旅客会社の動向が注目されがちですが、JR貨物も立派な「JRグループ」。
旅客列車ほどではないしにしろ、貨物列車も改正対象の例外ではありません。
ダイヤ改正に伴い、新設・廃止・運転区間変更など列車運行に直接かかわるものから、列番や牽引機変更など運用上の実務的な変更まで、様々な変化が生じます。
そんななかで、貨物列車の撮り鉄にとって最も関心が高いのが「牽引機変更」ではいでしょうか。
こと特徴的な編成が多い「専用列車」においては特に関心が高く、「ネタ釜」揃いの人気形式に変更されたり、逆に外されたりと一喜一憂することでしょう。
今回はそんな「専用列車」×「ネタ釜」の話題をお届けです。
今回のターゲット列車はタイトル通り「クリーンかわさき号」。
梶ヶ谷貨物ターミナル~神奈川臨海鉄道末広町駅間にて、専用コンテナを搭載し日曜を除き毎日1往復運転されている廃棄物輸送列車で、数ある川崎鶴見界隈の貨物列車でも「地元密着型」の名物列車です。
そして牽引機はこれまたタイトル通り「EF66 27号機」。
言わずと知れた、JR貨物屈指の人気を誇るカマでございます。
そんな両者が本日の153レにてコラボするということで、今年に入ってから初の朝練を決行しました。
153レ クリーンかわさき号 EF66 27
あいにくの雨模様でしたが、この列車に限っては「晴れるとどこで撮っても逆光になる」ため、曇ったほうが好都合なので問題ありません。
タイトルに「再び」とありますのは、実はこのコラボを撮影するのは初めてではなく、2017年9月25日にも撮影していたからです。
さて、この「クリーンかわさき号」ですが、明日のダイヤ改正で牽引機が変更されるという噂が、地元の鉄の中で流れております。
「クリーンかわさき号」の牽引機はダイヤ改正があると変更されることが多いため特段驚きはありませんが、EF66の所定運用から外れるとなると、今回の組み合わせの再来確率は「ほぼ無い」といって良いです。
ダイヤ改正前日にこんなコラボに至ったのは「運命のイタズラ」か、はたまた「JR貨物のサービス」なのか・・・。
個人的には後者であってくれたら、うれしい限りです。
本日の更新は以上となりますが、明日以降「ダイヤ改正後の川崎鶴見界隈の貨物列車動向」と題しまして、牽引機変更や時刻変更などの話題を中心に記事を書こうかなと思っております。
撮り鉄観点でいろいろ考察しようかと思いますので、どうぞお楽しみに。