川崎鶴見鉄道録

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信州東北ローカル線乗り鉄の旅 7日目⑭ はじめての「グランクラス」で東京へ その2

前の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 7日目⑬ はじめての「グランクラス」で東京へ その1

 

はやぶさ34号」は盛岡駅に到着。

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ここで「こまち」との連結作業を見学するためにホームへ降りたのですが、なぜか「こまち」の乗車位置には誰も並んでおらず。

もしや、と思い発車標を見てみると・・・

 

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私が乗った「はやぶさ34号」は、盛岡~東京駅間で「こまち」と併結せずに単独で東京に向かう列車でした。

しかも、停車駅の欄を見ると「上野」がありません。

 

実は、数ある「はやぶさ」のうち「こまちと併結しない」「上野に停まらない」「新青森~盛岡間ノンストップ」というダイヤが組まれている列車が上下数本あり、それらは東京~新青森を2時間59分で走り抜ける東北新幹線最速の列車となっており、今回乗車した34号はまさにそのうちの1本だったのです。

しかしながら、かつては夜行列車が頻繁に行き交っていた東京~青森も3時間を切る時代になったとは、新幹線のスピードには改めて驚かされます。

 

そんなわけで降りる理由がなくなったので、そそくさと車内に戻ります。

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隣の9号車はグリーン車が設定されております。

 

列車は「こまち」を併結することなく盛岡駅を発車。

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まさに盛岡発車と同時に日没を迎えたようです。

 

数席の空きがあった「グランクラス」でしたが、盛岡で残りの席も埋まり満員御礼となりました。

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客室内は話し声ひとつ聞こえず、列車の走行音だけが静かに聞こえる上級クラス特有の静寂に包まれておりました。

この旅の最中ほとんどの列車で同業さんと乗り合わせましたが、さすがにこの空間の中では、乗り鉄はおそらく私だけでした。

 

盛岡から40分ほどで仙台に到着。

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仙台に来るのは3日ぶりですが、途中下車せずに通過します。

下りホームには「はやぶさ・こまち」が停車していました。

 

仙台駅を発車。

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ちょうど広瀬川周辺で花火大会が行われていたようで、列車の中からも見ることができました。

写真ではイマイチですが、肉眼でははっきり見えました。

 

仙台駅からは大宮駅までノンストップで一気に南下します。

ここらで酔いも醒め、甘いものが欲しくなったので、いまやすっかり「新幹線名物」となったスジャータのアイスクリームを購入。

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沿線を意識したのかわかりませんが「とちおとめ味」があったのでそれをチョイス。

ついでにコーヒーのおかわりも貰いました。

 

グランクラス」にはワゴンサービスが無いので、航空機のように座席ある呼び出しボタンでアテンダントさんを呼んで購入する形となります。

しかし、座席に車内販売のメニューは備えられておらず、アテンダントさんも呼んだ段階ではメニューを持ってこないので、メニューを見たいときはアテンダントさんに持ってきてもらう必要があるうです。

今回のアイスクリームのように、最初から売っているとわかっているものに関しては問題ないですが、食べ物やお土産などメニューを見ないと品揃えがわからないものを買いたいときは面倒そうです。

まあ、上級クラスの座席にメニューや広告を差し込むのは無粋・・・という美意識もわからなくもないので、難しいところとは思いますが。

 

大宮駅に到着。

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この列車は前述したとおり上野駅を通過するため、ここが最後の停車駅となります。

上下の本線ホームの間にある臨時用のホームは、照明が消されていました。

 

荒川を渡って東京都内へ。

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ここまで来ると完全に「日常の世界」に戻ってきた感じがします。

 

上野駅を通過。

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上野駅を通過する列車に乗ったのは初めてかもしれません。

なんだか新鮮な気持ちでした。

 

神田駅横を通過。

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京浜東北線E233系を見るのも7日ぶり。

7日に渡った長き旅も、もうすぐ終わりを迎えようとしています。

 

そして列車は終点の東京駅に到着。

降り際に車内をぱぱっと撮影。

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はじめての「グランクラス」でしたが、すこぶる快適でした。

値段的にそうそう手が出ないですが、またいつか乗ってみたいものです。

 

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隣のホームには、もうすぐ引退予定のE4系が停車していました。

E4系グリーン車もなかなかの座席なので、こちらも機会があれば乗っておきたいところです。

 

向かいのホームには「もうひとつのグランクラスがありました。

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こちらの内装もなかなか凝っているそうなので、乗り比べしてみたいものです。

 

54本目 東北新幹線 34B はやぶさ34号 新青森⇒東京
乗車時間:2時間59分
移動距離:713.7km

 

次の記事はこちら。

信州東北ローカル線乗り鉄の旅 7日目⑮ いよいよゴール!!

 

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