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川崎大師を後にし、東門前駅へやってきました。
東門前駅は1925年に「海岸電気軌道」という会社線の駅として開業しました。
この「海岸電気軌道」という会社は、現在の京急の始祖に当たる「大師電気鉄道」から改称した「京浜電気鉄道」の子会社で、現在の川崎大師駅から産業道路に沿って汐入インター付近まで南下し、そこから西へカーブして総持寺まで至る路線を運営していたそうな。
駅名についている「東門」とは、言うまでもなく川崎大師の東門のことです。
正直言って、駅の周辺は川崎大師以外に特筆すべき名所などは無いですが、実はこの周辺は大師線で最も注目を浴びているスポットなのです。
線路に目を向けてみると・・・
高架でもないのに、砂利ではなく木の板が敷かれていますね。
実はここ東門前駅~産業道路駅~小島新田駅間では地下化工事の真っ最中なのです。
そして先日京急より2019年3月3日に地下化すると発表されました。
よってこの区間で地上を走るのも残り2ヶ月少々となりますので、もうすぐ見納めとなる光景を撮影しておきました。
沿線には、工事の進捗を示すボードが掲示されていました。
躯体はほぼ完成してレールも敷かれており、架線と信号を設備すれば走れそうですね。
次回も、もうすぐ見納めとなる光景を記録します。