川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

予讃線をサクッと撮り鉄 讃岐うどん 食いだおれ紀行①

今回から、新連載シリーズを開始いたします。

その名も讃岐うどん 食いだおれ紀行」なる、当ブログには似つかわしくないタイトルでございます。

 

本遠征は2019年9月に行ったもので、舞台となるのは坂出市琴平町を始めとする香川県西部です。 

当ブログでは、たびたび遠征シリーズを連載しておりますので、遠征自体は珍しくもありませんが、今回は遠征の主目的が

讃岐うどんの名店をひたすらハシゴ食いする

という、今までの遠征とはちょっと趣向が異なる、グルメ紀行的な旅の記録です。

 

 

実は私、讃岐うどんが結構な好物でして、香川県へ出張などをした際には昼食時などに色々なお店に行ったりしていたのですが、一度レンタカーを使って本場の讃岐うどん屋を1日中ハシゴしてみたいと思っておりました。

そんな折、別件で四国へ赴く用事があったため、兼ねてからの夢であった讃岐うどん屋巡りを敢行することに。

 

しかし私は、大食い選手権に出るようなフードファイターではありませんので、いくら消化の良いうどんと言えども、1日中ハシゴしても5~6軒が限界ですし、それにしてもある程度のブレークタイムが必要となります。

そこで余った空き時間に「腹ごなしの運動代わりに撮り鉄をする」という、いつもの撮り鉄遠征とは真逆のスタンスな遠征であるため、タイトルも「讃岐うどん 食いだおれ紀行」となった訳であります。

 

というわけで今回より、そんなうどん屋をハシゴしながら撮り鉄をする」という、全く持って意味不明な遠征の記録を数回に渡ってお届けします。

いつもとは全く異なるテイストでの連載となりそうですが、しばしお付き合いくださいませ (^_^;)

 


 

此度の遠征は朝からうどん屋をハシゴするため、高松市内に前泊をしてレンタカーを準備しておくという、普段の撮り鉄遠征でもそうそう無い気合の入れようでした(笑)

ですが、1軒目のうどん屋の開店時間が8時30分であったため、まずは暫らくご無沙汰であったJR四国の列車を、軽く朝練をすることに。

うどん屋坂出市にあったので、今回はうどん屋から近い鬼無駅端岡駅高松市西部体育館の横にある踏切で、お手軽に撮影しました。

 

1本目から、ここで撮っておきたかった列車が登場。

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5031M「サンライズ瀬戸

まず最初のターゲットは「サンライズ瀬戸」でございます。

サンライズ瀬戸・出雲」自体は神奈川界隈でも撮影可能なものの2階建ての状態であるため、7連の姿は臨時サンライズ出雲か、どちらか片方が運休しもう片方のみが上京した時しか撮影出来ないので、四国内での姿も押さえておきたかったのです。

光線も良き状態で撮影できたので、好調な滑り出しでした。

 

2本目も、押さえておきたかった列車が登場。

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3105M「マリンライナー5号」

続いては瀬戸大橋線の主力列車である「快速マリンライナー」ですが、なにやら青いヘッドマークが付いています。

これは香川県および岡山県の瀬戸内周辺で、2019年4月26日~11月4日まで開催されていた「瀬戸内国際芸術祭2019」のPR用ヘッドマークでございます。

 

この「瀬戸内国際芸術祭」は2010年に初開催され、そのときも今回と同様のPR用ヘッドマークが掲出されておりました。

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2枚とも 2010年8月撮影

その後、2013年の第2回開催時も同様にヘッドマークが掲出され、ヘッドマーク掲出が恒例化したかと思いきや、2016年の第3回開催時は掲出されなかったそうなので、今回はヘッドマーク掲出が6年ぶりに復活したということになります。

芸術祭は3年ごとの開催で次回は2022年になりますが、そのときヘッドマークが掲出されるかどうかわからないので、今回は是非とも押さえたかったのです。

 

お目当ての列車が早々に撮影できたので、これで切り上げても良かったのですが、うどん屋の開店までまだ1時間ほどあったので、撮影を続行。

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1004M「いしづち4号」

 

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108M

こちらは121系の更新車である7200系ですが、まともに走行写真を撮影したのは今回が初めてですかね。

過去写真を漁ったら、なんと121系時代第19編成時代の姿を、偶然にも同じ場所で撮影していたので、そちらの写真もご紹介しておきます。

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改造前の121系第19編成(2016年12月撮影)

こう見ると、帯色の変更・スカートの追加・方向幕のLED化とパッと見の外観は大きく変わりましたが、鋼体の構造は全く変わっていないですね。

 

ちなみに、更新工事に伴って実施された121系⇒7200系への改番は全編成完了し、121系はすでに廃形式となったそうです。

更新工事によって形式名まで変更されるのは、結構珍しい事例と言えるのではないでしょうかね。

 

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1216M

 

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110M

 

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112M「サンポート」

こちらは6000系+7100形の4連で運転される「快速サンポート」です。

この列車はもともと113系4連で運転されていましたが、2019年3月に113系が定期運用を終了したことに伴い、同年3月改正から登場した新規運用だそうな。

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在りし日の113系快速サンポート」(2017年10月撮影)

特に事前に調べて狙ったわけではありませんでしたが、偶然にもレア運用を撮影できてよかったです。

 

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3107M「マリンライナー7号」

5号に続き、今度は赤帯編成が撮れてよかったです。

 

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1092M「モーニングEXP高松」

こちらの「モーニングEXP高松」は、日曜日のみ2000系2両編成、それ以外は8000系5両編成で運転されるという、ちょっと不思議な運用をする列車。

ついでに5両のL編成が高松駅に乗り入れる運用も、この列車を含んでわずかしかないので、そういった意味でも注目の列車と言えそうです。

 

ここでのシメの列車。

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71レ EF210-13

当ブログらしく、貨物列車でシメておきました。

 

これにて、ここでの撮り鉄は終了です。

朝ラッシュの高松近郊だけあり、思いのほか高頻度で列車がやってきたので、飽きることなく撮り鉄ができ結構楽しめました。

 

この時点で時間は8時40分を回り、1軒目のうどん屋も開店したころ。

朝練をしたおかげでお腹も空いておりますので、次回から遠征のメインであるうどん屋のハシゴを開始します!!