川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

TOMIX キハ261系HETロゴセットを買ってみた

本日の神奈川県は、秋雨前線と台風の影響で雨模様。

なんでも、関東地方は3週連続で週末の天気が雨だったようです。

 

本当は隅田川貨物の公開に行く予定だったのですが朝から雨で行く気が無くなり、鉄道模型でもいじるか・・・

 

と思っていたら、購入したきりで記事にしてなかった製品があったことを思い出したので、ご紹介したいと思います。

クロネココンテナ付きコキ106レビューから半月も空きましたが、購入レビュー第3弾はこちらの製品です。

 

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TOMIX 品番:98263 JR キハ261-1000系特急ディーゼルカー(HETロゴ)セット

わが故郷、北海道ネタとしてキハ261系1000番台の新製品が発売されたので購入しました。

 

実車の写真がこちら。

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もともとキハ261系1000番台は、2006年に当時「とかち」に使用されていたキハ183系を置き換える目的で登場した系列です。

その後、JR北海道は「スーパー北斗」用にキハ285系の開発を試みますが、諸般の事情により開発を断念することとなり、キハ261系1000番台を増備する方針に転換。

今回製品化されたものは「スーパー北斗」向けに増備されたグループかつ、落成当初より車体傾斜装置が省略された5次車がプロトタイプとなっています。

 

早速開封してみます。

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キハ261系1000番台の編成構造は

 函館方先頭2両のキロ261-1100+キハ260-1100で1ユニット

 札幌方先頭2両のキハ260-1200+キハ261-1200で1ユニット

を基本とし、その間に中間車のキハ260-1300を1両単位で挟み込む方式です。

基本セットには両端ユニットが収められており、前後1ユニットずつの4両が実際の営業列車での最短編成となります。

 

キハ261系1000番台は従前よりTOMIXから「Tiltロゴ仕様」と「新塗装仕様」が発売されていますが、いずれも基本セットが「キロ261-1100+キハ260-1100+キハ261-1200」3両という中途半端な収録内容。

そのため、現実の列車を再現しようとすると否応なしに増結セット購入を強制される鬼仕様でした。

今回はそれが改善され、基本セットだけでも現実に存在する編成が再現可能です。

 

ただ、現実では4両編成での運転は閑散期の「スーパーとかち」くらいで、「スーパー北斗」では臨時以外はありえないでしょう。

よって、スーパー北斗」を再現したいときはキハ260-1300の購入が必須と思ったほうが良いです。

 

もちろん私も5次車を買った以上は「スーパー北斗」を再現したいので

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実車での最長編成に当たる10両編成を組成できるよう、キハ260-1300を6両購入。

きつい勾配があるレンタルレイアウトでも走れるよう、1両はM車としました。

 

上で実車の写真としてあげた写真は、昨年のGW期間に実際に10両編成で運転されたときに撮影したもので、この時「やっぱり気動車で10両編成は迫力があるよなー」と感じたことを鮮明に覚えいました。

JR北海道では過去にキハ283系JR東海ではキハ85系気動車10両編成というのがありますが、いずれも間に先頭車が挿入されており、正直編成としてはそれほど綺麗と思えません。

ですが、このキハ261系1000番台は増結車がすべて中間車なので、増結しても上記2系列にはない綺麗さを感じます。

気動車で中間に先頭車が1両も無い状態で10両編成を組むのは、JR型では本系列が唯一の存在じゃないでしょうか。

 

前置きが長くなりましたが、箱から取り出してみます。

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印象把握としては、違和感がない出来だと思います。

 

続いてサイドビュー

キロ261-1100

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キハ260-1100

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キハ260-1200

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キハ261-1200

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キハ260-1300(T)

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キハ260-1300(M)

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キハ260-1300は作り分けがされており

 T車:右端の小窓が無い

 M車:右端の小窓を埋め込んでいる

形態がそれぞれ再現されています。

また、全車両ともナンバーはユーザー貼り付けとなっており、自分でナンバーを選択することが可能です。

 

続いて先頭車のロゴの印刷。

例のごとく、マクロレンズで拡大してみます。

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実車

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オレンジの帯に書かれた「Hokkaido Express Train」は肉眼ではほとんど読めませんが、きっちり表記されています。

たいしたもんです。

 

付属品のヘッドマーク

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スーパーとかち」と「ホームライナーが付いてきます。

なぜゆえホームライナー?と思う方もいるかもしれませんが、実際のところ定期運用では「スーパー北斗」「スーパーとかち」「ホームライナー」にしか使われていないので、収録内容としては妥当なわけです。

実はキハ261系1000番台のデビュー列車は「スーパーとかち」ではなく「ホームライナー」であったことは、北海道の鉄オタにはよく知られているトリビアだったり。

 

 

一つ難点を上げるとすると

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基本セットの車両ケースは、8両までしか入りませんでした・・・。

10両編成を1つのケースに纏めるには、中敷きだけ買いなおす必要があります。

まあ、8両以下であれば問題ないです。

 

といった感じで良い出来ではないかと。

こうなると実車のように

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Tiltロゴや新塗装も混結させて走らせて見たくなりますねぇ。

といっても、上記2製品は前述したとおり基本・増結セットを揃えないといけないので、12両も追加で購入するハメになりますが・・・。

それと、実家にあるKATOのキハ283系とも共演させたいなと思います。

 

これにてキハ261系1000番台のレビューは終了です。

今までレビューしてきたEF65 2000番台、クロネココンテナ付きコキ106、キハ261系1000番台は「計画的」に散財したのですが、それらと同時に「衝動買い」してしまった製品があるのです。

それについては、来週以降に記事を書きたいと思います。 

後日購入したTiltロゴ車両のレビュー記事はこちら。

 

整備した記事はこちら。

 

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