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まずは駅舎をパチリ。
能登地方の中心地とあって、駅前は結構賑やかでした。
駅舎の中の様子。
七尾駅~和倉温泉駅間はJR七尾線とのと鉄道の共用区間という、ちょっと珍しい扱いとなっており、そのため七尾駅にはJR・のと鉄道両方の券売機と改札口が並んでいます。
今回使用している「北陸おでかけパス」は和倉温泉駅までしか使えないので、のと鉄道の切符を購入して次なる列車に乗車します。
57本目 のと鉄道七尾線 137D 穴水行き 七尾(14:08)⇒穴水(14:48)
のと鉄道は、和倉温泉駅~穴水間が非電化となっているため、車両は新潟トランシス製NT200形気動車が使用されています。
車内はこんな感じ。
4人掛けボックスシートがずらっと並んでおり、掛け心地も良さげでした。
列車は定刻に七尾駅を発車。
乗車率は立ち客が出るほどの混雑で、ちょっと驚きました。
結構混んでるなぁ~と思ったら、次の和倉温泉駅で半分以上が下車。
能登半島随一の温泉地だけあり、やっぱ和倉温泉の集客力ってすごいんですね。
和倉温泉駅では「能登かがり火」に充当されていた683系トップ編成にも出会うことが出来ました。
そして和倉温泉駅到着をもってJR七尾線の完乗達成となりますが、今回はのと鉄道まで乗り通します。
そんなわけで和倉温泉駅に出ると、車内はだいぶ余裕が出てきて、車窓にもローカル線らしい風景が広がってきました。
笠師保駅に到着。
この笠師保駅は「恋火駅」という愛称があるそうで、恋火ボタルなるものも設置されていました。
能登中島駅を過ぎるとちょっとした山越え区間となり、少し高い場所を線路が通っているので、海が良く見えました。
能登の海も、結構美しいですね。
西岸駅に到着。
かなりいい味を出している駅舎が残っておりますね。
そしてこの西岸駅にはちょっとした特徴があったのですが、往路では見逃してしまったので、復路でご紹介したいと思います。
西岸駅を過ぎると九十九湾に沿うように走るので、車窓には美しいオーシャンビューが続きます。
ここは乗り鉄より、バイクで風を感じながらのんびりツーリングしたい気分です。
「のと里山里海号」はのと鉄道の観光列車で、スイーツやお寿司などの食事付きのプランもあるそうな。
機会があれば乗ってみたい気分ですね。
そして穴水駅到着間際、トンネルイルミネーションでお出迎え。
こちらはのと鉄道社員の手作りだそうです。
そんな歓迎を受けて、終点の穴水駅に到着。
これにてのと鉄道線も完乗達成です。
57本目 のと鉄道七尾線 137D 七尾⇒穴水
乗車時間:40分
移動距離:33.1km
そしてこの穴水駅到着をもって、今回の旅で予定していた路線はすべて乗り鉄することが出来ました。
台風やなんやらで色々と苦労した場面もありましたが・・・なんとか穴水駅までたどり着けてホッとしたことを、今でも覚えております。
というわけで、次回からは神奈川の自宅へ戻るまでの「帰路」のお話となります。