川崎鶴見鉄道録

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DD51とDF200の異種重連 8075レを撮る 東海地区 貨物撮り鉄遠征④

前の記事はこちら。

四日市市を後にして名古屋市近郊へ北上し、新たな被写体へ狙いを定めます。

今回のお目当ては、DD51とDF200の異種重連列車として注目の8075レであります。

 

8075レは石油輸送の返空列車なのですが、列車運用の都合か火~金曜日のみ(最近は土曜日も?)DD51とDF200が重連となる、ちょっと不思議な列車です。

まさに「世代交代の過渡期」を象徴するような列車なので、是非とも記録しておきたいと思い、狙うことにいたしました。

 

今回は欲張って2発撮影するため、1発目は光線の具合と2発目への移動経路を考慮し、東海道本線 清洲駅稲沢駅の「通学踏切」という小さな踏切で撮影することに。

まずは練習電代わりに貨物列車を撮影。

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1062レ EF210-113

ここで貨物列車を撮影する場合、稲沢駅を出発(もしくは通過)した直後の列車を捉えることになるため、速度が遅めなので撮影しやすいです。

ただフレーム外右側に、踏切用の特殊発光信号機が立っていてアングルが限られるので、あまりお勧めの場所ではないかなと思います。

 

振り返ると、後ろからも貨物列車が接近。

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1255レ EF210-151

ケツが切れてるように見えますが、実は1255レ自体は2両目以外すべて空コキで、大半のコンテナは上記の1062レのものです (^_^;)

 

でもって、本命が登場!!

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8075レ DD51 1028+DF200-223

ちょっと陽が傾きすぎて、カマに影がかかっちゃいました・・・。

まあ、肝心のDD51が見えているから良いでしょう。

 

ケツ打ちも回収。

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冬目前ということもあってか、8000番台の列車ながら結構な長編成でした。

 

列車を見送った後は、2発目の撮影地へ移動します。

関西本線の名古屋口は半数以上が単線であるため、貨物列車は交換待ちを多数行うダイヤとなっており、8075レも例に漏れず八田駅と蟹江駅で短時間ながら運転停車するので、その時間を使い稲沢駅周辺から関西本線沿線へ先回りが可能です。

 

ただ今回は季節的に、関西本線内は露出条件がかなり厳しく、少しでも早い時間&ビル影などにならない見通しの良い場所が、2回目の撮影地の絶対条件。

というわけで、2回目の停車駅である蟹江駅の出発直後となる、関西本線 蟹江駅~永和駅の日光川堤防で撮影することにしました。

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8075レ DD51 1028+DF200-223

薄明の空のもと、同じく紅色の異種重連列車が駆け抜けていきました。

今回はSS1/160でズーム流しをしましたが、これ以上SSを落として流しを大きくすると後方のDF200が目立たなくなるので、陽が持ってくれて助かりました。

 

ついでにケツ打ちも。

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これで側面が多少でもギラってくれれば画になるのですが、それは望みすぎというものでしょうかね。

 

ついでに、待ち時間に撮影したオマケ写真も。

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お山の稜線が綺麗なシルエットになっていたので、思わず撮影してみました。

ええ塩梅に窓ガラスにもシルエットが映り込んでいるのも、私好みな画に仕上がっております。

 

日没を迎え、いつもならこれにて終了・・・となりますが、今回は終焉間近のDD51が目当てとあり、これで終わるには名残惜しい気分。

というわけで次回は、初日最後の撮影に挑みます。