川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

E353系「スーパーあずさ」に初乗車した

先週のことになりますが、仕事で松本まで出張する機会がありました。

 

昨年秋にも松本出張があり、そのときは置き換え間近となったE351系とE257系に乗車したので、その様子を下にようにレポートをお届けしました。

古参の車両たちには飽きるほど乗車しているので、今回はデビューから5ヶ月を迎えてブームも落ち着いたであろうE353系に初乗車することにしました。

 

というわけで、中央特急の始発である新宿駅へ。

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今回乗車したのは新宿12:00発の「スーパーあずさ15号」です。

 

まずはお顔を拝見しますが、実車を間近で見たのはこれが初めて。

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ポスターで見たときは「かっこいいなぁ」と思ったのですが、間近で見るとちとイメージと違うなぁ・・・。

個人的にはあまり好きな顔じゃないです。

 

E353系のロゴ。

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窓枠の黒帯もロゴに合わせるかのように丸みを帯びています。

 

方向幕はフルカラーLED式です。

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千切れておりますが・・・表示内容はE657系と同じです。

 

外観撮影もそこそこに車内へ入ります。

デッキと客室内の扉は全面ガラス製です。

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車端部にかかる扉は中心だけガラス製。

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この辺りの意匠もE657系と同じですかね。

 

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外扉もE657系と似ていますがガラスの天地方向は拡大されており、より外光を取り込めるようになりました。

 

続いて普通客室内へ。

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モケットは青を基調とした配色で、なんともさわやかな印象です。

 

座席はE7/W7系ベースの稼働枕付きシートです。

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枕カバーにもE353のロゴがあしらわれてありました。
いつのまにやら、普通の白いカバーになってそうですが・・・。

シートピッチはE351系より10mm狭くなりましたが、シート自体が薄くなったのと台座形状が変わって前座席下に足を延ばせるようになったので、狭くなったのは気にならなかったです。

 

普通車でも最早「付いて当たり前の設備」となったコンセントも全席分あります。

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在来線特急の先鞭であるE259系E657系では肘掛先端に付いていましたが、E353系のシートはE7系ベースのためか前座席の背面下部に設けられました。
ただ、新幹線は窓側座席の分はなぜか壁の下についていましたが、E353系では窓側座席の分も前の座席下に纏められています。

肘掛に合ったほうが向い合せにしたときも使用できて便利に思うのですが、コスト的な問題でもあるんでしょうかね。

 

仕切り扉の上の案内表示もフルカラーLED式です。

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こちらもE657系や新幹線と同じです。

 

荷棚の下には空調の吹き出し口に加え、どっかで見たことあるものが。

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今は未使用状態で消灯していますが、近郊型普通グリーン車E657系でおなじみの「座席の使用状態を示すランプ」が装備されていました。
これは中央特急のE353系統一後は、中央特急でもチケットレスサービスが導入されるということを示しているんでしょうか。

常磐特急のようにチケットレス化=自由席廃止」となったら、短距離の自由席利用者にはかなり痛いことになりそうですねぇ。

 

一部の車両には荷物置き場が付いています。

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デッキ部ではなく客室内にあると、なんとなく安心して置ける気がしてよいです。

 

今回はグリーン車の隣の10号車に指定されたので、グリーン車もデッキ部だけご紹介。

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基本構造はE657系をそのまま持ってきて、内装はE7系っぽくしたような印象でした。

 

そんなこんなで終点の松本まで乗り通しました。

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乗車目標もすでに「世代交代」が済んでいました。

 

乗車した感想はE657系が中央特急にもやってきたでした。
E657系E7系かは知りませんが「どっかで見たことがある」ものばかりだったので、ソフト面では目新しさを感じることはほとんど無かったです。

ただ言うまでもなく設備や乗り心地などハード面は、E351系やE257系とは比べ物にならんくらい快適になりました。
中央特急は高速バスとの競争が激しい路線ですので、普通車に関しては妙な手抜きもなく無難にまとめられてよかったと思います。

私自身はE351系やE257系に思い入れはそれほど無いので、置き換わってくれて大歓迎でございますね。

 

ちなみに帰りもE353系の「スーパーあずさ」に乗車しました。

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こちらは岡谷付近から立川まで意識不明だったので、レポートはありません(笑)。

 

以上、E353系初乗車のレポートでした。

 

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