら。

出張ついでの趣味活動もいよいよラストスパート。

最後は、いまだまともに撮影したことが無い琴電撮り鉄します。

 

琴電にはほかの地方私鉄の例にもれず、大手私鉄の中古車両が多く在籍しています。

そして琴電の大きな特徴は標準軌であるということ。

故に、同じ標準軌を採用している京急からの譲渡車が活躍している数少ない路線でもあるのです。

今回はその京急からの譲渡車を狙うべく沿線に繰り出します。

 

まずは瓦町駅から琴電琴平線に乗車。

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やってきたのは、瓦町駅から高松築港方面に1つ行った片原町駅

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駅から高松築港駅側に2~3分ほど歩いて目的地に到着。

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片原町駅から高松築港方面に少し行ったところに左カーブがあり、そのカーブ上に小さい踏切がいくつか点在しており、片原町駅から3つ目の踏切が今回の撮影地す。

午前遅めが順光ですが、手前に影が写っているように南側にはビルが建っています。

太陽が低くなる冬場は、切り位置でも影落ちするかもしれないので注意してください。

 

ちなみに琴電には琴平線長尾線志度線がありますが、このうち長尾線の大半の列車は琴平線高松築港~瓦町に乗り入れています。

つまり、高松築港~瓦町間では琴平線長尾線の車両をまとめて撮影可能です。

 

前置きが長くなりましたが、早速撮影開始。

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1200形(元京急700形)

いきなり元京急車が登場。

ただ、上京した時には700形は引退済みだったので京急時代の姿は知りません・・・。

しかし、瓦町→片原町の移動はこいつに乗ったのですが、内装は旧1000形に通じるものがあったので、「元京急車」だということは乗った瞬間にわかりました。

 

続いてはこちら。

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1100形(元京王5000系(初代))

こちらは元京王車です。

京王5000系(初代)はいろいろな地方私鉄に譲渡されていますが、ここ琴電にも在籍しています。

そして、こいつの特徴は貫通扉の方向幕がLED化されていること。

しかもものすごく写りにくいため、真っ黒になっています・・・。

 

ちなみに琴電では車両の使用線区ごとに色分けをしており、琴平線は黄色、長尾線は緑色となっています。

 

続いては本命が登場。

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1300形(元京急旧1000形)

一番撮りたかった元京急旧1000形の1300形です。

 

ちなみに旧1000形といえば

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久里浜工場の脇にデハ1351とデハ1356が放置されていましたが・・・

 

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今年、京急創立120周年記念事業の一環で再塗装が行われ、久里浜工場公開できれいな姿になったのがお披露目されました。

 

続いての車両。

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1080形(元京急旧1000形)

またしても元京急旧1000形の車両ですが、先ほどとは形式が違います。

種車となった旧1000形時代の仕様違いが琴電では形式に反映されて区別されているようで、前述の1300形とは別形式として扱われています。

 

続いての車両。

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1200形(元京急700形)

最初に撮影した1200形の琴平線仕様。

琴平線が0番台、長尾線は50番台で区別されており、併結もできないみたいです。

 

続いての車両。

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600形(元名古屋市交通局1700形・1900形)

こちらは名古屋市営地下鉄名城線で使われていた車用。

あきらかに先ほどまでの車両と車幅が異なり、車体からドアステップが生えていることがわかります。

 

もともと長尾線は600形のような幅の狭い車両を使用していたのですが、京急車を受け入れるため車両限界を広げる改良工事行いました。

その影響でホームが削られてしまい、従来型の600形では車両とホームの間に大きな隙間が空いてしまうため、ドアステップを増設したそうです。

 

続いての車両。

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1200形(元京急700形)

こちらは琴平線用1200形0番台が長尾線に転属した車両ですが、転属時に50番台に合わせる改造を受けなかったので、長尾線用1200形ながら0番台のままとなっています。

琴電の車両も突き詰めるとなかなかカオスですね・・・。

 

続いての車両。

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1100形(元京王5000系(初代))

この車両は貫通扉の方向幕が幕式のままで、原型に近い形をとどめいてます。

撮影も簡単なので、趣味的にもいいことずくめです。

 

最後はこちら。

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1200形(元京急700形)「ことちゃんひやく号」

こちらは琴電創立100周年を記念した「ことちゃんひやく号」というラッピング車。

登場は2011年ですが、好評だったのか6年たった今も続いているようで。

しかしながら、ちょっと汚いですね・・・。

 

これにてタイムアップ。

1時間半ほどの滞在でしたが、元京急車のうち1070形以外は撮影できました。

次の機会に撮影したいと思います。

 

趣味活動の終了後は昼食へ。

もちろん、昼飯も讃岐うどんです。

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訪れたのは瓦町駅から徒歩5分ほどの「手打ち十段 うどんバカ一代」というお店。

ネットで讃岐うどんのお店ランキングを調べれば、ほとんどのランキングで紹介されるほどの有名店です。

 

讃岐うどんの有名店は、車が無いと行けないような場所に店を構えていることも多いですが、ここは高松市中心部から近いこともあり、私のような出張ついでの余所者でも立ち寄りやすいです。

ちなみに私は3回目の来店。

 

こちらの名物を発注しました。

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「釜バターうどん」です。

釜玉うどんにバターをトッピングし、ブラックペッパーを振りかけた逸品。

味もさることながら、このモチモチの麺が何ともいえない美味しさです。

 

 

この後はスパッと気持ちを切り替えて仕事をこなし・・・

 

 

仕事を終え高松空港から飛行機で帰ります。

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帰りの便にはスタアラ塗装の767が充当されていました。

 

で、気になったのがこちら。

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ANAの機内サービス「MY CHOICE」の冊子なのですが「最終号」と書いています。

 

中を見ると・・・

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11月から機内サービスの体制が変わるようです(すでに変わったというべきか)。

ANAのHPを見る限り扱う品の量が減ったように思いますが、この出張の後から今日まで飛行機に乗っていないので、どう変わったのか把握していません。

いまのところ飛行機に乗る予定はありませんが、改悪になっていないことを祈るばかり・・・。

 

まあ、珍しいお酒以外買ったことが無いので、お酒の扱いさえ維持されていればそれでよいです(笑)。

 

飛行機は1時間半ほどで羽田空港に着陸。

降りがけに乗ってきた機体をパチリ。

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一眼を出すのがめんどくさかったのでスマホで撮りましたが、ノイズだらけ・・・。

この後は、赤い電車に乗って自宅に戻りました。

 

 

これにて、5回に及んだ「出張ついでの趣味活動 高松編」も終了です。

サンライズ瀬戸を除けば午前中のみの活動でしたが、天気も良くなかなかの成果だったかなと。

琴電に関しては、今度はじっくり腰を据えて撮影をしたいかなと思います。

 

おわり

 

 

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