先週のことになりますが、会社を午後休暇して鉄道模型のレンタルレイアウトに行ってきました。
今回お邪魔したのはこちら。
JR新横浜駅近傍にある「プラスポート」さんです。
私の家から一番近いレンタルレイアウトは、川崎駅地下街アゼリアにあるポポンデッタ川崎店です。
しかし、レイアウトの様子を傍から見た限りお世辞にも客層が良いとは言えないのと、有休を取得しているとはいえ30超えたオッサンが平日ど昼間に川崎駅地下街で鉄道模型に興じているのは世間体にちょっと・・・というか、仕事関連の人に見られると非常にマズイことになりそうなので、のびのび過ごせる専門店にしました。
ちなみに私、レンタルレイアウトを利用するのは今回が初めてです。
事前予約はしましたが、利用方法もイマイチ分かってないので結構ドキドキ・・・。
こちらのお店は、雑居ビルの8階にあります。
普通のオフィスや事務所が入居する雑居ビルに突然現れた異空間。
門構えというか入り口は、鉄道模型のレイアウトのお店には到底見えません。
受付を済ませて中に入ります。
おおーっ!!
思いのほか大きかったスケールに驚きました。
こちらのお店は全部で12線ありますが、大分すると上層の高架6線と下層の地上6線で構成されています。
そのうち私は、地上線の7・8番線の2つを借りました。
手前の2面4線の駅と側線が借りた場所です。
隣り合う番線をまとめて借りれば、複線として使用できます。
各座席には車両ブックケースがピッタリおさまる棚が備えられていました。
これがかなり使い勝手が良く、さすが専門店とあって抜かりないですね。
持参した車両を並べてみました。
この日の地上線は私の貸切だったので、JR北海道軍団が完全占拠しました。
しかし、これだけ車両に統一感があると気持ちいいですねぇ。
他ブロガーさん達が同じ路線を走る車両を留置線にずらっと並べていた気持ちが、なんとなく理解できました(笑)。
さっそく走行開始。
普段は車用ケースに眠りっぱなしの車両たちですが、のびのびと走れて心なしか気持ちよさそうでした。
特にキハ283系なんて、10年くらい冬眠させてましたからね(笑)。
今回持ってきたのは旅客列車だけではありません。
貨物列車もちゃんと持ってきました。
ただ、貨物列車は旅客列車と違って整備途中のため、買った状態のままとりあえず走行させてみました。
それにしても、被写体ぶれしまくりの写真ばかりで申し訳ない・・・。
鉄道模型の走行写真って案外難しいですねぇ。
また、レンタルレイアウトを利用してみたからこそ分かった反省点も。
①欲張って車両を持参しても、意外と走らせられない
今回は旅客列車8編成と貨物列車3編成の計11編成を持っていきましたが、貨物列車はいらなかったです。
2時間の複線だと8編成じゃ足りないかな?と思い貨物列車も仕立てたのですが、旅客列車を走らせるだけで精一杯。
車両を入れ替える手間も時間も結構かかるし、次回は留置可能な本数も考えながらもっと車両を絞るべきだと思いました。
②待避線の有効長はちゃんと守ろう
今回利用した「プラスポート」さんもそうですが、待避線は地上線なら10~15両、高架線なら10~17両となっており、大抵のレイアウトの待避線長は旅客列車前提なため貨物列車にとっては不足気味なところが多いようです。
貨物列車のうちコンテナ列車は20両編成を2つ持って行ったのですが、レイアウトの有効長が15両しかなかったため、1つの番線にコンテナ列車を2本同時に仕立てられずに、1本は編成を分割して側線に押し込める事態となりました。
1番線に1列車しか仕立てないなら有効長は関係ないですが、複数本を仕立てるなら減車状態でもきれいな編成美になるよう、自宅の段階でコンテナ配置を考えて編成を仕立てなければならないですね。
まあ、コキ26両でものびのび走らせることができるレイアウトがあれば、それが一番良いのですが。
といった感じで、あっという間に予約した2時間が過ぎてしまいました。
デビューを終えての感想は
やっぱり鉄道模型は走らせてナンボ
ということを心から感じましたねぇ。
神奈川周辺には他にもレンタルレイアウトがあるようなので、色々なお店を回ってみるのも面白そうですね。
自宅だと試運転用の小判状線路しか敷けないので、お金はかかりますがこういったレンタルレイアウトを積極的に活用していきたいと思います。