前の記事はこちら。
国鉄型キハ4連の特別列車を撮り鉄した後は、今度はその特別列車の乗り鉄を行うことにします。
というわけで、特別列車の発着駅である水島駅にやってきました。
ホームに上がると、特別列車の1便目が東水島駅から戻ってきたところでした。
ホーム上は、1便目の降車客と2便目の乗車客でごった返しておりました。
ちなみにこの特別列車は、この日発売の「1日フリーきっぷ購入者」かつ「先着488名限定の整理券を持っている人」だけが乗ることが出来るので、乗車ドア横で整理券のチェックがありました。
ホーム先端へ行って、久々に再会したキハ30系をパチリ。
列車無線のアンテナ?が付いた以外は、久留里線時代とあまり変わってないですかね。
撮影もそこそこに、特別列車へ乗り込みます。
皆さんのお目当てはキハ30のようで、キハ30の車内は大賑わい。
一方、ちょい地味目な?中間のキハ37はガラガラでした。
ここまで差が出るとは、キハ30人気はすごいですな。
私は普段拝めることが出来ない車窓を楽しみたかったので、ガラガラのキハ37に陣取りまして、たくさんの人を乗せた特別列車2便目は水島駅を出発。
普段は貨物列車しか走らないため、一般人はなかなか見られない港東線の車窓。
工業地帯の臨海鉄道とあって、車窓は工場や積み出しの用の港なんかが多いですね。
前回記事で私も撮り鉄をしていた、水路脇の有名撮影地を通過。
2便目にも、たくさんの人がカメラを向けていました。
さらに奥にある、水路をカーブしながら渡るポイントにも、多く撮り鉄が群がっておりました。
この列車への注目度の高さがうかがえますね。
水島臨海鉄道の貨物駅としては、ここ東水島駅のほか、水島本線の終点である倉敷貨物ターミナルがありますが、JR線との乗り入れ列車は東水島駅発着で設定されています。
そのため、荷役ホーム上には様々なコンテナが積み上げられていました。
南側には側線が設けられています。
かつては東水島駅から専用線が2路線接続していたそうですが、現在はどちらも廃止されたため、貨車の留置や機回し線として活用されているみたいです。
残念ながら東水島駅では降車できないため、5分ほど停車したのち水島駅へ引き返します。
水島駅到着間際には、なんと気動車オルゴールを鳴らしてのアナウンスという、ちょっとしたサービスもありました。
水島駅到着後、このあとキハ4連は倉敷貨物ターミナルで行われる鉄道フェスタで展示されるため、一足早く回送扱いで倉敷貨物ターミナルへ向かっていきました。
これにて、国鉄型キハ4連による特別列車の乗り鉄旅は終了です。
30分弱の短い旅でしたが、普段は絶対乗ることが出来ない貨物専用線を乗り鉄出来たので、貴重な体験になったと思います。
次回はキハ4連を追っかけるように、倉敷貨物ターミナル駅で行われるイベントに参加します。