いつのまにやら11月となり、先月から続いております鉄道イベント行脚も、いよいよ終盤戦へ突入です。
大変よいお天気に恵まれた本日の横浜市では、毎年恒例となります横浜市交通局公開イベント「はまりんフェスタ」が開催されましたので参戦してきました。
今回はそちらのレポートをお届けします。
この「はまりんフェスタ」は、横浜市営地下鉄にある3つの車両基地のいずれかで開催されます。
昨年・一昨年はブルーライン新羽車両基地で行われましたが、今年は副題にありますとおり「横浜市営バス90周年・グリーンライン10周年」ということもあってか、2015年以来3年ぶりにグリーンライン川和車両基地で開催されました。
まずはお目当てのバス・地下鉄部品販売から回ります。
本イベントの部品販売は事前抽選制でありますが、今年は約100番という可もなく不可もない順番でした。
約100番時点での地下鉄部品はこんな感じ。
横浜市営地下鉄の場合、近年は廃車が発生していないため車両系の部品はほとんど出ません。
2020~22年度にかけて3000A形を3000V形に更新予定らしいですが、それまではこんな状況が続くと思われます。
一方のバス部品。
こちらも「部品」というより「備品」販売といった趣でしょうか。
バス方向幕が売ってた頃は、部品即売会独特の「殺気」が漂っていたものですが、方向幕販売の無き今は随分とマッタリしております。
バス方向幕の制御部品が欲しかったのですが、すでに持っている部品しかなかったので部品の収穫は無し。
スタフを漁ったところ、よく使う系統の行路揃いセットがあったのでそちらを一点だけ購入しました。
部品販売会場を後にし、会場を一通り回ります。
まずは検収庫内の車両展示から。
車両にはグリーンライン開業10周年のヘッドマークが付いていました。
ちなみこちらのヘッドマークは今年2月25日から4月27日の期間に掲出されていたそうで、今は付いていないらしい・・・。
グリーンラインなんて「はまりんフェスタ」が川和車両基地で行われない限り使わないので、ヘッドマークが付いたことなど全く知りませんでした。
こちらはまだ見られるやつ。
かつて運行されていた横浜市電をイメージしたラッピング車両だそうです。
この車両が走っている期間に、一回くらいグリーンラインを撮り鉄してみるのも良いかもしれません。
続いては屋外の市営バス展示コーナーへ。
バスの展示コーナーで一番の注目は、市営バスじゃない車両でした(笑)。
トヨタ自動車が開発した「SORA」という燃料電池式の路線バス車両です。
こちらの車両は横浜市営バス所属ではなく、デモンストレーションのために出張してきたようです。
トヨタ自動車グループでバスと言えば日野自動車が浮かびますが、燃料電池車に関してはトヨタ自動車が手掛けているんですね。
この車両は都営バスが導入済みのほか、京浜急行バスも導入決定済みらしいです。
説明員の方によると横浜市営バスでも導入を検討しているそうで、近い将来みなとみらい辺りを走り回っているかもしれませんね。
そのほかの車両もご紹介。
こちらは横浜交通開発所有の車両で、ナンバーが東京オリンピック仕様のものが装着されていました。
こちらはお馴染み「はまりんバス」。
こちらもお馴染み「あかいくつ」。
横浜市営バスでは数少ない方向幕装備車です。
地下鉄・バス車両以外の展示もご紹介。
こちらは軌道検測車。
こちらは高所作業車。
こちらは添乗体験に使われていました。
消防車も出張していました。
展示以外の催しもざっくり紹介。
今年は前述したとおり「横浜市営バス90周年・グリーンライン10周年」ということで、ステージイベントの内容もそちらが中心となっており、現役のバス運転士、地下鉄運転士さんも登壇されておりました。
横浜市交通局のマスコット「はまりん」との記念写真ブース。
現役の地下鉄駅長さんたちとの記念撮影。
毎年のことですが、これだけの駅長さんがそろい踏みってのもスゴイですよね。
地下鉄記念券の発行ブース。
タダで貰ったポップコーン。
今年6月2日にデビューした「鉄道むすめ」シリーズの横浜市交通局版のキャラクター「高島あざみ」仕様の紙コップが配られていました。
といった感じで会場を回って撤収。
以上「はまりんフェスタ 2018」のレポートでした。
2017年開催のレポートはこちら。