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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑩ 留萌本線を引き返す
本日の目的である新十津川駅と留萌本線の乗り鉄を終えたので、札幌へ戻ります。
帰りも「特急カムイ」でワープです。
函館本線の滝川~深川間はただでさえ普通列車の本数が少ないのに、そのうえ留萌本線との接続がいまいちなので、特急を使うのと使わないのでは大分違います。
ご覧のとおり、ガラガラでした。
札幌から旭川への日帰りにしては時間が早かったので、こんなもんでしょうかね。
雪もやんで陽が出てきましたが、早くも傾き始めています。
行きは滝川駅から乗車でしたが、帰りはもう1駅先の砂川駅まで乗りました。
長いこと北海道に住んでいましたが、砂川駅に来たのは今回が初めてです。
滝川駅や深川駅と違い、他線との乗換駅というでもわけでもないので、ここに目的が無い限りは降り立ちませんからね。
で、今回の目的はというと、もちろん「わがまちご当地入場券」です。
窓口で早速購入します。
表の柄は「スラントノーズが先頭に立つ特急オホーツク」です。
スラントノーズのキハ183は今年3月で引退予定となっているので、この姿も間もなく見納めとなります。
ついでに駅舎も撮影。
30分に1本くらいの間隔で特急が停まる駅なのですが、こじんまりとした駅舎でした。
砂川駅からは普通列車で移動します。
やってきたのは721系。
かつて岩見沢以北のローカル列車といえば711系で、札幌圏ではほとんど乗る機会が無かった711系に乗ることが、岩見沢以北での乗り鉄のひとつの楽しみでした。
711系が引退したこともさることながら、かつて札幌圏の普通・快速列車のエース的存在だった721系が、こうやって末端のローカル運用に就いていることにも時代の流れを感じますね。
奈井江までは学生の姿がちらほらありましたが、奈井江を出た後はガラガラに。
光珠内駅に到着。
手前に中線があるのですが、使われていないためか除雪されておらず、ご覧のようにホームと一体化するほど埋もれていました。
車窓はまもなく日没を迎えようとしています。
終点の岩見沢駅に到着。
岩見沢駅名物「ばんえい競馬のモニュメント」が迎えてくれました。
長かった1日目も、次が最終回です。
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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑫ 721系F-1009編成と久々の再会