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「京急発祥の地」大師線を散歩する旅、続いては鈴木町駅周辺にやってきました。
鈴木町駅は1929年に開業し、開業当初は「味の素前駅」という駅名でした。
そんなわけで、駅前には味の素の工場群があります。
味の素前駅は、1944年に所在地の地名である鈴木町駅に改称されましたが、この「鈴木町」という地名は、味の素の創業者である鈴木三郎助にちなんでいるそうな。
つまり駅名が変わっても、この駅と味の素は切っても切れない間柄なのですね。
そんな土地柄のため、多くの味の素従業員が鈴木町駅を利用するので、下りホームに隣接して味の素関係者用の改札口があります。
駅は工場の正門に隣接しており、正門の真ん前には踏切があります。
「味の素踏切」みたいな名前を期待していましたが、残念ながら凡庸な名前の踏切でございました・・・。
せっかくなので、「京急120年の歩み号」と絡めて一枚。
守衛所の上にちょこんと乗っている「アジパンダ」が可愛いです。
「アジパンダ」は駅の回りにも。
見た目は味の素仕様の自販機ですが、中身はキリンの飲料が入っていました。
ここで味の素を売っていたら面白いんですがね(笑)。
駅前の道路には「アジパンダ」の足あとがあります。
この足あとを追いかけた先にあったのは・・・
「味の素 うま味体験館」という、味の素の主力製品である「味の素」「ほんだし」の製造工程見学や包装体験などができる施設がありました。
予約制なのでふらっと立ち寄ることはできませんが、ご興味がおありの方は工場見学を申し込んではいかがでしょうか。
こんな感じで、鈴木町駅周辺は「味の素だらけ」の町でございました。
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