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前回までは関西のブログ友「難波オヤジ」さんとご一緒していましたが、今回からはソロ活動となります箱根小遠征。
お目当てのモハ1形を撮り鉄できたので自宅に帰りますが、せっかくならばモハ1形の「吊り掛けサウンド」を堪能したいので、モハ1形が下りて来るまで大平台駅でしばし待機します。
大平台駅にはホーム上にきっぷ売り場があるのですが、よく見ると硬券入場券が売っていたので記念に購入してみました。
令和元年になったので、年表示が「1」となっているのが良いですな。
そんな感じで時間を潰していると、箱根湯本からモハ2形が上ってきました。
そしてその直後、お目当てのモハ1形が入線。
運が良いことに、互いに1編成ずつしかないモハ1形とモハ2形が並びました (^o^)
なんという僥倖なんでしょうか!!
いやはや、最後にいいものが撮れました。
そんなわけで、意気揚々とモハ1形に乗り込んだのですが・・・
日曜夕方の箱根湯本行きとあって、車内はご覧の通りの混み具合でして、途中駅から乗り込んだ私の座席も前面展望のスペースも、あるわきゃないですな (^_^;)
まあ今回は車窓ではなく、吊り掛けサウンドを堪能するのが目的なため立ちだろうが関係ないので、この列車で帰路に付きました。
大平台を発車した列車は、途中の出山信号場で列車交換とスイッチバックを行います。
2枚目で見切れておりますが、運転士と車掌が前後交代しております。
出山信号場を出ると、箱根登山鉄道随一の絶景スポットである「早川橋梁」を通過します。
この早川橋梁は車窓からのビューポイントとしてだけではなく、沿線からの撮影地としても有名なスポットなので、この人も並行してかかる道路橋からお一人撮影しておられました。
列車も橋梁上では徐行運転となるので、紅葉の季節や雪が降った日なんかは、まさに絶景なんでしょうなぁ。
そんな感じで乗り鉄していたのですが、実は動画も同時に回しておりました。
車内は激混みだったので外にレンズを向けて撮影していたのですが、トンネルに入ると窓ガラスに反射して大勢の人が映り込んでいたので、ちょっと公開するのははばかられる仕上がりに・・・。
というわけで、今回は動画から音だけ抜き出し純粋に「吊り掛けサウンド」のみを楽しんでいただくという趣向の動画を製作したので、YouTubeにアップしておきます。
苦し紛れの動画ですが、少しでも雰囲気を感じ取っていただければと思います (^_^;)
惜しむべくは、上り列車だったらもっと唸りを上げたサウンドが記録できたんじゃないかなと言う点ですかね。
そんなこんなで、列車は終点の箱根湯本駅に到着。
乗客の入れ替わりの隙を縫って、車内も記録しておきました。
どこかレトロ感あふれる内装ですね。
現在モハ1形は引退装飾をされておりますが、内装も引退仕様になっていました。
車内広告はすべてモハ1形関連のものに差し替えられ、つり革にも103号と107号で異なる装飾が施されており、モハ1形への愛が感じられますな。
ホーム上にもペナントがぶら下がっておりました。
このモハ1形、改造元の車両は1919年製造なのでなんと御年100歳というベテランというにも長寿すぎる車両だそうな。
残り1か月となりましたが、最後のその時まで元気に活躍してほしいものですね。
といった感じで、箱根登山鉄道のモハ1形に会ってきた旅は終了です。
今回までは「古老」が主役な記事でございましたが、次回は正反対の「新鋭」が主役の記事をお届けします。