川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

芦別駅 北海道放浪の旅 7日目⑥

前の記事はこちら。

赤平市の炭鉱遺産を巡る 北海道放浪の旅 7日目⑤

 

赤平市から根室本線沿いに南下し、南隣の芦別市に向かいます。

まずは芦別市の代表駅である芦別へ。

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ちょっとレトロな雰囲気の駅舎ですね。

 

駅舎内の様子。

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待合室がありますが、ガランとしています。

 

芦別駅は簡易委託駅となっており、駅舎内に窓口があります。

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ただし平日しか営業していないので、この日は閉まっていました。

 

続いてホームの様子。

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芦別駅はのホームは2面2線の構成です。

 

ホームの横には、赤平駅と同じく石炭輸送に使われた貨物側線跡が広がっています。

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駅横にあるトラス橋の長さが、往年の賑わいを現在に伝えています。

 

駅名標も記録です。

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前述したとおり芦別駅の窓口は平日しか営業していませんが、「わがまちご当地入場券」だけは町内のセイコーマートでも委託販売されています。

というわけで、今回はセイコーマートで購入しました。

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表の柄は「キハ40 777の普通列車でした。

 

そして個人的に「芦別市と言えば」なスポットがこちら。

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空知川のほとりに建つ、大観音と五重塔という不思議な取り合わせの施設。

 

ここはかつて「北の京 芦別というレジャー施設でした。

私が北海道に住んでいた15年ほど前は、上の様なローカルCMが各局でたくさん流れており、当時の北海道民にとっては「行ったことは無い(行く気も無い)けど存在は知っている」という場所で、晩年にはB級観光スポットとして全国区?の知名度を得ていました。

しかしその後運営会社が倒産し、運営権がコロコロ移り変わりながら、現在は宗教法人の施設として利用されているようです。

 

また芦別市には「カナディアンワールド公園」という、これまた全国区の廃墟スポットがあるのですが、いずれも炭鉱閉山後の地域活性策として建てられたレジャー施設が失敗し、負債を抱えて閉鎖されたものです。

これもある意味での「炭鉱遺産」と言えるのでしょうね。

 

芦別駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:芦別駅 きっぷうりば
発売時間:8:30~15:00
休業日:土日祝日、年末年始

 

発売場所:セイコーマート芦別北3条店(芦別駅より徒歩5分)
発売時間:6:00~24:00

※2019年2月時点

 

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富良野駅と美瑛駅 北海道放浪の旅 7日目⑥