川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

初めての叡電撮影 「きらら」と「ひえい」を撮る その2 梅雨の関西撮り鉄遠征⑪

前の記事はこちら。

関西のブログ友「難波オヤジ」さんと共に、宝ヶ池駅から「きらら」に乗ってやってきたのは、一駅隣の修学院駅です。

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今回はここで撮り鉄を行います。

 

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デオ710形712号車

最初にやってきたのはデオ710形ですが、なにやらどこかで見たことがある塗装をしておりますね。

 

実はこの車両、三陸鉄道とのコラボキャンペーンにあわせ三陸鉄道風の塗装に変更された車両で、三陸鉄道の全線復旧を記念して実施したそうです。

駅にもそのキャンペーンポスターが掲出されていました。

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ちなみに、本家の三陸鉄道の車両がこちら。

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三陸鉄道36-205(2008年撮影)

青色の帯が水色っぽいくなっていますが、いい感じにデフォルメされて雰囲気は出ていると思います。

まさか京都の地で、三陸鉄道を感じるとは思ってもおりませんでした。

 

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800系デオ850形

こちらの編成には「鞍馬線開通90周年」のヘッドマークが掲出されてました。

鞍馬山は天狗が有名だそうで、ヘッドマークも天狗をモチーフにしただデザインとなっています。

 

ここで駅横の踏切に移動。

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700系デオ730形732号車「ひえい」

線路レベルで撮影すると、ホーム上で撮影するよりも前面の楕円の大きさが強調されますね。

 

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900系デオ900形「きらら」

宝ヶ池駅から乗ってきた「きらら」が出町柳駅から戻ってきました。

こちらの第2編成は黄緑色を纏っておりましたが、本来第2編成は赤色を纏っており、期間限定で「青もみじ」をイメージした黄緑色に変更されているそうです。

同行いただいた氏に言われるまで、期間限定であったことに気付きませんでしたが、こちらの青もみじ色も似合っているのではないでしょうか。

 

そしてこの修学院駅、駅に隣接して叡電唯一の車庫が置かれています。

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せっかくなので、車庫のほうにも足を延ばしてみました。

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そして門の前に、ちょっと珍しい車両が留置されていました。

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デト1000形

こちらは叡山電鉄唯一の事業用車両で、いわゆる電動貨車というやつですね。

このデト1000形は、叡山電鉄京福電気鉄道の一路線で有った時に導入された車両で、嵐電にも同じ構造の車両が在籍しているそうです。

実は嵐電を撮影しているとき、氏とのおしゃべりの中で車両の話題が出たのですが、まさか実車が見られるとは思っていなかったので、ラッキーでございました。

 

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700系デオ720形

ちょうど撮りやすい位置に留置されていたのが、こちらの723号車だったのですが、なにやらアニメとのコラボ仕様となっていました。

コラボしているのは「であいもん」という京都の和菓子屋を舞台にした漫画で、漫画のなかに叡電が登場した縁でコラボしたそうで、車両の装飾以外にも記念切符なんかも発売されたそうです。

 

これにて叡電撮り鉄を終了しましたが、宝ヶ池駅に戻るついでに「あの車両」に乗り鉄することにします。