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美幌町を後にし、10日目最後の目的地である大空町女満別駅にやってきました。
大空町は旧女満別町と旧東藻琴村が合併して誕生した町で、女満別駅は旧女満別町の中心駅として機能していました。
町の名前は、網走・北見地方最大の空港である「女満別空港」があることに由来するのですが、北海道の空港と言えば新千歳空港である故、大空町=旧女満別・東藻琴地区とはなかなか結び付きづらいのではないでしょうか?
空港も駅も相変わらず「女満別」なわけですし、対等合併とはいえ女満別の名前から変える必要があったの?と、個人的には思います。
そんな女満別駅舎の中の様子。
女満別駅自体は無人駅ですが、町立図書館に駅が入居している形となっており、待合室はかなり広く自販機なども設置されています。
ただし、図書館が閉館している時間帯は、駅の待合室も閉鎖されてしまうようです。
続いてホームの様子。
女満別駅は相対式ホーム2面2線の構成で、両ホームは構内踏切で繋がっており、駅舎の反対側のホームには、網走方に接続する引き上げ線が1本設置されています。
駅名標を記録。
ホーム上には花壇がありました。
「手入れが行き届いている花壇」というのが、その無人駅がちゃんと管理されているかどうかの一つの指標になる気がしますね。
前述の通り女満別駅は無人駅ですが、「わがまちご当地入場券」は図書館の窓口で委託販売されています。
表の柄は「西女満別駅を通過する特急大雪」でした。
女満別駅「わがまちご当地入場券」発売情報
発売場所:大空町女満別図書館(女満別駅舎内)
発売時間:10:00~20:00(平日)、10:00~18:00(土曜、日曜、休日)
休業日:月曜(月曜が祝日の場合は翌火曜)、祝日、毎月第4金曜
※2019年7月時点
これにて10日目の活動を終了し、宿泊地の網走市へ移動。
ところが、市内のホテルはどこもいっぱいで、美幌町あたりから雨が降りだしキャンプ泊も厳しい情勢・・・。
車中泊も覚悟したのですが、手当たり次第電話をしまくった結果、網走駅裏の民宿を確保することが出来ました。
今回お世話になったのは「民宿ランプ」というお宿です。
後で調べたら、ライダーやチャリダーさん御用達の宿らしくその界隈では有名だそうで、この日も雑談室でお二人のライダーさんが酒盛りをしていました。
お部屋の中の様子。
正直設備は色々ボロいですが、清掃は行き届いており寝る分には全く問題なく、素泊まり2800円という格安なお宿ですので、ライダーハウス代わりに利用されるのも納得な感じでした。
今の時代にテレビがブラウン管というのには驚きましたが (^_^;) まあ細かいことは気にしちゃいけません。
部屋で遅めの晩御飯を。
前日に引き続き、今日もセイコーマートの弁当です。
セイコーマートのホットシェフの弁当は美味しいのですが、さすがに連日となるとちと飽きてきますねぇ・・・。
といった感じで10日目が終了です。
お昼に宗谷岬を立ち、宿に入ったのが午後8時半過ぎだったので、約8時間ぶっ通しで移動し続けたのですが、そのおかげで目標であった網走市まで来れました。
実は10日目時点で行程が遅れ気味になっており、今日網走市に着かないと色々ヤバかったのですが、なんとか遅れを取り戻せてよかったです。
10日目の移動距離:411.9km
ここまでの移動距離:2517.2km
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