昨日の晴天とはうって変わり、本日の川崎鶴見界隈は曇り空。
寒いのは相変わらずなのに曇り空とは撮影意欲も無きに等しく、本日はインドア活動を決め込みました。
そんなときにちょうど良く、新たに購入した鉄道模型が昨日届いておりましたので、今回は今年初の鉄道模型購入レビューをお届けします。
今回購入したのはこちら。
TOMIX 品番:98979 限定品 JR コキ50000形貨車(グレー台車・コンテナなし)セット
1月26日に発売となったばかりの、TOMIXのコキ50000形12両セットです。
コキ100系の増備がひと段落し、今度はコキ50000形の増備もしたいなーと思っていたところに12両セットが発売されたので、これ幸いと購入しました。
当ブログにしては珍しく?発売したての製品紹介となります。
実車の写真がこちら。
コキ50000形は国鉄が製作した汎用のコンテナ貨車です。
後継であるコキ100系登場後も広く運用されてきましたが、コキ100系増備とともに数を減らし、先日JR貨物より「コキ50000形は2017年度で全廃する」という発表がなされ、まもなく本線上から姿を消そうとしております。
さっそく開封。
なんか違和感を感じます・・・。
違和感の正体はこれでした。
ブック型のケースに入っているのに、なぜか緩衝材が発泡スチロールなのです。
品番が彫ってあるので一応専用設計っぽいですが、なんでウレタンスポンジじゃないんでしょうか?
車両を取り出してみます。
コンテナ装着状態
写真では明るく写っていますが、実物は写真よりも若干暗い色です。
実車は汚れているせいもありもうちょっと色が薄い気がしますが、「検査明け」と思えばいい感じと思います。
ちなみに車番は50727、51117、51335、51494、51864、52208、52486、52653、52733、53073、53126、53218の12通りです。
続いて付属品。
まずは反射板から。
デッキ側と非デッキ側で反射板の形状が異なるようですが、デッキ側は穴あけ加工が必要です。
それぞれ1両分付属しています。
続いてはシール類。
上半分は車番のシールで、手持ちのコキ50000形の車番の上から貼って車番変更が可能となっています。
24両分も収録されているので、番号かぶりを気にする人にとっては良いのではないでしょうか。
下半分はコキ50000形の形式表記のシール。
本製品はコキ100系と同様に形式表記や検査表記の印刷が省略されており、その穴埋めとして?かは分かりませんが、形式表記に関してはシールが付属していました。
まあ、KATO製はどちらの表記も印刷済みなのでなんとなく手抜きに思えますが、シールが付いただけ進歩したと言えるかもしれません。
で、1番気になるのはやっぱりケースです。
コンテナを装着した状態でも問題なく入るのですが、出し入れする時にどうしても発泡スチロールと擦ってしまうので、使っていくうちに欠けたりしそうです。
しかもコンテナ貨車は、走らせるとき以外にもコンテナを入れ替えるために出し入れしたりと、普通の車両よりも出し入れの頻度が高そうなので、なおさら耐久力に不安を感じます。
収納時にデッキのハンドルが損傷しないよう、細かい立体加工をしているところに意気込みは感じるのですが
意気込むのはそこじゃないだろう
とツッコミを入れたくなります・・・。
そしてふと気になったのが
先日購入したKATOのコキ106・107セットのケースに収納可能かということです。
というわけで、さっそく試してみることに。
コンテナの有無にかかわらず問題なく収納できました。
しかも、コンテナが無いときに使うブランク用スポンジに入っている爪の切欠きまでぴったりです。
KATOのコンテナ車用のケースは、立てて収納したときに細いパーツで作られているデッキ部に負荷がかからないよう、全ての車両のデッキ部が上になるようにスポンジが切られており、とても良い作りをしているので気に入っています。
なので、KATOのケースを買って入れ替えることも検討しています。
※ちなみに、今回のTOMIXのケースは外側にデッキ部が来るように作られているので、半分の車両はデッキが下向きになります。
せっかくなので、機関車と絡めて1枚。
なんだかいい感じです。
そして上の写真では、当ブログの模型記事でちょっとしたお初な出来事が。
それは
模型が通電している(ヘッドライトが点灯している)
ことです(笑)。
先日実家から取り寄せたパワーパックを初使用してみました。
約10年ぶりにKC-1とKM-1に電源を入れましたが、調光ダイヤルもばっちり効いて動き出さずにライトが点灯してくれており、特に問題なく使えそうです。
さて、今回の記事はこれで以上となりますが、実際のところ車両の中身についてはあまり触れていません。
それはなんでかというと
実は我が家には、以前発売されていたTOMIXの単品のコキ50000形とKATOのコキ50000形があるので、コキ106・107と同じように製品比較をしながら細かいところを見ていこうかなと思っております。
比較記事はこちら。