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まずは熊谷駅から下り列車に乗ります。
元東急8090系の7800系が充当されていました
熊谷駅から15分ほどの武川駅で下車します。
武川駅は秩父鉄道で運行されている貨物列車の拠点となっている場所です。
グーグルマップより
秩父鉄道の貨物列車は大きく分けると
・影森・武州原谷駅~三ヶ尻駅の石灰石列車
・熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻駅の石炭列車
の2系統が運転されています。
石灰石列車は、秩父方面から武川駅を通過して三ヶ尻駅へ向かいますが、一方の石炭列車は、熊谷貨物ターミナルから一旦武川駅へ入った後方転して三ヶ尻駅に進入するという、ちょっと変わった経路で運転されています。
つまり、武川駅~三ヶ尻駅間では石灰石列車と石炭列車を両方撮影可能ということになるわけです。
今回は武川駅の東側にある踏切に陣取り、石灰石列車・石炭列車・EL秩父夜祭号をまとめて撮影することにしました。
まずは練習電。
1003列車「急行秩父夜祭3号」
秩父鉄道では有料の急行列車が運転されていますが、この日の急行列車は「秩父夜祭号」という愛称が与えられ、専用のヘッドマークも取り付けられました。
1006列車「急行秩父夜祭6号」
こちらは上りの急行列車。
上りと下りでヘッドマークのデザインが異なっているようですね。
1515列車 影森行き
1517列車 三峰口行き
こちらは「秩父三社トレイン」というラッピング車両だそうな。
1524列車 羽生行き
ここまで練習電を撮影したのですが、なぜか本来通過するはずの貨物列車が一向に現れません・・・。
嫌な予感がしてきたところに、偶然秩父鉄道によく撮影に来られるという常連さんに出くわしたので、恐る恐る貨物列車の運行情報について聞いてみると・・・
俺「貨物狙いで来たんですけど、全然来ないんですよねぇ」
常連氏「ああ、夜祭の大祭日(12月3日)は大体運休しちゃうんですよ」
俺「なんだってぇぇぇーーーーー!!」
常連さんによると、大祭の日は臨時ダイヤで旅客列車が増発されるうえに、お客さんが殺到してダイヤが乱れやすいので、例年貨物列車は止めちゃうのだとか。
もう、戦意喪失ですよ・・・。
私的には「貨物のついでに」EL秩父夜祭号を撮影しに来たのに、本命の貨物列車が走らないんじゃあ、わざわざ有給休暇を取得してまで来る意味は無かったわけで。
というか、もっと事前に調べとけよって話なんですけどね。
そんな失意の中、EL3重連が登場です。
3001列車「EL秩父夜祭号」
この日はデキ506+デキ105+デキ201の3重連でした。
欲を言えば青色で統一してほしかったですが、小型機関車とはいえ菱パン6連続は圧巻ですねぇ。
武川駅に石灰石列車の積車編成がいたので、てっきり運行すると思っていたのですが、よく見るとパンタグラフを下していますね。
下しているのに気付いていたら、ダメージは少なかったかも・・・。
そんなわけで、本来の目的であった貨物列車は撮れそうも無いことが判明したので、今回のメインをEL3重連に変更することにしました。
次回も引き続き「EL秩父夜祭号」を追っかけます。