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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 5日目⑩ 「こまち」だらけの田沢湖線を行く その2
今日の目的地である盛岡駅に到着しましたが、時間はまだ17時。
これで終わるにはちょっと早い時間なので、盛岡駅で駅撮りをすることにします。
まずはここまで乗ってきた車両。
701系5000番台
雫石行きとして発車していきました。
お次は気動車。
キハ110系の3両編成が停車していました。
発車標と一緒にパチリ
釜石行きの快速「はまゆり」5号でした。
「はまゆり」には、快速列車には珍しい指定席の設定があります。
「はまゆり」は、2002年まで運行されていた急行「陸中」の快速格下げに伴い誕生した列車。
急行である「陸中」には指定席が設定されていたため、その系譜を継ぐ「はまゆり」にも指定席の設定が引き継がれているのです。
ご覧のように、指定席車はリクライニングシートが装備されています。
ちなみに盛岡発車時点では、座席は進行方向とは逆側にセットされています。
これは途中の花巻駅から釜石線に入る際、進行方向が逆になるためです。
ちなみに自由席車は普通のボックスシートでした。
こちらでも進行方向逆側に座っている人がちらほら。
おそらく「快速はまゆりのプロ」の人たちでしょうね。
日によっては自由席車にもリクライニングシート装備の車両が充てられることがあるようです。
「はまゆり」の発車を見送ってしばらくすると貨物列車が接近。
列番不明 EH500-19
大型連休中とあって、ほとんどが空コキでした。
お次は電車。
北上行きとなって折り返していきました。
跨線橋をあがってホームを移動しようとすると
夏らしく、発車標に風鈴がぶら下がっていました。
その風鈴を見てみると
ものすごく個人的な願いが書かれていました。
なんともおおらかで良いです。
風鈴を眺めていると、貨物列車が停車した音が聞こえてきたのでホームに向かうと
列番不明 EH500-1
なんとラッキーなことに牽引機が金太郎のトップでした。
思わぬ収穫です。
発車を見送ります。
JRFロゴが付いている姿も撮影しておきます。
撤収するときにレトロな看板を発見。
200系のピクトもそうですが、出口の書体も今のものと違いますね。
一体、何年ほど使われているのでしょうか。
そしてもう一つ看板ネタ。
手前が東北本線ホームの駅名標で、奥が田沢湖線ホームの駅名標。
東北本線タイプ:漢字の「盛岡」が大きく、ローマ字が緑ラインの下に表記
田沢湖線タイプ:ひらがなの「もりおか」が大きく、ローマ字が緑ラインの中に表記
と、なぜか同じ駅なのにデザインが違うのです。
どちらかというと、東北本線タイプが標準で、田沢湖線タイプが特殊な気がします。
ちなみに、東北本線の発車標はもう一種類ありました。
こちらはIGRいわて銀河鉄道線の表記もあるタイプです。
帰り際に気動車が入線してきました。
キハ100系の3両編成。
さきほどの「はまゆり」同様に、釜石線に直通する列車です。
車体側面には、ロゴマークが貼りつけられていました。
釜石線には「銀河ドリームライン釜石線」という愛称がついているそうで、そのロゴマークのようです。
これにて撮影終了と思ったのですが、盛岡にはJR以外にも盛岡駅があることを思い出しそちらに移動。
やってきたのはIGRいわて銀河鉄道線の盛岡駅です。
敷地は一体化していますが、構内は仕切られており一旦改札を出る必要があります。
ちなみに北海道&東日本パスはいわて銀河鉄道も使用可能なので、これを持っていれば入場券も必要ありません。
時刻は調べていませんでしたが、ちょうど列車が2本止まっていました。
こちらはIGRいわて銀河鉄道線所有のIGR7000系。
見て分かる通り、JR東日本の701系の見た目を変えただけです。
続いては、なぜかいわて銀河鉄道のホームにいるJR所属のキハ110系。
JR花輪線経由の大館行き。
花輪線直通の列車は途中の好摩までIGRいわて銀河鉄道を走行する関係で、こちらのホームに発着します。
ただ、前述したとおりJR線との乗継は一旦銀河鉄道の改札を出てJRの改札口に入りなおす必要があるので、結構めんどくさいです。
これにて本日の活動はすべて終了です。
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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 5日目⑫ 5日目のまとめと宿と飯