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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目① 山田線振替バス「106急行」で行く山田線(沿線)の旅 その1
さっそくバスに乗り込みます。
まず目についたのはこれ。
なんとこのバスはコンセント付きでした。
しかもですね・・・
窓側と
通路側と
なんと全席に独立コンセントが付いているのです。
しかも高速バスじゃなく「路線バス」ですぜ?
どこぞの新幹線が3列シートでも窓側に1つしか付けないケチ臭さとは大違い・・・。
座席も4列のリクライニングシートを装備。
いっぽうの山田線キハ110は固定ボックスシート・・・。
盛岡~宮古間の移動手段として「バスと鉄道どっちを選ぶか」と質問したら、はっきりいって鉄道オタク以外の人はバスを選ぶでしょうね。
バスは定刻に盛岡駅を発車。
乗車人数は15人程度でした。
まずは盛岡市中心部を回ります。
一応「急行」なので、一部バス停は通過し要所のバス停のみ客扱いを行います。
しかし、あくまでも「路線バス」という扱いなので、盛岡市内での降車はそれなりにありました。
いくつかのバス停を過ぎ、盛岡市郊外へ。
段々と山間部に入り霧も出てきて、ようやく旅らしくなってきました。
走行している道路は国道106号線。
「106急行」という名前は国道106号線を走ることが由来らしいです。
途中で高規格道路を走行。
「築川道路」というバイパスのようで、峠を一気にショートカットします。
なんとなく高速バスチックな車窓ですが
それも長くは続かず、峠を過ぎると再び一般道へ。
3桁国道らしい道路幅の道が続きます。
区界付近を通過。
山田線の線路が見えてきました。
ここから終点の宮古駅までは、国道106号線と山田線が並行して敷設されています。
そして気付いたのが、区界はすでに目的地の宮古市であるということ。
グーグルマップより
なんでも、宮古市は全国で11番目に広い市町村だそうで。
「隣町まで路線バスで行く」と聞けば普通の事に思えますが、ここではそのスケールが違います。
平津戸駅の前を通過。
このときは測量作業が行われていましたが、運転再開への準備だったのでしょうか。
区界を過ぎると再び峠に。
トンネルとうねうねの道が続きます。
バスは途中の道の駅で小休止。
この車両にはトイレが付いていないため、トイレタイムも兼ねての休憩でした。
せっかくなので、外に出てうろうろしてみます。
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目③ 山田線振替バス「106急行」で行く山田線(沿線)の旅 その3