川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

鶴見線で「鶴見駅開業150周年記念ヘッドマーク」を撮る。

9月も半分を過ぎ、虫の音もすっかり秋へと移り変わった川崎界隈。

本日は期せずして休暇を取得することになり一日フリーだったので、昨日から鶴見線で掲出が始まった鶴見駅開業150周年記念ヘッドマークを記録することにしました。

 

今年は1872年10月14日に新橋~横浜(現:桜木町駅)に日本初の鉄道が開業してから150年という節目の年であることは、みなさまご存知かと思います。

で、その記念すべき日本初の鉄道路線に設けられた駅が新橋・品川・川崎・鶴見・神奈川(1928年廃止)・横浜の各駅でして、実は鶴見駅は日本最古(仮開業から数えると6番目)の歴史を持つ駅なのです。

そんな鶴見駅の開業150周年を祝う目的で掲出されたのが、今回のヘッドマークなのであります。

 

該当編成の運用を調べたところ朝ラッシュと夕方ラッシュだけ走る運用だったようで、もともと本日撮影する気が無かった私が動き出した時点で、朝ラッシュ運用最終列車しか狙えない状況。

なので急ぎ鶴見小野~弁天橋の踏切へ向かいました。

今回のヘッドマーク205系T16編成に掲出されています。

弁天橋で車庫に入る運用だったので、方向幕が回送に変えられちゃったのが惜しいですね・・・。

 

このあと帰宅しゴロゴロした後、夕方ラッシュ運用に向けて出区してきたところを国道駅で待ち受けます。

今回の記念ヘッドマークは、鶴見方・扇町方の両先頭車それぞれに異なるデザインが掲出されています。

個人的にはこちらの鶴見方のデザインのほうが好みですかねぇ~。

 

このあとT16編成は鶴見駅で海芝浦行きとして折り返してくるので、鶴見小野付近のストレートで編成写真を撮影。

 

さらに海芝浦駅から折り返してきたところを、最初の踏切の逆アングルで撮影。

えげつないほどの夕陽に照らされてやってきました(笑)

 

といった感じで、本日は両先頭車を2回ずつ撮ったところで打ち止め。

掲出期間はプレスされていないので不明ですが、地元民の特権を生かして今後も撮り重ねていきたいと思います。

完成したことでん伏石駅を見学する 2021秋ことでんレトロ遠征④

前の記事はこちら。

うどん屋を2軒ハシゴしてお腹いっぱいになったので、今度は鉄活へ。

というわけでやってきたのは、ことでん琴平線の伏石駅です。

 

なんで伏石駅に来たのかというと、実は今回の遠征の1年前に当たる2021年11月28日、伏石駅開業当日に訪れていたのです。

開業当時は最低限の駅機能だけ併用を開始し、駅前広場などの付帯設備は工事中だったものの、それからちょうど一年が経ち全面開業間近ということで、気になって様子を見に来てみました。

 

まずは北口の駅前広場へ。

↓開業当日(2021年11月28日)

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1年前の駅開業時は大絶賛工事中でしたが、それから工事が進み訪問3日後となる2021年11月6日から運用を開始したそうな。

路線バスのほか、駅の真上を高速道路が通っているという立地を生かし、高松~徳島の高速バスも乗り入れているそうです。

 

そしてもう一つ気になってたのが南口です。

↓開業当日(2021年11月28日)

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伏石駅は高架下を通る国道を挟んで「北口」「南口」が設けられていますが、開業当時は北口のみ併用しており、南口は工事中として閉鎖されていました。

駅舎としての躯体は出来ていたのですが、足元のロータリー?が工事中のため閉鎖されていたように見えました。

 

それから1年後、南口も立派に完成して併用開始しておりました。

2021年4月1日に暫定運用を開始し、そのあとロータリーも含め完全オープンしたそうな。

北口も合わせて、開業からちょうど1年で完全体になったという感じでしょうか。

 

駅舎見学を終えて、今度はホームに上がって撮り鉄することに。

ちょうど翌日、瓦町駅で「ことでんまつり」が行われることになっており、1編成に記念ヘッドマークが掲出されていたので、それが今回のお目当てです。

まずやってきたのはド派手なラッピング車。

 

続いてやってきた列車には、遠目からヘッドマークがついているのを確認!!

