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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 2日目② 20年ぶりに札幌市電を撮り鉄する
撮り鉄を終え中心部に戻りますが、ただ戻るだけではつまらないので寄り道します。
今回はどサンこパスなるフリー乗車券を購入していました。
この切符は土日祝日と年末年始に発売される切符で、この切符一枚で大人1人と子供1人が札幌市電に乗り放題になるというもの。
市電の乗車料金は大人1人200円均一なので、大人1人利用でも2回乗れば元が取れるという、なかなかお得な切符でした。
ちなみにこの切符の由来ですが
ど:土曜日に使える
サン:日曜日(サンデー)に使える
こ:子供もセットで使える
というダジャレです(笑)。
コンサドーレとか、レバンガとか、きたえーるとか、なんで北海道の偉い人はダジャレ好きなんですかね。
というわけで、今回はフリー切符を持っているため途中下車し放題なので、まずは外回り電車の電停へ。
電停にはロケーションシステムを利用した運行情報表示器が付いており、しかも一般車と超低床車の区別もできる優れもの。
しかもこの情報は札幌市交通局のホームページでも配信されており、誰でもリアルタイムに市電の運行情報を参照できるのです。
いやはや、私の知らぬところで札幌市電は超近代化しておりました。
電車が到着。
コカコーララッピングの車両でした。
コカコーラと言えば、しなの鉄道にてコカコーラ塗装の115系を復活させるためクラウドファンディングで資金を募り成功させたことが話題となっておりますが、ここ札幌市電では今も現役で走っております。
そんなコカコーラ電車に揺られること約10分。
「電車事業所前電停」で下車します。
電車事業所前電停で降りたということは、当然目的地はこちら。
車両基地なので、電車がたくさん留置されていました。
そして私が会いたかったのがこちら。
ササラ電車です。
今回の帰省中に稼働している姿を撮りたかったのですが、残念ながら撮れずし終い。
稼働中の姿を目撃したことはあるのですが撮影したことは無いので、次回の帰省時は撮影してみたいものです。
こんな電車にも出会いました。
ちょうど貸切電車が出発していきました。
札幌市電は1周1万8000円で貸し切れるそうなので、借りようと思えばだれでも借りることができます。
ここでオフ会なんてのも楽しそうですね。
適当に見学をした後は、外回り電車に乗車して中心部へ。
日没間近の街をのんびりと進みます。
「西4丁目電停」に到着。
ここから延伸部に入ります。
4丁目交差点を曲がって札幌駅前通へ。
札幌駅前通の街路樹にはイルミネーションが施されていました。
札幌市電を外回りでぐるっと一周して「すすきの電停」に戻ってきました。
「雪ミク電車」と並びました。
ここで時間は17時前。
飲み会までは時間があるので、次回は再び市電の撮り鉄を行います。
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