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2019年8月17日 6日目
まずは高岡駅に向かいます。
ここまでは「青春18きっぷ」で旅をしてきましたが、昨日で全5日分を使い切ってしまったため、本日は「北陸おでかけパス」を利用します。
こちらの切符は、JR西日本の長浜駅・青郷駅~えちごトキめき鉄道の直江津駅および、それと接続するJR西日本の各線の普通列車が乗り放題となる企画切符です。
効力は「青春18きっぷ」に似ていますが、以下の違いがあります。
・金沢~直江津の3セク「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」「えちごトキめき鉄道」にも乗れる(18きっぷは金沢~津幡と富山~高岡の相互利用のみ特例利用可)
・特急券を買えば、乗車券として利用できる
・こども用の設定がある
・利用日は通年の土日祝
・利用3日前までに購入が必要(ネット予約可)
・発売駅はフリーエリア周辺駅のみ
利用区間や用途によっては、18きっぷよりも使い勝手の良い切符だと思います。
ただ遠方民には「購入3日前までに購入しなければならない」というのが曲者でして、今回は2日目の米原駅に立ち寄った時に、実は事前購入しておりました。
この記事中で「あるもの」と言及したブツがこの切符でありまして、わざわざ2日目の行程を草津線経由にしたのも、米原駅に立ち寄りたかったというのが大きな理由でございました。
そんな新たな切符をご紹介したところで、6日目最初の乗り鉄を始めます。
51本目 氷見線 529D 氷見行き 高岡(7:38)⇒氷見(8:07)
車両はタラコ色のキハ47の3両編成です。
列車は定刻に高岡駅を発車。
学生さんが結構乗っており、夏休み期間にもかかわらず全ボックスが埋まる程度の混雑具合で、3両編成なのも納得な乗車率でした。
駅構内には、JR西日本の北陸広域鉄道部高岡運転派出が隣接しており、氷見線や城端線に使用される車両が留置されています。
「忍者ハットリくん」仕様の車両も見られました。
高岡駅発車時点では、学生さんが大勢いたので賑やかだったのですが・・・
1駅先の越中中川駅で全員降りてしまい、なんと貸し切り状態に (^_^;)
たった1駅の通学需要のために、わざわざ3両編成にしているんでしょうかね。
続いては、貨物鉄にはお馴染みの能町駅に到着。
ここで交換待ちがありました。
あちらの列車は、ちらほら立ち客がいるほどの混雑でした。
かつて能町駅にはいくつかの専用線が接続されており、それを偲ぶかのようにたくさんの側線が残されています。
さらに駅の北側では、高岡貨物駅へ通ずる「新湊線」が分岐します。
さらに小矢部川を渡った場所には、これまた一部の鉄道ファンには知られたスポットがあります。
ここは「日本総合リサイクル」という会社で、廃車になった鉄道車両やバス車両を受け入れて解体し、鉄スクラップ化しています。
このときは東京メトロ02系のほか、横浜市営バスや関電トロリーバスの車体が解体待ちの状態となっていました。
ちなみに3枚目に写っている「食パン電車」こと419系は、半ばモニュメントとして置かれているようです。
海沿いを走る区間は案外短いですが、結構きれいでした。
沿線随一の観光スポットである雨晴駅に到着。
ここは海が見える駅として知られており、2018年春シーズン「青春18きっぷ」のメインビジュアルにも選ばれています。
そんな感じで車窓を眺めていると氷見市街に入り、終点の氷見駅に到着。
これで氷見線の完乗を達成です。
51本目 氷見線 529D 高岡⇒氷見
乗車時間:29分
移動距離:16.5km
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