これは2本目で来たか?と思ったのですが・・・

香川県警察との共同キャンペーン?である飲酒運転撲滅ヘッドマークでした。

「飲んだら電車!!」と、ちゃっかり自社の宣伝をしているのが、ことでんらしいですね(笑)。

 

その後も粘ったのですが・・・

どうやらこの日は運用入りしていなかったようで巡り合えず残念でした・・・。

といった感じで伏石駅から撤収。

ただ宿入りするにはちょっと早いので、車庫がある仏生山駅へと移動します。

一福とはりや 2021秋ことでんレトロ遠征③

前の記事はこちら。

ことでん長尾線のロケハンと高徳線の撮影を終えて、今度は讃岐うどん屋巡りのターンでございます。

高松市中心部を挟んで反対側にあたる予讃線沿線へと移動します。

 

今回やってきたのは、予讃線 端岡駅の近くにある「一福」さんです。

こちらは四国に駐在経験があった職場の同僚に紹介してもらったお店で、香川県内に3店舗展開、最近は「香川一福」という屋号で関東にも進出しており、その総本店にあたるのが国分寺にあるこちらだそうな。

 

店内の様子。

一般的なセルフスタイルとなっています。

 

きつねうどんと春菊天を発注。

麺は細麺タイプでコシは控えめ、出汁はいりこが濃い目な感覚でした。

天ぷらは時間が経っていたのか普通な印象でした。

 

というわけで「一福」の評価はこちら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kawaturu/20201209/20201209210730.png

「おおっ!」って感じではなくシンプルに美味いうどんで、前回遠征時に訪れたマルタニ製麺に近いものを感じましたね。

どちらかというと「普段使いのお店として通いたい」という感じのお店でした。

 

ちなみにこのお店から徒歩10分くらいの場所には、予讃線の定番撮影地である「衣懸池」の踏切があります。

予讃線撮影のついでにでもお越しくださいませ。

 

一福 詳細マップ

 

 

 

これで腹はほぼ満たされていたのですが、うどん脳のかわつるさんはもう一軒ハシゴすることに(笑)

向かったのは、予讃線 香西駅から少し離れた場所にある「はりや」さんです。

「一福」から車で10分くらいしか離れていませんが、行列必至な人気店ゆえ並んでいるうちに多少腹が空くだろうという目論見でのハシゴでございます。

で、なんでこのお店に来たかというと、実は私をうどん脳に目覚めさせたのがここの名物である「かしわ天ざるうどん」なのです。

 

今から6年くらい前、高松に出張したとき四国駐在の営業担当に連れてこられたのがきっかけ。

それまでワタクシは、讃岐うどん屋をハシゴする人を見て「そんなにうどん好きか?」と若干蔑んだシラケ目線を送っていたのですが、ここのかしわ天ざるを食べてビックリ仰天!!

それまでは所謂チェーン系の讃岐うどんしか食べてなかったわけですが、一口啜った瞬間「これがホンモノの讃岐うどん!?、今まで俺が食べていた讃岐うどんとは一体なんだったのか?」と己の浅さを痛感し、それ以降真の讃岐うどんを求め本場のうどん屋を巡るようになったのです。

 

で今回近くまで来たので久々に食すことにしたのですが、生憎こちらのお店は店内撮影禁止なので、逆に無心にうどんを啜ることに。

もちもちとしたコシ、つるつるとしたのど越し、甘めのツユと塩気が強いかしわ天のハーモニー、直前にかけうどんを食べたばかりの腹でも余裕で平らげてしまう絶品うどんでした。

 

というわけで「はりや」の評価はこちら。

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文句なしの星5つで、かわつる的「キング・オブ・讃岐うどん」の味は健在でございました。

私は飯屋で行列に並ぶのは大っ嫌いですが、ここは1時間並んでも食べたいと思うくらいの絶品うどんですので、気になる方はお立ち寄りくださいませ。

 

はりや 詳細マップ

 

 

