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早来から札幌市の実家へ戻るため道央道千歳ICへ向かったのですが、その道中には北海道最大の空港「新千歳空港」がございます。
新千歳空港周辺には撮影地がいくつかあるのですが、その中でも一度行ってみたかった場所が通り道にあったので、寄り道してみることにしました。
なんだか物々しい場所でございますね・・・。
グーグルマップより
今回訪れたのは、新千歳空港の東側にある「生コンポイント」と呼ばれる撮影地。
「新千歳モーターランド」というレジャー施設のすぐ脇にあり、国道36号線からここへ至る道の入口に「會沢高圧コンクリート」という工場があることから、その名が付いたそうです。
ここは滑走路のすぐ脇にあるので、離着陸する飛行機を至近距離で撮影することができます。
看板が色々ついていますが、盛雪禁止の注意書きはあるものの撮影自体は禁止されていないようです。
周辺には有刺鉄線付きのフェンスが立っており、ポイント入口の道路付近での撮影には3段脚立以上の足場が必須となります。
しかし上記の道を進むと、見晴らしのいいお立ち台がありました。
アングルにこだわりが無ければ、こちらから狙えば足場は不要です。
今回は足場を用意していたので、入口のフェンス付近に陣取って撮影しました。
そんな感じで、初めての新千歳空港での飛行機撮影を開始です。
最初にやってきたのはピーチのA320でした。
私の飛行機撮影は基本的に羽田空港でしか行わないので、羽田空港には夜中か早朝しか発着しないピーチは(たぶん)初撮影です。
この日は北風運用でしたが、離陸機の場合はAPS-Cで200~400mmくらいの焦点距離がちょうど良さげです。
続いてやってきたのはバニラエアのA320。
バニラエアは一回だけ成田から千歳まで乗ったことがあるのですが、撮影したのは(たぶん)初めてです。
着陸機の場合、タッチダウンは300mm以上必要ですが、真横に来ると100mmでも長いほどの距離感です。
今回はCanon7DMark2とEF100-400mmL2の組み合わせで撮りましたが、標準レンズを付けたサブカメラも欲しい気分になりました。
続いては外国からのお客さんが2連続。
こちらはシンガポールを拠点にするスクートというLCCのB787。
スクートも初撮影です。
続いては韓国を拠点にするエアプサンというLCCのA321。
2連続で初撮影の外国機が撮れてラッキーでした。
続いては「北海道の翼」が登場。
こちらは羽田空港でいくらでも撮れますが、北海道内で撮ると一味違うような気がしないでもないです。
・・・いや同じか。
今日のシメ。
小雨がぱらついてきたので、「TOYAMA」ペイントのB737-800を撮影して切り上げました。
本筋とは離れますが、もうひとつ「羽田空港では撮れないもの」が撮れました。
新千歳空港周辺では、空港に隣接する航空自衛隊千歳基地の戦闘機も撮影できます。
しかし生コンポイントからだと、新千歳空港の向こう側に自衛隊用滑走路がある配置になるためかなり遠いうえ、機体サイズも旅客機より一回り小さいので、自衛隊機を狙うなら大砲レンズかテレコンを用意したほうが良いです。
といった感じで初めての新千歳空港での飛行機撮影が終了です。
地元の羽田空港では撮れない会社の機体が撮れたので、それなりに満足な結果でした。
今度は冬場の晴れた日に訪れたいです。
このあとは札幌市の実家へ戻り、5日目が終了しました。
5日目の移動距離:269.1km
ここまでの移動距離:1045.2km
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