本日の川崎鶴見界隈は、雨こそは降らないもののどんより曇り空。
それに加えかなりの強風が吹き荒れおり、地元での撮り鉄のときは自転車を使う私にとっては撮影意欲が削がれる要素ばかり・・・。
というわけで今日は自宅に引きこもり、鉄道模型の工作を行うことにしました。
今回工作する模型はこちらです。
TOMIXの733系3000番台「エアポート」です。
2月に購入したときレビュー記事を書いたあとから工作に必要な部材を買い進め、最近ようやく弄れる準備が整ったので、ちょうどいいタイミングでした。
今回の工作のメニューはこんな感じです。
①ヘッドライトの色差し
②付属品の取り付け
③カプラー交換
まだまだ初心者なので、そんな大そうなことはしません(笑)。
一歩ずつ、いろいろ弄っていこうかなと思います。
まずはヘッドライトの色差しから。
なんで色差しをするのかは購入レビュー記事にも書いておりますが
実車はシールドビームとHIDの混成ですが、模型は全部白色LEDとなっているのが気に入らないからです。
今回はタミヤの「X-26 クリヤーオレンジ」というエナメル塗料を使います。
私と同じように、ヘッドライトの色差しを行っていた他ブロガーさんがこちらの塗料を使っていたので、真似させてもらいました。
まずは車体からライトユニットを取り出します。
ピンセットで差している爪を広げるとカバーが外れ、導光体が取り出せます。
取り外した4種類の導光体のうち、色差しが必要なものは下にある2種類だけです。
ほかの導光体は塗っちゃダメです。
さっそく筆で塗料を塗りますが、ここでも注意点。
2種類の導光体のうち
下部ライト用の平らなやつ:車体側の外側だけ塗る
上部ライト用の曲がっているやつ:車体側の内側だけ塗る
と塗り方が異なります。
なんでかというと
どちらも1つのパーツで2つのライトの導光体を兼ねており、片方はシールドビーム化する必要がありますが、もう片方はそのままの光り方で残したいからです。
ライトユニットをばらす前に写真を撮っておき、どのあたりまで色差しするか写真と比較しながら作業するとよいと思います。
色差し後は乾燥時間も兼ねて付属品の取り付けを行います。
まずはパーツ類から。
付属パーツはスノープロウ、信号炎管、無線アンテナです。
スノープロウは先頭車用にも関わらず、付属してくるのは増結セットなのでご注意を。
まずはスノープロウ。
先頭台車にポン付けできます。
足元は引き締まりましたが、走行中の斜め上視点からは全く見えません。
まあ、せっかく付属しているので付けましょう。
つづいて信号炎管と無線アンテナ。
こちらは付けないと不自然な穴が屋根に空きっぱなしとなるので必ず付けましょう。
付ける車両は両端先頭車と「uシート」用のサハの計3両です。
続いてはシール類。
車体番号、編成番号、ATS表記、車いすマークが収録されています。
番号はB-3101・3102、B-3102・3202、B-3107・3207編成が再現できます。
最後はカプラー交換。
今回は付属のアーノルドカプラーからボディマウント式TNカプラーへ交換します。
実は今回の部材調達で一番手こずったのが、このTNカプラーでした。
ちょうど市場在庫が掃け切った時期だったのか、名の知れたお店はどこも売り切れで、ネット通販の割高なお店しか在庫がありませんでした。
再生産されて購入できたのが3月下旬だったので、工作着手もここまで伸びてしまいました。
カプラーの交換前と交換後を比較。
手前:アーノルドカプラー 奥:TNカプラー
やはりアーノルドカプラーとは連結間隔が段違いです。
もうちょっと安価であれば、なお良いのですが・・・。
以上で今回の工作が終了。
ライトユニットを組み上げて、今回のメインである色差し効果を確認。
ちょっと黄色が強い気がするので、薄め液で色を少し薄めたほうが良かったかも。
それでも白色のままと比べたら雲泥の差なので、やってよかったです。
といった感じで今回の工作は終了ですが、そのほか手を入れたいのは
・連結器カバーの再現
・パンタグラフ周りの色差し
・室内灯組み込み
ですかね。
室内灯は夜行列車じゃないので付けなくても良いかなと迷っていますが、上2つは頃合いを見てやりたいと思っています。
追加整備した記事がこちら。