連続で2軒ハシゴしたため、さすがに満腹状態に・・・。

というわけで次回は、腹ごなしの鉄活を行います。

高徳線でキハ185系「うずしお」を撮る 2021秋ことでんレトロ遠征②

前の記事はこちら。

「連絡船うどん」最後の一杯を堪能したあとは高松駅前でレンタカーを調達し、鉄活へと移ります。

 

本遠征のメインである「ことでんレトロ」のラストラン運行は、午前中に長尾線、午後に琴平線を1往復する運用となっていました。

本番となる明日は電車移動で参戦しますが、長尾線沿線は全く土地勘が無く状況もわからないので、今日はあらかじめ目を付けていたポイントを下見することに。

ロケハンゆえ写真はありませんが、沿線を何か所か回って無事に明日の撮影地を決めることが出来ました。

 

思いのほか早くロケハンが終わったため、少し時間を持て余してしまったので、予定には無かったのですが近くの高徳線で「うずしお」を撮影することに。

20分くらいの場所に、高徳線の定番撮影地である志度オレンジタウンのカーブがあったので、ふらっと立ち寄ることにしました。

 

まずは後追いで練習。


3008D「うずしお8号」

前回この列車を撮影した時キハ185系が充当されていましたが、2018年春改正で2600系化に置き換えられました。

とはいえ2600系も撮りたいと思いつつ、なかなか狙う機会がない車両だけに、後追いじゃなく正面から撮りたかったですな。

 

後を追うように普通列車が通過。


4328D

 

そしてここでの本命。


3009D「うずしお9号」

今回のメインは、1往復だけ存在するキハ185系充当の「うずしお」だったのですが、「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結したアンパンマン仕様で登場。

この日は平日だったんでノーマル仕様で来るかと思ったら、祝前日だったのでアンパンマンカーが連結されたようで、ノーマル狙いの私にはガッカリでした・・・。

 

といった感じで、高徳線での撮影はこれにて終了。

このあとは高松市を挟んで西側へと移動し、うどん屋巡りを行います。

連絡船うどん 2021秋ことでんレトロ遠征①

今回より新たな連載シリーズを開始いたします。

タイトルは「2021秋ことでんレトロ遠征」でございます。

 

ときは2021年11月初旬のこと、とある車両が引退を迎えました。

ことでんが動態保存的に運転を続けていた大正生まれの旧型電車、通称ことでんレトロ電車」が2021年11月3日にラストランを迎えることになったのです。

 

この「ことでんレトロ電車」は2020年初頭時点で4両在籍しており、もともと2020年ゴールデンウィークから2021年のゴールディンウィークにかけて、順次引退する計画が発表されていました。


ことでんホームページより

しかしご存知の通り、2020年春ごろから猛威を振るった新型コロナウィルスの影響をモロに受け、最初の23号車の引退イベントは中止に。

そのため500号と合わせる形で、2020年9月に先行して2両が引退することとなり、そちらのラストランに参戦したのは既報の通りでございます。

 

残り2両は2021年ゴールデンウィークに引退することになったのですが、その頃になると再びコロナウィルスがぶり返してきて夏休みに延期、さらにその夏休みもまた中止に追い込まれ、全く先が見通せない状況に・・・。

それでも「12月の検査期限まで引退イベントの可能性を模索する」という頼もしい言葉通り、11月3日にラストランイベントの開催が決定!!

そんなラストランイベントに参加すべく、高松へ遠征した記録をお届けいたします。

 


 

引退イベントが行われた11月3日は「文化の日」のため祝日でしたが、2021年は水曜日だったので単日で高松遠征は少し勿体ないと思い、前日の火曜日に有給休暇を取得し2日間のスケジュールを組みました。

さらに貧乏性なワタクシは、旅費の節約&時間を最大限有効活用すべく、往路は夜行バスで高松入りすることにしました。

 

というわけで今回は、月曜日深夜の横浜駅前バス停がスタート地点です。

 

こう書くと普通に夜行バスに乗っただけなのですが、実はこの前日こちらの遠征を敢行したばかりでした。

本遠征の前日、我が故郷札幌市電を走っていたM101号のラストランも行われ「ラストランをハシゴする」という状態だったのですが、この遠征から帰宅したのが前日の23時ごろ。

そして翌日の昼間は通常通り仕事をこなし、そのまま22時発の夜行バスに乗り込んだ、前回遠征終了から23時間で次の遠征へ出発という超強行日程だったのです(^_^;)

