つい先日の12月3日、有給休暇を取得して会社をお休みし秩父鉄道へ日帰り撮り鉄遠征を敢行しました。
今回の遠征の目的はこちらの列車です。
秩父鉄道ホームページより
秩父鉄道では「SLパレオエクスプレス」という観光列車を運転しているのですが、その列車を牽引するC58形が故障したため、ここ数か月電気機関車による代走を実施し「ELパレオエクスプレス」として運転を行っています。
そんな最中の12月2日と3日、秩父地方最大のお祭りである「秩父夜祭」が開催されることにちなみ、こちらの列車が「EL秩父夜祭号」と名前を変えて、しかも最大3重連で運転されるという特別企画が実施されました。
そして秩父鉄道といえば、太平洋セメント向けに石炭や石灰石を積んだホッパ車の貨物列車を数多く運行していることでも有名です。
私も前々から秩父鉄道の貨物列車を撮影したいと思っていたのですが、今回は「パレオエクスプレス」で滅多に無いEL重連の姿が見られるということで、どうせなら思い切って3重連となる月曜日に遠征を決行し、EL3重連と貨物列車をまとめて撮影しようと思い立ちました。
というわけで今回より、何回かに渡って「初めての秩父鉄道 撮り鉄遠征」の話題をお届けします。
朝6時に川崎駅を出発して上野東京ラインを北上し、高崎線と秩父鉄道の接続駅である熊谷駅にやってきました。
秩父鉄道は初めての訪問なので、今回は乗り鉄も兼ねて自動車やバイクなどを使わず、電車移動で撮影することにします。
まずは窓口で、今回使用する切符を購入。
今回は秩父鉄道線が全線乗り放題となる「足袋×たびきっぷ」というフリーパスタイプの切符を使用します。
秩父鉄道はSuicaなどIC乗車券が使えないので、いちいち切符を買わなくても済むフリーパス乗車券があるのは便利ですね。
ちなみに足袋は、沿線にある行田市の名産品だそうな。
ホームに入ります。
地方私鉄らしい、味のあるホームです。
乗車する列車まで時間があったので、旅客列車を駅撮りしておきます。
こちらは元東急8090系の7500系。
ヤマトタケルのラッピングが施されていました。
こちらは急行用車両として使われている元西武101系の6000系。
この日開催されていた「秩父夜祭」のヘッドマークを付けています。
奥の側線には、リバイバル塗装の6003編成もいました。
秩父鉄道も、他の地方鉄道と同様に「中古車天国」となっています。
流用元の車両に思い入れのある人にとっては、堪らないでしょうね。
熊谷駅での撮影はこれにて終了、いよいよ次回からが本番です。