本日午前11頃、京浜東北線の鶴見~川崎で架線切断による輸送障害が発生しました。
本日は午後から所用があったのですが、用事の前に現場を野次馬してみることに。
詳細な場所が不明でしたが、運転見合わせ対象に横須賀線が含まれていたことから、鶴見市場付近から鶴見側だろうと予想し、鶴見駅から川崎駅へ向かって線路をたどってみることにしました。
予想が的中し、鶴見川の対岸に事故車両を発見しました。
そして何より驚いたのが
同じことを考えていた野次馬がいっぱいました(笑)
中には鉄オタと思しき、脚立+望遠レンズ持参の人もちらほら。
みんな暇なんですねぇ~。(お前が言うな)
上空では報道用と思われるヘリコプターが2機旋回していました。
ヘリコプターが出動するほどの事故とは思えませんが、この程度の事故にも報道ヘリを飛ばす余裕があるという事なので今日も日本は平和だったということですね。
しかし、ここからじゃ現場は良く見えませんでした。
ということで、鶴見川を渡って鶴見市場付近へ移動してみること。
こちらからは先頭車両が見えましたが、品鶴線の鉄橋の橋脚に隠れてよく見えず。
停車位置的に、横須賀線下にある資材置き場あたりが臭そうだったので、線路を渡ってそちらに向かってみることに。
で、線路を渡るためにやってきたのは「古市場踏切」だったのですが・・・
事故車両が当踏切が反応する軌道上に停車してしまったため、踏切が閉まりっぱなしになっていました。
この踏切にはJRの職員が配置されており、その方曰く車両を動かすことができないため開けることもできないんだとか。
踏切前の道路には、横浜市営バスの車両が2台縦列で止まっていました。
エンジンを切って中も空っぽだったので、ここで運転を打ち切ったのでしょうか。
この踏切からも、事故車両を見ることができました。
前述したとおり踏切が開かないので、踏切横にある跨線橋を使って反対側へ。
なぜかこちら側にも横浜市営バスの車両が先頭に止まっていました。
偶然か、救済のために派遣されたのどっちなんでしょうか。
こちら側からは、特殊信号発光機が点滅しているのが見えました。
ここからは線路沿いに事故現場方向へ進みます。
すると、途中で大勢の人とすれ違いました。
当該車両に乗り合わせた人たちでした。
道路沿いにはJR職員が何人も配置されており、利用客を京急本線の鶴見市場駅まで誘導していました。
そして、横須賀線高架下の資材置き場に到着。
普段は止まっていない電力系の作業車両がいました。
どうやらここが復旧作業の作業拠点のようです。
資材置き場の入口。
乗り合わせた乗客は、事故現場からここまで線路上を歩いてきたようです。
資材置き場の中には プロの野次馬 報道関係者がいました。
残念ながら外からは現場は見ることはできなかったので撤収することに。
帰りがけにこちらへも寄ってみました。
思いがけず事故のあおりを喰らってしまった京急の鶴見市場駅です。
資材置き場に向かう途中で多くの人とすれ違ったのですが、私が現場を見物している間にみんな電車に乗ってしまったようで、混雑もなくいつもどおりの鶴見市場駅でした。
しかしながら、京急線全体としては事故のあおりは続いているようで、上下列車とも10分程度遅れているようでした。
ただ土曜の昼間だったということで、京急の必殺技「振替返し」発動には至らなかったようです。
といった感じで野次馬レポートは終了。
首都圏では10月に宇都宮線、先月は東急田園都市線と架線に関する障害が続いております。
2017年もあと半月を残す余りとなっておりますが、これ以降は大きなトラブルもなく無事に年を越せるよう祈るばかりです。