前の記事はこちら。
本連載「北海道放浪の旅」に旅立ったのは、2018年7月1日のことでした。
そして今回、ついに旅をした日から連載が1年遅れとなってしまいました (^_^;)
これは正直、大誤算でございます・・・。
それに加えですね、先週末にこれまた10数回に渡って連載する勢いの遠征ネタを仕込みまして、さらに新たな長期連載シリーズが誕生するであろう夏休みが近づいてきており、ヒジョーに厳しい情勢となっております。
更新しきれないほどのネタを抱えているのは、ブロガーにとってはある意味贅沢な悩みなのかもしれませんが、当ブログのネタはある種の時事ネタ的な要素も含む故、先延ばしし過ぎるとネタが腐ってしまいますのでね・・・。
まあ、コツコツ更新し続ける以外に解決策は無いのですが、読者の皆様におかれましても飽きずにお付き合いいただければと思います。
前書きを終えたところで本題へ。
前回ご紹介した「宗谷丘陵」の観光を終えたのは、ちょうど12時ころでした。
そして10日目の目的地である網走市へ向けて移動を開始したのですが、その網走市というのはですね・・・
グーグルマップより
なんと現在地の宗谷岬から、こんだけ離れた場所にあるのですよ。
北海道民なら「おおっ、結構あるね」と身構える距離です。
といっても、北海道民以外にはいまいち実感が湧かないと思いますので、これを本州に当てはめると・・・
能登半島の先端から東京都までの直線距離とほぼ同じなうえ、しかも道中はすべて一般道しか使えないという縛りプレー付きなのです・・・。
これを昼間の12時からスタートっていうんだから、いかに面倒くさいことをしようとしているか、感じていただけると思います。
というわけで、オホーツク海に沿って延びる国道238号線を南下し始めたのですが、ふと「昼飯食ってねえな・・・」ということに気付きました。
しばらく車を走らせ、稚内市の南隣にある猿払村に入ると道の駅があったので、そこで昼食を摂ることにしました。
やってきたのは「道の駅 さるふつ公園」という場所です。
国道238号線沿いありますが、猿払市街からはちょっと離れています。
この道の駅には、売店やレストラン以外に、なんと温泉やホテルもあります。
なかなか楽しげな場所であります。
そしてこの猿払村、実は日本一のホタテの産地であります。
日本国内のホタテ水揚げ量は200万トンほどだそうですが、猿払村のホタテ水揚げ量は40万トンを誇り、なんと国内産ホタテの20%が猿払産なのです。
ちなみに、神奈川県民にはお馴染みの「崎陽軒のシウマイ」にも猿払産のホタテが使われているそうですよ。
そんな猿払村で昼食といったら、そりゃホタテを食べるしかないです!!
てなわけで、レストランでホタテフライ定食を発注。
味は美味かったですが、ちと小さいなぁ・・・。
物足りなさを感じながらレストランを後にすると、売店の横に食べ物屋を発見。
ホタテの串焼きがあったので追加で発注。
ようやくこれで、心もお腹も満たされました (^o^)
道の駅から国道を挟んだ海岸には、公園のような広場が整備されています。
まず見つけたのがこちら。
なんとホタテの化石が集まった岩でした。
この猿払村は、太古の昔からホタテの一大生息地だったようですね。
そしてもう一つがこちら。
謎のモニュメントが、オホーツク海を望む高台に建っていました。
実はこれ、猿払村のカントリーサインにも描かれています。
某ローカル深夜番組で「点々打ってある・・・」と絶句していたやつです(笑)
私もここへ来るまで正体は知らなかったのですが、これは「インデギルカ号」というソビエト連邦の船が起こした遭難事故による犠牲者の慰霊碑だそうです。
700人以上が死亡したという、結構大きな事故だったんですね。
こういう事故があったことすら、全く知りませんでした。
といった感じで昼食休憩を終えて、オホーツク海にそって南下を続けます。