前の記事はこちら。
消えゆく「ふるさと銀河線」の遺構 北海道放浪の旅 10日目⑧
美幌駅の駅舎自体は小さいですが、観光案内所や物産館と一体になっており、パッと見はとても大きな駅舎に見えます。
駅前には「C58 62号機」の動輪がモニュメントがあります。
このC58 62号機は長らく釧路機関区に配置され、お召列車もけん引した由緒ある機関車のようです。
駅舎内の様子。
美幌駅は2016年4月まで有人駅で「みどりの窓口」もありましたが、現在は簡易委託駅の無人駅扱いとなっており、窓口や改札口の跡は閉鎖されています。
最近まで直営駅だったこともあり、待合室も結構広いです。
この日は、待合室で地元のラジオ局?の公開生放送があったようで、関係者の人が撤収作業などを行っていました。
続いてホームの様子。
かつては2面3線の配置だったようですが、現在は駅舎寄り1面の線路が剥がされ、島式ホーム1面2線のみ運用されていますが、ホームの番号は修正されず1番線は欠番扱いとなっています。
島式ホームの屋根は、古レールと木板で造られています。
こういう屋根は、ローカル線の匂いが漂う感じがして大好きです。
日没間際の訪問というのも、良かったのかもしれませんね。
駅名標を記録。
美幌駅探訪も終えて「わがまちご当地入場券」の購入へ。
前述の通り美幌駅は無人駅のため、町内のセイコーマートで委託販売されています。
表の柄は「美幌駅を出発するキハ40形」でした。
ちなみに私が美幌駅を訪問した時は、セイコーマートのほか商工会議所で扱っていたのですが、今年4月から商工会議所に変わって駅舎隣の物産館で入場券の扱いを始めたそうです。
乗り鉄で訪問される方には、ちょっと買いやすくなったみたいですね。
美幌駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:美幌観光物産協会(美幌駅隣接)
発売時間:9:00~17:00(11:00~12:00は休止)
発売場所:セイコーマート美幌鳥里店(美幌駅から徒歩5分)
発売時間:24時間営業
※2019年7月時点
次の記事はこちら。