川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

DD200代走の米タンを撮る 貨物列車撮影 8/27

相変わらずの暑さとなった、本日の川崎界隈。 

ここ1週間ほどは公私とも忙しく、ブログの更新もままならないほどでしたが、本日は所用があったのでお休みをいただきました。

午後からフリーになりましたが、木曜日ということもあり「米タン」が運転されていたので、久々に鶴見線内で米タンを撮影することに。

 

「米タン」とは何ぞや?という方は、こちらの記事で解説しておりますゆえ、ご参照くださいませ。 

 

今回は鶴見線内の姿がメインですが、まずは運転確認の意味も含めて、南武支線小田栄駅返空列車をお出迎えです。

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8078レ EF65 2095

今日のEL区間は、いまや希少種となったPF青プレの2095号機が充当。

これもいい記録になりましたね。

 

8078レは、浜川崎駅構内へ滑り込んでいきます。

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米タンは浜川崎駅から鶴見線に入りますが、終点となる安善駅へは方向転換が必要となるため、浜川崎駅で30分ほど停車します。

その停車時間を利用して、自転車で安善駅へ先回りすることに。

 

安善駅に着くと、ちょうど米軍貯油施設からの積載列車の入換中でした。

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鶴見駅方にある引き上げ線へ押し込んでいました。

 

安善駅構内の入換は、新鶴見機関区所属のDE10およびDE11が担っていますが、本日は愛知機関区のDD200-5が代走していました。

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といっても突発的な代走ではなく、安善駅の入換運用に関しては1~2か月ほど前から継続的にDD200が任務に就いているようです。

逆方向の拝島駅の入換運用はDE10のままらしいので、今は本格的な置き換えの前の慣らし運転的な感じでしょうかね。

 

積載列車が引き上げ線に入ると同時に、先ほど小田栄駅で撮影した返空列車が安善駅に到着しました。

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返空列車の停車を待ったのち、DD200が単機で駅構内に戻ります。

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DD200をここまで間近で見たのは初めてでしたが、角ばった造形とキャブにびっしりと詰まったセル状の機器カバーが織りなす武骨な外観は、結構好きになりました。

 

お次はEF65が引き上げ線に移動して、積載列車を引き出します。

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出発線に停車して、これで積載列車の入換は終了です。

 

今度は再びDD200が動き出し、先ほどEF65が運んできた返空列車を米軍貯油施設まで運びます。

まずは一旦引き上げ線に移動し、空タキの元へ。

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電気式ということもあってか、音がめっちゃ静かですね。

そしてその音も、発電用ディーゼルエンジンとインバータの変調音が混じった独特の音色で、不思議な感覚でした。

 

空タキと連結後、一旦引き上げ線に戻ります。

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米タン用のタキ1000には、このような札が付いています。

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借受人が「米国防省燃料管理課」となっているのが、米タン専用のタキ1000である証となります。

 

引き上げ線に入った後、推進運転で安善駅の一番南の側線へ移動。

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ここからさらに反転して、今度は米軍貯油施設に繋がる専用線へ入ります。

反転する時間を利用し、私も専用線内へ追っかけてまずは一発。

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DD200のライトは、ヘッドライトはシールドビーム、テールライトはLEDなんですね。

石巻貨物でDD200の走行写真を撮った時は違いに気付きませんでしたが、こうやって入換状態で両方点灯している状態で見ると、違いが一目でわかります。

 

さらに自転車を飛ばして、今度は浜安善駅へ移動。

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安善駅~浜安善駅間は入換扱いということもあり、一時停止をしながらゆっくり進むので、自転車であれば余裕で追いつけます。

 

米軍貯油施設へは推進運転で押し込むため、ここで機回しを行います。

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機回しを終えて準備が整うと、道路を封鎖します。

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この踏切は遮断機や警報機が無いので、ロープを渡して封鎖するのが特徴。

 

封鎖後、ゆっくりと貯油施設内に押し込んでいきます。

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施設内でも入換作業が行われますが、軍事施設であるため撮影NGなので、返空列車の追っかけは終了。

このあとは自転車で浜川崎駅へ移動し、拝島駅行き積載列車の出発シーンを撮影してシメます。

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f:id:kawaturu:20200827213634j:plain8079レ EF65 2095

これにて本日の米タン撮影は終了です。

 

現在はDE10の代走という扱いのDD200を撮影しましたが、おそらく来年度の改正ではDD200が定位になるんでしょうね。

DE10・DE11の姿は何度も撮っているものの、最後にもう1回くらいは記録したいところです。

 

このあとは、もう一つの鶴見線名物の貨物列車を狙いに移動します。