川崎鶴見鉄道録

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もうすぐ見納め? JR東海 211系の10連運用を撮る 中部地方 撮り鉄遠征④

前の記事はこちら。 


あおなみ線での貨物列車撮影を終えて、1日目最後の撮影へ向かいます。

今回狙うのは、JR東海より置き換え計画が発表された211系5000番台であります。

今年の初め、JR東海は新型車両となる315系の開発と、国鉄から引き継いだ211系0番台および民営化直後に新製した211系5000番台・213系5000番台・311系の置き換え計画を発表しました。

計画によると2021年度から315系の投入を開始し、2025年には置き換えを完了するとのことで、上述した車両たちはあと5年ほど見納めとなりそうです。

 

個人的にJR東海の在来線車両はさほど撮り鉄しておらず、特に211系5000番台と213系5000番台はほとんど撮っていませんでした。

このうち211系5000番台は、中央本線名古屋口でたくさん走っていますが、今回はその中で最長編成である211系だけの10連運用を狙います。

 

というわけで名古屋駅から中央本線に乗り、鶴舞駅にやってきました。

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今回はここでサクッと駅撮りします。

 

まずは下り列車から撮影しますが、夕方ラッシュの始まりとあって列車本数自体が多かったので、211系関連のみ抜粋して掲載します。

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2737M

まずやってきたのは、211系3両+211系3両+313系4両からなる10両編成の快速列車。

JR東海の名古屋圏では、一大幹線である東海道本線普通列車が最長8両編成なのに対し、中央本線はそれを上回る10両編成の列車がいくつか存在します。

ただし車両は、この列車のように211系5000番台と313系がほぼ共通で運用されているため「211系だけで統一された10両編成」というのは多くないようです。

 

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165M

 

ここで貨物列車が登場。

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8885レ EF64 1018+EF64 1042

この列車も更新色・エンド揃いで来てくれました。

本遠征では駅撮りながらEF64重連貨物を合計4本撮れたので、ロクヨン好きとしてはなかなかの収穫でしたかね。

 

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645M

こちらも10両編成ですが、211系と311系の混結です。

 

おまけで思わぬ列車が登場。

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列番不明 383系A7編成

名古屋駅から神領車両区への回送列車ですかね?

 

ここで上り列車に狙いを変えてホームを移動。

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172M

こちらは元「セントラルライナー」用の313系8000番台と211系の混結列車。

セントラルライナー」の廃止後、313系8000番台は普通列車として運用されていますが、211系とも混結されて運用しているんですね。

 

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2750M

今回211系を狙っていて、案外211系の4+4の8両編成も少ないなと思いました。

 

でもって、今回のメインです。

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178M

JR東日本管内では、数年前までグリーン車を組み込んだ211系15両編成が当たり前のように走っていましたが、高崎・長野のローカル運用では最長6両編成なので、現在の211系最長編成は中央西線の10両編成となります。

211系自体は割と好きな車両なので、引退前に名古屋地区の211系5000番台をたっぷりと記録できて良かったです。

 

日没も迫ってきたので、1日目の撮影はこれにて終了。

運賃清算のため鶴舞駅の改札口を出ると、私の好物である名古屋名物「台湾まぜそば」のお店があったので、本日はここで晩御飯をいただくことにします。

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雑炊風のスープ割で〆て、最後まで美味しくいただきました。

 

このあと名古屋駅でレンタカーを調達し、本日のお宿がある三河安城駅まで移動。

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途中の道路が渋滞しており、名古屋駅から1時間くらいかかってしまい地味に疲れました・・・。

 

三河安城駅は東海道新幹線東海道本線が乗り入れていますが、実は同じ駅名ながら新幹線と在来線で駅舎が離れている変わった構造をしており、東海道新幹線側の駅前広場から在来線駅舎を眺めると、こんな位置関係になっています。

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200mほど離れた両駅舎は、左側に写っている連絡橋を介して繋がっています。

しかもこの三河安城駅、新幹線はこだまのみ停車、在来線は普通のみで特別快速・新快速は通過という、新在ともにかなり冷遇されている駅なようです。

 

そんな三河安城駅前のホテルで、今宵は体を休めます。

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ちょうどこの数日前からGOTOキャンペーンが始まったので、このお宿も3000円ほどで手配でき、しかもツインルームにアップグレードされて二重にお得でありました。

 

次回からは、遠征2日目のお話に入ります。