前回の記事はこちら。
旅客列車を十分すぎるほど撮影した後は、貨物列車を撮影します。
ただ、この時間帯は多々良踏切を通過する貨物列車は無いため、ちょっとだけ移動します。
やってきたのは、多々良踏切から5分ほど歩いたところにある「名島橋」。
国道3号線の歩道から「博多臨港線」を通過する列車を撮影できます。
この辺りの線路配置を下にまとめました。
私が居るのが国道3号線の名島橋の下側で、さきほど居た多々良踏切は線路群を挟んで反対側にあります。
小倉方から鹿児島本線を下ってくる旅客列車はすべて黒線を通るため、さきほどの多々良踏切で全列車撮影できます。
しかし貨物列車は
千早駅から鳥栖方面へ抜ける列車:旅客列車と同じく黒線を通って博多駅へ
千早駅から福岡タに入る列車:千早操車場から赤線の博多臨港線に入って福岡タへ
福岡タから鳥栖方面に行く列車:福岡タ⇒千早操車場で折り返し⇒博多駅へ
という具合に列車によって通る線路が違います。
なので、撮影する我々も狙う列車の経路を把握し、撮影場所を変える必要があるのです。
前置きが長くなりましたが、撮影開始です。
7053レ EH500-67
30分ほど遅れての通過。
今でこそ川崎周辺でもEH500が通年撮影可能になり珍しさもなくなりましたが、やはり「片パン」の姿は新鮮です。
記念コンテナが1つ載っていました。
1091レ EF81 403
EF81の400番台は初めての撮影です。
ウイングコンテナが載っていました。
次の列車まで1時間ほど空くので、多々良踏切に戻って旅客列車を撮影して暇つぶし。
817系3000番台
SSを1/100まで落としたら、やっとLEDがきれいに映ってくれました。
「準快速」という種別が存在するのもJR九州くらいでしょうか。
上りの青いソニックと
下りの青いソニック
ダイヤの関係上、上下ソニックが1分くらいの間隔で連続して通過します。
警報機が鳴ってるので接近に気付かないことはないですが、上り撮影後に画像チェックをして、下りを撮り逃すことなど無いように注意してください。
貨物列車の時間が近づいてきたので、名島橋に戻ります。
私は西鉄に興味が無いので撮影しませんでしたが、ここと掛け持ちするのも良いかもしれません。
4097レ EF81 403
さきほど1091レを牽いた403号機が1時間もしないうちに戻ってきました。
本日のシメはこちら。
1051レ EH500-72
東京~福岡で運転されている通称「宅配便列車」。
それなりに有名な1050レ~1051レですが、川崎周辺だとどちらも夜間帯のため、普段は撮影することが難しい列車です。
今回の遠征に当たり、この列車の九州内での姿を撮影することも目的の1つでもあったので、遅延なく来てくれてよかったです。
ちなみに荷はというと
そのあだ名に恥じぬ乗りっぷりでした。
これにて本日の活動は終了。
宿へ向かうためへ貝塚駅へ。
貝塚駅前の公園になぜか航空機が。
近くに行きたかったのですが、あいにく閉門時間を過ぎていたので立ち入ることはできず。
ちなみにこの公園(貝塚公園)にはSLとナハネフ22も保存されているそうです。
事前に知っていれば見に行ったでしょうが、今となっては後の祭り・・・。
博多駅に降り立ったのはおよそ9年ぶり。
ちょっと回っただけですが、随分と立派になって驚きました。
今夜の宿はおなじみの「東横イン」です。
土曜はホテルが取りづらいと言われている福岡市ですが、奇跡的に2日前に1室だけ空いて予約することができました。
という感じで1日目が終了です。
次の記事はこちら。