川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

和田岬線で最後のスカイブルー 103系を撮る! 関西国鉄型 撮り鉄遠征③

前の記事はこちら。


2回に渡って和田岬線についてつらつら書いてきましたが、ここからが今回の遠征の本番です。

撮り鉄遠征」というお題目のとおり、此度の目的は当然ながら撮り鉄ですので、今回は沿線に繰り出し日本最後のスカイブルー色103系となったR1編成を色々撮影していきます。

 

今回は備忘録も兼ねて、訪れた撮影ポイントをgoogleマップ上にマーカーしたので、撮影地ガイドっぽく紹介しながら進めます。

和田岬線で撮影を考えておられる方は、参考にどうぞ。

 

兵庫運河河川敷

まずやってきたのは、兵庫駅和田岬駅のちょうど中間にある「兵庫運河」です。

和田岬駅側は道路や広場になっており自由に立ち入れるので、そのあたりから運河を渡る列車を撮影できます。

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木橋

上記の線路に並行して西側に「材木橋」という道路橋が運河にかかっており、橋の上からも運河を渡る列車を撮影できます。

交通量は少ないですが、歩道が無いので車に注意しつつ撮影しましょう。

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ちなみに運河にかかるこの橋は「和田旋回橋」といい、1889年に架けられた日本最古の鉄道用可動橋です。

現在は旋回機構が撤去され固定されていますが、産業遺産並みの貴重品だとか。

和田旋回橋 - Wikipedia

 

明和通踏切

こちらはおそらく和田岬線で一番有名な撮影地です。

川崎重工業の横にあるストレート区間で、編成写真を撮影できます。

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足場が無くてもフェンスを交わすことはできますが、綺麗に抜ける構図や立ち位置は限られるので、足場があったほうが便利です。

 

ちなみにこの撮影地の真横に、川崎重工業の車両工場があります。

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私が訪れたときは普通に撮影できましたが、現在は撮影禁止の札が張られているらしいのでご注意を・・・。

 

工場の門から和田岬線へは、公道を跨いで専用線で接続されています。

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本線合流部手前には脱線転轍機が設けられており、万が一工場内から車両が暴走して本線に向かっても、直前で脱線するように防護策が施されていますね。

 

国道2号線陸橋

こちらは和田岬線で唯一の俯瞰撮影スポットです。

陸橋の歩道から撮影できますが、線路の上部には高いフェンスが設置されているため、フェンスを避けてサイドから撮るか、望遠レンズを押し付けてフェンスを消すなどの工夫が必要です。

下の写真は、望遠レンズを使ってフェンスを消して撮影したものです。

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明治通第一踏切

こちらは国道2号線陸橋下の兵庫駅寄りにある踏切で、アウトカーブ構図で撮影できる撮影地です。

上下方向とも撮影できますが、カーブがきつく見通しが悪いため、編成全部は入りません。

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川崎重工業からの出場を和田岬線内で撮影するなら、この場所がベスト(というかここか陸橋くらいしか無い)と思いますが、定員は数名程度なのでご注意を。

また上述したように、長い編成(5両くらい?)だとケツが切れます。

 

といった感じで、和田岬線103系R1の撮影してみました。

今回は和田岬駅から兵庫駅に向かって、徒歩移動しながらの撮影となりましたが、あらかじめ撮影場所までの道順を把握し効率よく移動すれば、徒歩移動でも余裕で撮影可能です。

今回はドン曇りだったので、機会があれば晴れたときに再訪したいですね。

 

これにて和田岬線での活動は終了。

次回からは新たな場所で撮り鉄を行います。