川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

叡電の観光列車「ひえい」に初めて乗ってみた 梅雨の関西撮り鉄遠征⑫

前の記事はこちら。

修学院駅と修学院車庫探訪を終え、同行いただいたブログ友「難波オヤジ」さんの愛車が待つ宝ヶ池駅へ戻ります。

ですが、ただ戻るだけでは面白くないため、叡電が誇る観光列車を乗り鉄しながら戻ることにしました。

 

今回乗るのはこちら。

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叡山本線の観光列車「ひえい」でございます。

今回はいったん宝ヶ池駅を飛び越え終点の八瀬比叡山口駅まで行き、そこから折り返すことにしました。

 

列車は修学院駅を出発。

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日曜日かつ単行列車ということもあり、座席はほぼ埋まっておりました。

 

終点まで乗ると言っても、たった4駅しかないのであっという間に到着。

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折り返し時間を使って、中の様子を撮影。

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照明は電球色のライトを使用し、つり革は黒とシックなイメージで纏められています。

開放的な内装であった鞍馬線の「きらら」とは、趣が全く異なりますね。

 

座席はオールロングシートですが、外装での大きな特徴である楕円形の窓を採用したことにより、座席もほかでは見たことが無い独特の形をしています。

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ぶっちゃけ座り心地はイマイチでしたが、全線乗り通しても数十分なので、そんなに問題ではないかと思います。

 

乗降扉のガラスも、かなり大型の楕円形となっています。

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運転台の様子。

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マスコンブレーキ弁の形状や、メーターがアナログなところを見ると、ここは種車から変更がなさそうですね。

 

最後にお顔を正面から撮影。

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この「ひえい」も「きらら」と同様に一般列車と同じ扱いであるため、追加料金なしで利用可能です。

こんな車両を通勤で使えたら、苦痛な通勤ラッシュも少しは楽しくなりそうですね。

 

ついでに駅舎もパチリ。

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正式な駅名は「八瀬比叡山口」ですが、駅舎の看板は「八瀬」となっていますね。

駅名に「比叡山口」と付いている通り、ここは比叡山の麓に設置された駅で、ここから京福電気鉄道が運営するケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、比叡山の山頂へ向かうことができます。

 

 

このあと宝ヶ池駅へ戻って、叡山電車での活動を終了です。

こちらも嵐電と同様に、撮りたいものが撮れて、ついでに乗り鉄もできたので大満足な結果となりました。

 

宝ヶ池駅へ戻った後は、京都市中心部で昼食を摂ったのち、帰りの新幹線まで暇を持て余してしまったので氏と雨の京都市内をドライブしていたのですが、そこで氏より「じゃあ〇〇に行ってみますか」というご提案を受けました。

そこは前々から気になっていたスポットで、この日のような大雨でも楽しめる場所だったので、ご提案に乗っかり行ってみることになりました。

 

というわけで次回からは、本遠征の最終章をお届けします。