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ニセコ駅に続いてやってきたのは、お隣の昆布駅です。
「昆布」という名前が付いているので海が近いと勘違いされる方もいるかもしれませんが、この駅は思いっきり山の中にある駅です。
駅名自体は「昆布」という地名の場所に設けられたからですが、地名の由来は「おそらくアイヌ語」というだけで詳しいことはよく分からないそうな。
この昆布駅は蘭越町という町にあり、町の中心部に蘭越駅があるのですが、蘭越町の「わがまちご当地入場券」は昆布駅が発売駅となっています。
昆布駅は無人駅なので、入場券の発売は駅に隣接する観光案内所に委託されています。
が、ここで大問題が発生しました。
私が昆布駅に到着したのは16時30分頃だったのですが、こちらの観光センターの営業時間は16時までだったのです・・・。
この昆布駅の近くに「昆布温泉」というニセコ地区でも大きな温泉街があるので、時間も遅いから一泊して翌日朝一で入場券を買うか、と思ったら追い打ちをかけるようにもう一つの不運が・・・。
この日は日曜日なのですが、観光案内所は翌月曜日が定休日という事実が判明し、一泊してやり過ごすという手も使うことができなかったのです・・・。
当然ながら、昆布駅の入場券を買うために2泊できるはずもないので、旅の工程を大幅に見直さなければなりません。
この旅のコンセプトである「旅の細かい行程はその都度決める」という、自由気ままという名の無計画さが初日から悪い方向に作用し、旅の柱であったはずの「わがまちご当地入場券をコンプリートする」という目標が達成できないかもしれないという最悪な結果を招いてしまいました。
というわけで初日から旅の計画が崩壊寸前という大ピンチに・・・。
結果的には、この旅最大のヤマ場を初日して迎えることになりましたとさ。
まあしかし、ここでクヨクヨしても何の解決にもならないので、とりあえず昆布駅の入場券は後回しにし、歩みを進めることにします。
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