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なんだかんだ5回も引っ張った、拝島側での「米タン」撮影記録も最終回です。
最後は安善駅からやってきた積載編成が、横田基地専用線を通って基地内へ搬入されるところを撮影いたします。
今回は横田基地専用線が醸し出す「路地裏感」を強調したかったので、住宅地の中にある横田4号踏切で撮影することに。
警報機が鳴りだし、列車がゆっくりと通過していきます。
超広角レンズで引き付けると、DE11 2000番台の特異な形状が引き立ちますね。
その後ろを、航空燃料を満載した「JP-8」表記のタキ1000が連なって通過。
こんな路地裏を軍事物資を満載した貨車が通過するとは、すごい光景ですねぇ。
これにて沿線での撮影は終了です。
自宅に帰るため拝島駅ホームに入ると、同じく仕事を終えて新鶴見機関区へ帰るDE11が待機していました。
よくよく考えると、DE11の形式写真をあまり撮っていないので、資料目的で色々と撮影しておきました。
本線を走行するDE11も、あとどれくらい撮影機会があるでしょうかね。
そんなことを思いながら、青梅線と南武線を乗りついで帰路に付きました。
といった感じで、初めての米軍横田基地専用線「米タン」撮影記録をお届けしました。
「米タン」自体は、地元である鶴見線内で散々撮影してきた被写体ですが、初訪問となった拝島駅側もなかなか面白い路線だなと感じました。
ロケハンした結果、ここでも撮りたいなぁ~と思いながらも、1往復しないゆえ断念した構図もあったので、できればDE10・11が残っているうちに再訪したいですね。