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なんだかんだで10回も連載した「讃岐うどん 食いだおれ紀行」も最終回。
うどん屋ハシゴツアーのシメとなる、6軒目はこちらのお店。
こちらのお店は、北海道発のバラエティ番組「水曜どうでしょう」で度々登場したお店で、どうでしょうファンには「聖地」の一つに数えられる場所。
私は中・高校生時代、北海道で本放送の「水曜どうでしょう」を毎週見ていた筋金入りのファンなこともあり、実は初めてではなく今回で3回目の訪問です。
味もさることながら「山田家」さんの素晴らしいところは、ランチライムで終了しがちな讃岐うどん屋には珍しく20時まで営業しているので、夕食に利用できること。
なので今回のツアーでも、一番最後に持ってきたわけです。
「山田家」は、今まで巡ってきたうどん屋と一線を画す店構えです。
こちらのお店は、かつて大きな酒蔵だった建屋を改修して使用しており、なんと国の登録有形文化財にも指定されている、歴史的にも価値のある建物。
立派な日本庭園も整備されており、今まで掘っ立て小屋みたいな店を巡ってきたこともあってか、いつもの三倍増しくらいに豪華に感じました(笑)。
こちらで発注したのは、どうでしょう班に讃岐うどんの素晴らしさを教えた「山田家」名物のざるぶっかけうどんです。
ざるぶっかけうどん(値段は失念)
今までのうどん屋はファストフード的な感じでしたが、こちらは一般的なうどん・そば屋と同じように、ちゃんと席まで配膳されてきます。
味は名店と比しても申し分なく、何度食ってもうまいです。
そんな山田屋さんの評価は・・・
すでに3回目なので感動や新たな発見というのは無いですが、それでも本日6杯目にも関わらず美味しく完食できたのは、ポテンシャルの高さがあってこそ。
どうでしょうファンはもちろん、水曜どうでしょうに興味がない方にもオススメのお店でございます。
「うどん本陣 山田家」詳細マップ
「山田家」を後にし、高松駅でレンタカーを返却。
今回は、西東京バス・四国高速バスが、丸亀・高松~横浜・新宿・八王子で運行する「ハローブリッジ号」という夜行バスを使いました。
夜行移動であれば、JRの「サンライズ瀬戸」という選択肢もありますが、実はこの時期お盆の乗り鉄遠征(後日連載)・北東北撮り鉄遠征・そして今回の遠征と、1か月で3度も長距離遠征を敢行する無茶苦茶なスケジュールを組んだため、お金に余裕がなかったので夜行バスを選択。
夜行バス(深夜バス)もまた、「水曜どうでしょう」でお馴染みな乗り物ですが、慣れないうちはキツいものの、ある程度「乗り方」を掴めば3列シートなら結構快適。
個人的には、クッソ固い床面&隣人との仕切りほぼなし&荷物スペース皆無のサンライズのノビノビ座席を使うくらいなら、3列シートのバスを選びますね。
翌朝6時15分、横浜駅西口に到着。
このあと京浜東北線で川崎へ向かい、自宅に戻りました。
これにて、此度の「讃岐うどん 食いだおれ紀行」は終了です。
今回は1日かけて6軒のうどん屋を回りましたが、「がもう」「長田 in 香の香」にはビックリしましたねぇ。
ほかにも数々の名店があるようですが、到底1日で回るのは不可能なほど、讃岐うどんは奥深い世界。
またいつか、讃岐の地を訪れてうどん屋を回りたいと思います。
おわり