川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

貨物列車撮影 8/14 鶴見線名物「米タン」を撮影する①

お盆休み真っ只中でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 

私はというと、本当は昨年に続き乗り鉄旅を計画していたのですが、乗り鉄予定の路線が先日の西日本豪雨によって運休となってしまい、計画を断念せざるを得ない状況となってしまいました。

代替案として別の場所に撮り鉄遠征も考えたのですが、先月2週間も北海道を旅したばかりなのでまあ無理して外出しなくてもいいかと思い、今年のお盆休みは自宅でゴロゴロと過ごす有意義な毎日を送っております。

 

こういった長期連休は貨物列車もほとんど運休となるため、趣味活動もやることが無いのですが、今日は「米タン」が動いていることに気付きました。

というわけで今日は、気が付けば当ブログ初登場の「米タン」を鶴見線内でじっくりと追い回したので、そちらの話題をお届けします。

 

「米タン」の基礎知識

今回「米タン」を当ブログで初めて取り上げることから、まずは「米タン」の基礎知識からご紹介します。

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グーグルマップより

「米タン」というのは在日米軍用の航空機用燃料輸送列車の通称であり、横浜市鶴見区にある米軍鶴見貯油施設から、東京都多摩地域にある米軍横田基地まで航空機用燃料を輸送することを目的に運行されています。
この列車の発着駅は上記両施設の最寄駅である鶴見線安善駅と青梅線拝島駅で、両駅から各施設までは専用の引き込み線が伸びています。

かつて尻手~府中本町駅南武線経由で運転されており、白昼の南武線をほぼ全線踏破する貴重な貨物列車でありましたが、現在は川崎貨物発着の石油列車と同様に新鶴見信号場・武蔵野貨物線経由で運転されています。

 

「米タン」の運転日は不定なのですが、実際には以下の特徴があります。

・通常は火曜日と木曜日の週2日運転されることが多い。

・火曜日と木曜日が「日本の祝日」の場合はお構いなしに運転されるが、「アメリカの祝日」の場合は運休することがある。

・火曜日と木曜日以外も運転されることがあるが、それは軍用機の燃料消費が増えることを意味しているので、東アジア地域の軍事的緊張度が増すと「米タン」の運転日も比例して増える傾向にある。

以上のツボを押さえておけば、ある程度空振りは防げると思います。

 

一応基礎知識としては紹介するのはこんなところですが、もっと詳細を知りたい方はほかのブログなどをご参照ください。

 


 

前置きがかなり長くなりましたが、ここからが本題です。

当ブログの守備範囲でいうと新鶴見信号場以南が撮影ポイントになるわけですが、今回は久々の撮影ということもあり鶴見線内での姿を撮影するということに拘ります。
まずは浜川崎駅武蔵白石駅の撮影地で「米タン」をお出迎えです。

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8078レ EF210-151

こちらの8078レは、横田基地からの返空列車にあたります。
一応、所定牽引機はPFとされていますが、今日は鶴見桃が充当されていました。

 

ケツ打ちもしておきます。

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上の写真だと分かりづらいですが、「米タン」は武蔵白石駅手前から本線を外れて、武蔵白石駅上りホーム裏手にある安善駅側線へのアプローチ線に転線します。
そのため、武蔵白石駅下りホームからは撮影できないので駅撮りを考えている方はご注意ください。

 

ここからは自転車で安善駅に移動し、入れ替え作業を見学します。
この入れ替え作業がなかなか面白いです。

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安善駅に着いた頃には、ここまで8078レを牽いてきたEF210の切り離し作業を終えたところでした。

 

安善駅の鶴見方には引き上げ線があり、「米タン」運転時はこの引き上げ線が大活躍します。
タキが止まっている線路がその引き上げ線です。

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奥に停まっているタキは事前に鶴見貯油施設で燃料を積んだ状態で留置されており、このあと横田基地までの積載列車の荷となります。

 

EF210の入換が始まりました。

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まずは単機でシーサスクロッシングを渡り、さきほどの引き上げ線に向かいます。

 

引き上げ線でタキと連結し、荷を牽いて折り返します。

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帰りはシーサスクロッシングを直進し、先ほどの隣の線路に向かいます。

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空のタキと並んで停止。

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このEF210とタキはこの後8079レとして横田基地へ向かいます
発車時刻までこのまま待機するので、EF210と積載タキの入換はこれで終了です。

 

続いて返空列車の入換が始まりました。
まずは待機していたDE10が引き上げ線へ向かいます。

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引き上げ線から折り返し、シーサスクロッシングを渡って8078レで到着した空タキのもとに向かいます。

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空タキ連結後は再び方向を変えて、今度はタキを牽いて引き上げ線へ向かいます。

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引き上げた後はさらにもう一回折り返し、今度は推進運転でタキを奥の側線へ押していきます。

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このあと返空列車は米軍鶴見貯油施設まで運ばれていくのですが、長くなってしまったのでそちらは次の記事に続きます。

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