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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目③ 山田線振替バス「106急行」で行く山田線(沿線)の旅 その3
駅前にはバスターミナルを兼ねたロータリーが設置されています。
駅舎をパチリ。
2012年に改装されたそうで、なかなかおしゃれな外観です。
観光案内所も併設されていました。
中へ入ってみます。
東日本大震災の影響で山田線の宮古~釜石間は不通となっており、発車標は消されています。
一方の盛岡~宮古間も部分運休となっており、山田線は満身創痍の状態でした。
(2017年夏当時。 盛岡~宮古間は2017年11月5日に復旧しました。)
駅の運賃表。
山田線のうち、釜石方面は白い紙が貼られ消されています。
これは山田線の宮古~釜石間が三陸鉄道へ経営移管されることに対する処置でしょう。
こういうものは、たとえJR線として復旧されることがないのが確定していても、移管されるその日までは掲示するものだと思うのですが、随分と早急な気がします。
宮古から次の列車までは1時間以上あったので、駅前を散策することに。
まずは駅前通りを進みます。
思いのほか活気づいています。
ちょっと大きめのデパートもありました。
商店街があったので歩いてみることに。
歴史がありそうな建物。
おもしろ店名の本屋さん。
商店街にはこんなのぼりが。
2018年6月から北海道の室蘭市とフェリー航路ができるようです。
プレスリリースを見る限り、一般旅客というよりトラックなどが中心のようですが、正直本州側は仙台や八戸のほうが便利だし、北海道側は苫小牧のほうが便利でしょう。
短命に終わらなければよいですが・・・。
こんなものもありました。
この標識を見る限り、宮古市中心部の被害は比較的軽微だったようですね。
商店街をそれて、脇道に入ります。
味のある銭湯がありました。
しかし、残念ながらこの時間は閉まっていました。
鉄道オタクにはなじみ深いお店も。
こちらの「魚元」さんは、宮古駅の有名駅弁「いちご弁当」の調製元。
しかし震災後は駅構内での駅弁の販売を取りやめ、「事前予約」と「お店で引き取り」を条件に販売をしているようです。
駅前をぐるっと一周し、宮古駅まで戻ってくると何やらいい香りが。
さっきは気づきませんでした、駅舎の影に立ちそばがありました。
小腹がすいたので食事をすることに。
立ちそばにはめずらしくそうめんがありました。
味は普通のそうめんですが、300円にしては量が多く良い感じです。
という感じで宮古駅前散策を終了。
次からは乗り鉄旅に戻ります。
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 6日目⑤ 「あまちゃん」の舞台 三陸鉄道北リアス線を行く その1