2021年はかなり遠征したシーズンでしたが、こんな滅茶苦茶なスケジュールを組んでりゃそうなりますわな・・・。

 

そんなこともあって車内ではタップリ睡眠を貪り、翌朝7時に高松駅へ到着。

高松には公私を通じてちょいちょい来ていますが、だいたい飛行機利用なので高松駅に来たのは4年ぶりですかね。

 

このあと駅前でレンタカーを調達し、いよいよ本格的な活動を開始。

さっそく線路端に繰り出して、撮り鉄に勤しみます・・・・

 

 

 

 

 

んなぁ~わけ無いですわ。

まずはうどんですよ、うどんうどんうどん。

腹が減っては戦が出来ぬ、まずはうどん食わないと!!

 

 

 

と、無駄に気合の入った文字サイズで意気込みを語っておりますが、当ブログを長きわたりお付き合いいただく読者の方には、どっかで見たことがあるフレーズでしょう。

そう、当ブログの高松遠征名物である讃岐うどん屋巡りが開幕でございます。

公私を通して高松詣でを繰り返しているうちに、すっかり「うどん脳」へ侵食されてしまったワタクシ。

ここ最近の高松遠征はうどん屋巡りのついでに鉄活する」という有様でして、今回も初日はうどん屋を回りつつ撮り鉄をしていく計画でございます。

 

その初回のお店がこちら。

高松駅の立ち食いうどん店である「連絡船うどん」でございます。

 

乗り鉄衆にはお馴染みのお店なものの、本場讃岐において「名店」というにはお世辞にも力が劣るのは否めませんが、来たかった理由があるのです。

この「連絡船うどん」、実は2021年11月末をもって閉店したのです。

 

私もサンライズ瀬戸での到着時を始め、高松駅を利用した時には幾度もお世話になっておりましたが、駅前ビルの再開発に伴い閉店することが決定。

このときは閉店まで残り1か月というタイミングだったので、今回は「食べ納め」をすべく朝食がてら立ち寄ったのでございます。

 

このお店は改札内の店舗ながら、駅外からも利用することが出来ました。

ちょうど白い工事用フェンスに囲われた部分に新しいビルを建設するらしく、それに伴い「連絡船うどん」も立ち退くことになったようです。

 

ちなみに改札内側から見た姿はこんな感じ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kawaturu/20171118/20171118205822.jpg
2017年9月撮影

お店の由来となった宇高連絡船の写真や、それを模した屋台風のテーブルが据え付けられているのが特徴でした。

といっても、実は宇高連絡船内にあったうどん店と直接の関係は無く、連絡船廃止後の2001年に「高松駅弁」が連絡船名物のうどんを模した立ち食いうどん店を始め、その後JR四国系のうどんチェーン「めりけんや」に引き継がれたもの。

ですが開店から20年、私を含め宇高連絡船を知らない世代にとっては「高松駅のうどん」といえばこのお店、という人も多いことでしょう。

 

最後の一杯ということで、いつもと同じく「肉うどん」を発注。

サンライズ瀬戸を下車したあとこれを啜ると「四国に来たなぁ~」と実感したものですが、それも過去帳入り。

高松駅改札内うどん屋は消滅してしまったので、新駅ビル完成の折には是非とも復活してもらいたいものであります。

 

 

いつもと同様に、今回も5段階で個人的評価をつけていきます。

おめえの評価なんかどうでもええわ!!って方は、スルーくださいませ。

 

というわけで「連絡船うどん」の評価はこちら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kawaturu/20201209/20201209210730.png

味だけなら星3つですが、感謝と思い出補正も込めて4つとさせていただきます(笑)。

 

 

とまあ感動的な?レビューに仕上がったかと思いきや、この記事を書くにあたりネットで調べたところ朗報が!!

なんと店頭に置かれていた屋台風テーブルが高松市内の系列店に移設されたのだとか。

チェーン店ゆえ味も同じでしょうから、多くの旅人に愛された「連絡船うどん」の息吹は途絶えることなく続くようであります。

 

 

お腹を満たした後は、サブメニュー?の鉄活へと参ります。