川崎鶴見鉄道録

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ニッカウヰスキー余市蒸溜所 北海道放浪の旅 1日目③

前の記事はこちら。

キハ183系 引退記念入場券 北海道放浪の旅 1日目②

 

小樽駅をあとにし、国道5号線余市町へ向かいます。
この旅で最初の観光スポットはこちら。

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ニッカウヰスキー 余市蒸溜所です。
上の写真をみると工場跡を利用した観光施設のように見えますが、この余市蒸溜所は現役バリバリ本物のウイスキー蒸溜所ですのでお間違いの無いように。

札幌近辺在住の北海道民には昔からおなじみの場所ですが、道外の方にはNHKの朝ドラ「マッサン」の舞台となった場所としてのほうが有名かもしれませんね。

 

私は「マッサン」が放送される遥か昔、約20年ほど前に小学校の修学旅行で訪れたことがありますが、当時の記憶は「試飲のリンゴジュースをたくさん飲んだ」ということくらいしか印象に残っていません(笑)。
そりゃまあ、小学生がお酒の工場を見学したって面白いわけ無いですからね。

今は多少ではありますがお酒を嗜むようになったので、改めて訪れると案外面白いかも・・・という気持ちでやってきました。

 

工場見学は「ガイドさんの案内付きツアー」と「フリー見学」の2通りがあってどちらでも自由に選ぶことができます。
ツアーに参加する場合は正門で受付を行いますが、フリーの場合は見学エリアを自由に回ることが可能です(ただし、ツアーじゃないと立ち入れない区域が一部あり)。

しかもここはツアーも含めて、すべて入場無料であります。
なんと素晴らしい。

 

私は時間もないので、フリー見学で工場内を見て回ります。

まずは工場の顔である正門からパチリ。

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有形文化財近代化産業遺産の認定プレートが誇らしげに掲げられていました。

 

続いてはウイスキーを造りだす蒸溜棟。

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余市蒸溜所の蒸溜器は、世界でここしか現存していない石炭炊きを守り続けています。
下の竈に石炭をくべて原料液からアルコール分を蒸溜する仕組みとなっており、運が良ければ職人さんが実際に作業しているところを見られるそうです。

残念ながら夏と冬は蒸溜作業を行わないらしく、作業の様子を見ることは出来なかったので、どうしても見たい方は春か秋に訪れるとよいでしょう。

 

続いてはウイスキーを貯蔵する樽の説明ブース。

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樽の材料となる木材や製造工程の解説、道具などが展示されていました。

 

こちらはリタハウス」と名付けられた建物。

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ウイスキーづくりの研究所として使われていた建物らしいです。

 

こちらは「旧竹鶴邸」

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竹鶴政孝とリタ夫人が実際に住んでいた私邸を復元した建物だそうです。

 

ウイスキー博物館なる展示施設もありました。

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今まで商品化したボトルが展示されていたり

 

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蒸溜所の場所調査や建設計画などの貴重な資料類

 

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本物の第1号ウイスキーも収蔵されていました。

 

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「マッサン」の撮影で使われた衣装や小道具の展示コーナーも。

 

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さらにウイスキーの原酒の試飲コーナー(有料)まであり、これがまた本格的なバーカウンターがあってお洒落な雰囲気を醸し出してました。

私も飲みたかったのですが、今回は車なので飲めず・・・。

 

そしてみんな大好き無料試飲コーナー

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こちらでもウイスキーの試飲ができるのですが、ここでも私は飲めません。
初日から「やっぱり一人旅は列車に限る」としみじみ実感しました(笑)。

しょうがないのでアップルジュースで我慢・・・と思いきや、出てきたのはまさかのバヤリースのアップル味。
修学旅行で来たときは、もっといいジュースを出してた気がしたけど・・・。


最後は売店によってお土産を物色。

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余市蒸溜所でしか販売されていないお酒がいっぱいありました。

 

この中から1本購入してみました。

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「ウッディ&バニリック」という銘柄。

甘いバニラと洋梨やマンゴーのような果実の香りがするお酒だそうな。

 

いつもの角瓶ならレモン炭酸水でハイボールにしますが、これの場合はそれでは勿体無さすぎるのでストレートでいただいてみます。

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バカ舌の私でもはっきり違いがわかるほどおいしい
ウイスキー独特のスモーキーさがあまりなく、甘い香りが広がったあとにスッと口の中に溶けていく感じでしょうか。
ウイスキーが苦手な方でも、これなら飲めるという人もいらっしゃるかもしれません。

まあ、ウイスキー嫌いが買うような値段じゃないですが。

 

といった感じニッカウヰスキー 余市蒸溜所の見学は終了。
短い時間なりに楽しめましたが、やはり試飲できなかったのが悔しかったです・・・。

今度は遠慮なく試飲できる状況下で訪れたいと思います。

 

次の記事はこちら。

道の駅「スペース・アップルよいち」 北海道放浪の旅 1日目④

 

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