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道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」 北海道放浪の旅 7日目①
秩父別町を後にし、お隣の沼田町へ向かいます。
まずやってきたのは、沼田町の代表駅である石狩沼田駅です。
さっそく駅の中へ。
石狩沼田駅は簡易委託駅となっており、窓口では切符を発売しています。
ところがですね・・・
通常の営業時間は平日の7:20~13:40なのですが、その中でも一部時間帯は閉めているうえ、さらに平日でも臨時休業がひと月のうちに何日もあったりと、遠方から訪れるにはちょっとクセのある駅です。
とはいえ、札幌から日帰り訪問可能な常備券発売駅ということもあり、昔から切符マニアにはそこそこ有名な駅で、駅側も売り上げアップのため趣味発券に積極的に応じてくれる駅でもあります。
今回訪問時はありませんでしたが、かつて訪問した時は下の様なお手製の見本まで掲示してくれていました。
2009年訪問時に撮影
今回の訪問は土曜日だったため休業日なので聞けませんでしたが、今もこれだけの券種を扱っているのでしょうかね。
続いてホームの様子。
現在供用されているのは駅舎側の1面1線のみですが、向かいには使われなくなった島式ホームが残っています。
駅名標も記録。
現在の石狩沼田駅は留萌本線の中間駅ですが、かつては札沼線の終着駅としての役割を担っていました。
札沼線の「沼」が、石狩沼田駅を指していることをご存知の方も多いでしょう。
さて、今回の訪問の目的である「わがまちご当地入場券」ですが、前述したとおり本日は窓口休業日であるため、駅窓口では購入できません。
そんな休業日多めな営業体制を見越してか、石狩沼田駅の入場券は町内のセイコーマートでも委託併売されています。
駅窓口とは違い年中無休で、営業時間も夜中以外は空いているので、駅で買いたいというこだわりが無ければ、こちらで買ったほうが圧倒的に便利です。
さっそくレジで入場券を購入。
表の柄は「恵比島峠を行くキハ54の普通列車」でした。
そんなキハ54の普通列車が、ちょうど石狩沼田駅を出発する時間だったので、雨竜川でサクッと撮影。
留萌本線もJR北海道より「単独維持不可能」と通告されていますが、この何気ない風景が見られなくなる日は、そう遠くないのかもしれません。
石狩沼田駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:石狩沼田駅 きっぷうりば
発売時間:7:20~13:40(8:55~9:50、11:25~12:35は発売休止)
休業日:土日祝日、年末年始(平日も臨時休業あり)
発売場所:セイコーマート 沼田店(石狩沼田駅から徒歩10分)
発売時間:5:00~24:00
※2019年2月時点
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