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引き続き「わがまちご当地入場券」を収集するため厚真町へ移動します。
ここんところ記事上には駅しか出てこないので旅の記録は単調ですが、実際の道中はちょっとしたドライブ気分で初夏の北海道を楽しんでおりました。
そんなわけでやってきたのは、北海道の重要インフラ「セイコーマート」です。
といっても、お茶を買うために寄ったわけではありません。
厚真町の「わがまちご当地入場券」発売駅である浜厚真駅は無人駅なので、セイコーマート厚真店で委託販売されております。
表の柄は「厚真川を渡るキハ40形」でした。
とまあ、浜厚真駅の入場券のことを随分とあっさり書いたのですが、問題なのは発売箇所であるセイコーマート厚真店の場所です。
グーグルマップより
なんと浜厚真駅から約17kmも離れている場所にあり、グーグル先生によると徒歩で3時間半もかかるそうです・・・。
ちなみに17kmを京浜東北線に当てはめると、東京駅から蒲田駅を越えて多摩川橋梁くらいまでの距離に匹敵します。
まあ、実際のところは「浜厚真駅が厚真市街からすごく離れている」という表現が適切でしょうね。
そんなこともあり、JR北海道のホームページ上でも
と、浜厚真駅からのアクセスは難しいと公式アナウンスされており、早来駅からバスでアクセスするのが最善のようです。
自動車以外で収集を考えている方はご注意を・・・。
浜厚真駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:セイコーマート厚真店(浜厚真駅から約17km)
発売時間:5:00 ~ 24:00
休業日:なし
※2018年11月時点
安平町には「安平駅」という町名と同じ名前の駅名がありますが、「わがまちご当地入場券」の発売駅は早来駅です。
この安平町は「早来町」と「追分町」という2つの町が合併して誕生した町で、市街地も合併前のそれぞれの中心駅であった早来駅と追分駅の周辺に集まっており、肝心の安平駅は両駅にちょうど挟まれているのですが周辺は閑散としています。
鉄道駅としての地位は古くは石炭輸送の要衝として栄え、現在も石勝線との連接駅で特急も停車する追分駅のほうが格上のはずですが、安平町役場が早来駅周辺にあるため早来駅が選ばれたものと推測します。
安平町を始めとする胆振・日高地区は日本最大の競走馬の産地です。
そんな安平町を代表する競走馬がこちら。
「七冠馬」ディープインパクトとジェンティルドンナです。
競馬に興味が無い方でも、ディープインパクトの存在を覚えておられる人は多いのではないでしょうか。
「わがまちご当地入場券」は物産館のレジで購入できます。
表の柄は「日高線色のキハ40形」でした。
早来駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:早来駅きっぷ売り場(安平町物産館内)
発売時間:8:30 ~ 18:00
休業日:年末年始
※2018年11月時点
さて、この後は日高本線沿いに浦河方面へ向かう予定だったのですが、天気予報を見ると翌日にかけて土砂災害に警戒が必要なレベルの大雨の見込みとのこと・・・。
今回はバイクではなく車なので雨は構わないのですが、土砂災害で通行止めなどが発生すると旅に影響が出てしまうので、札幌市の実家へ戻って旅を一旦仕切り直すことにしました。
といっても店じまいをするには早い時間なので、札幌市へ戻るついでに前々から行きたかったスポットへ寄り道します。
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新千歳空港「生コンポイント」で飛行機撮影 北海道放浪の旅 5日目⑧